介護職で転職を考えたとき、WEBで転職サイトを見ようと検索をすると数が多くてどこを選べば良いか悩まれる方は多くいます。

本当は多くの転職サイトを調べて自分に合うところを探すのが良いのですが、それだと時間がかかってしまうため転職活動が思うように進みません。

この記事では、介護職に特化しているおすすめの転職サイト15社を比較し、扱っている職種や特徴を解説していきます。

また、転職サイトを活用するうえで自分に合う仕事や職場を探すコツも紹介しているので、転職を検討されている方は参考にしてください。

介護職に転職するなら転職サイトの活用がおすすめ!

介護職の求人は安定して出ていますが、保有する転職サイトによって求人の待遇や転職サポートの体制が変わります。自分に合う転職サイトを見つけるためには、実際に登録をしてみるのがおすすめです。

ウィルオブ介護では、転職活動だけでなく就業後も続く手厚いフォロー体制が備わっているので、未経験でも安心して働けます。WEBなら1分でカンタンに登録ができるので、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。

目次

おすすめ転職サイト15社

では、介護職で転職を考えている方におすすめの転職サイトを紹介します。

求人サイトは基本的に一人で入職までこなさなくてはなりませんが、転職サイトや転職エージェントではサイトごとに備えている転職サポートを無料で受けられます。

特徴ごとにまとめていますので、自分に合う条件の転職サイトを選ぶようにしましょう。

何にポイントを置いて探せば良いか悩まれている方は、比較を見る前にこちらの「転職サイトを選ぶ5つのポイント」を見るのもおすすめです。

  • 活動範囲の求人が多いか
  • サポート体制が充実しているか
  • 担当者との相性が良いか
  • 複数登録を踏まえて1~2社
  • 転職サイトと転職エージェントを使い分ける

また、転職エージェントについては、こちらの「介護職の転職エージェントおすすめ15社比較やコツを紹介」をご覧ください。

【ウィルオブ介護】相談だけの利用も可能!

202402時点のウィルオブ介護column02-イメージ画像
【PR】
求人数 4万6169件(2024/4/17時点)
職種 介護士、看護師、ケアマネージャー、生活相談員、管理栄養士、送迎ドライバー、介護事務、看護助手など
特徴 ・土日祝休みや夜勤・残業なしなど細かい条件で探せる
・給料日前に給料を受け取れる前給制度を導入 ※派遣の場合
・未経験からのスタートもサポート
運営会社 株式会社ウィルオブ・ワーク
公式サイト https://kaigo-work.jp/

ウィルオブ介護は、株式会社ウィルオブ・ワークが運営している介護職に特化した転職サイトで、幅広い年齢層を対象に仕事を紹介しています。

仕事の提案以外にも何かあったときの悩みやキャリアなどの相談サポートが入職後も続くので、未経験の方でも安心して働けます。

もちろん、これまで介護職で働いてきた方の転職もスキルや保有資格などを考慮して仕事の提案をしているので、スキルアップや新たな職種にも挑戦できますよ。

仕事探しではなく相談だけの利用もできるので、転職や介護の仕事で悩みや将来的なキャリアについて介護の現場にくわしい担当者からアドバイスがほしい方にもおすすめです。

まずはどのような求人を扱っているか確認したい方は、こちらの「求人サイト ウィルオブ介護」から求人情報をご覧ください。

【e介護転職】介護職に関する知識が豊富!

e介護転職_イメージ画像

求人数 12万8043件(2024/4/17時点)
職種 介護職・ヘルパー、サービス提供責任者、訪問介護、ケアマネージャー、生活相談員、看護師、理学療法士、介護事務、送迎ドライバーなど
特徴 ・地図検索が可能
・企業からスカウトを受けることもある
・介護業界に関する知識や情報が豊富
運営会社 株式会社ベストパーソン
公式サイト https://www.ekaigotenshoku.com/

全国展開をしていて、介護業界の求人だけを扱っている転職サイトなので、希望条件に合う求人が見つかりやすい傾向があります。

無料でできる会員登録をしておくと、新着求人のお知らせや企業からのスカウトが来るなど、転職活動で役立つ機能を使えるようになりますよ。

また、転職活動でわからないことや、介護業界の知識を習得したい方にはお役立ち情報が満載のコンテンツもあるので、是非参考にしてください。

【介護求人ナビ】長く働くためのサポートが充実!

介護求人ナビ

求人数 7万8421件(2024/4/17時点)
職種 介護職、ケアマネージャー、管理職、サービス提供責任者、看護師、調理師、介護タクシー、理学療法士、生活支援員など
特徴 ・転職サポートサービスが充実
・研修制度もあるので未経験の方でも安心
・法人からのオファーが来ることがある
運営会社 株式会社ハートメディカルケア
公式サイト https://www.kaigo-kyuujin.com/

全国エリアでの対応が可能で、介護業界の求人を豊富に扱っているので譲れない条件から仕事を探すことができます。

自分の都合で仕事を探したい方には、新着の求人情報がメールで届くため気になったときに求人情報を確認することが可能です。

パートナー会員になると、仕事探しのサポートをしてもらえるだけでなく、入職後サポートサービスも利用できるので安心して働けます。

【ベネッセMCM介護士】ブランクや扶養内で働きたい方!

ベネッセMCM介護士

求人数 6287件(2024/4/17時点)
職種 介護職・ヘルパー、介護福祉士、ケアマネージャー、サービス提供責任者、生活相談員、看護助手など
特徴 ・じっくり仕事を探したい方におすすめ
・福利厚生や研修制度などが充実
・高収入を目指せる大手法人の求人も保有
運営会社 株式会社ベネッセMCM
公式サイト https://kaigo.benesse-mcm.jp/

医療・介護業界で18年以上の実績活動があり、関東・東海・関西などのエリアの転職・求人を紹介しています。

次の職場をじっくり選びたい方にもおすすめで、一人ひとりに合わせた採用や選考を行っているため無理のない転職ができるのです。

ブランクがある、扶養内で働くことができるかなどの悩みがある方も、コンサルタントに相談をすることで希望条件に近い仕事の紹介や施設への交渉を行ってもらえます。

【かいご畑】地域に根差した仕事が豊富!

かいご畑

求人数 8874件(2024/4/17時点)
職種 介護職、ケアマネージャー、看護助手、訪問介護士、サービス提供責任者、生活相談員、介護事務など
特徴 ・長年のネットワークで地域密着の対応が可能
・働きながら資格取得を目指せる
・非公開求人も多いので幅広い求人から探せる
運営会社 株式会社ニッソーネット
公式サイト https://kaigobatake.jp/

福祉業界に特化した人材サービスを長年展開してきた株式会社ニーソネットが運営しているサイトで、全国エリアで地域に密着した対応が可能です。

資格がなくても可能な仕事がありますし、資格取得を希望する方におすすめのキャリアアップ応援制度があるので、働きながら資格取得を目指せます。

転職や入職後のサポートは介護資格を持つコーディネーターが行うので、未経験でもいつでも相談する相手がいるという安心感を持って働けますよ。

【かいごガーデン】幅広い雇用形態から選べる!

かいごガーデン_イメージ画像

職種 介護職、ヘルパー、看護助手、ケアマネージャー、サービス提供責任者、生活相談員、生活支援員、リハビリ専門職、送迎ドライバーなど
特徴 ・細かいサポート体制が整っている
・ライフスタイルに合わせた仕事を探せる
・入職後もサポートが続く
運営会社 株式会社ツクイスタッフ
公式サイト https://kaigo-garden.jp/

株式会社ツクイスタッフ運営するサイトで、主に介護と医療を専門としています。

正社員や派遣など幅広い雇用形態で案内をしているため、ライフスタイルに合わせた働き方も目指すことが可能です。

もちろん、入職後もサポートサービスは続いているので、悩みや疑問点の相談をいつでも相談することができますよ。

【カイゴジョブ】電話での相談が可能!

カイゴジョブ

職種 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、サービス提供責任者、施設長、生活相談員、リハビリ職、介護事務など
特徴 ・電話相談が可能
・事業所からのスカウトを受けられる
・勤続支援金がある
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公式サイト https://www.kaigojob.com/

累計会員数が140万人以上のカイゴジョブは、介護業界に特化しているのでこだわり条件から仕事を探しやすい転職サイトです。

転職活動をしていく中でわからないことや気になったことを電話ですぐに聞ける電話サポートは、通話料無料・年中無休なので安心して利用できます。

また、カイゴジョブから応募して入職した方で、60日以上勤務すると勤続支援金を受け取れるので、仕事で必要なものの購入や研修・資格取得などの費用に役立てられますよ。

【ミラクス介護】業界最大級の求人数!

ミラクス介護-イメージ画像

職種 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、サービス提供責任者、生活相談員、機能訓練、看護助手、栄養士など
特徴 ・求人サイトではこだわり条件から探せる
・全国エリアでの対応が可能
・資格取得を目指しながら働ける
運営会社 株式会社ミラクス
公式サイト https://kaigo.miraxs.co.jp/

介護業界で最大級の求人数があり、経験豊富な人材コンサルタントがサポートを行っています。

正社員以外にも派遣や契約社員など幅広い雇用形態から選べるので、自分に合う働き方の仕事を探すことが可能です。

生活が厳しくて給料を早めにほしい方は、給料日前に支払われる前給制度の導入もしています。

【ナイス介護】時給アップを目指したい!

ナイス介護

職種 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、サービス提供責任者、施設長、生活相談員、機能訓練指導員、送迎ドライバーなど
特徴 ・未経験や無資格からも働ける
・高収入を目指せる
・希望条件に合わせて仕事を探せる
運営会社 株式会社ネオキャリア
公式サイト https://713515.net/

有資格者や無資格者、どちらの方も仕事を見つけることができる転職サイトです。

仕事探しから入職後のサポートまで備わっていることで、未経験の方も安心して介護の仕事に挑戦ができるのも嬉しいポイントといえます。

また、ライフスタイルに合わせたり高収入を目指したいなどの細かい希望条件に合わせて仕事を紹介してもらえるため、無理なく働けますよ。

【介護ワーカー】転職・介護職未経験でも安心!

介護ワーカー_イメージ画像

職種 介護職、ケアマネージャー、相談員、サービス提供責任者、管理職など
特徴 ・求人は毎日更新していて新しい情報が豊富
・職場の働いている方の声や雰囲気も教えてもらえる
・在職中でも利用が可能
運営会社 株式会社トライトキャリア
公式サイト https://kaigoworker.jp/

介護職に特化していて、数万件の求人情報を毎日更新しています。

介護ワーカーで紹介する求人は上限がないので、自分が希望する条件で納得するまでじっくりと検討しながら仕事を探せます。

介護職専門のキャリアアドバイザーが転職のサポートを行っているため、仕事や施設などで疑問に思う部分があればいつでも質問をすることができるのです。

【介護求人パーク】企業からスカウトが届く!

介護求人パーク-イメージ画像

職種 介護・ヘルパー・訪問介護、ケアマネージャー、施設長、看護、栄養・調理など
特徴 ・求人の内容が充実している
・企業からスカウトが届く
・細かい条件で仕事を探せる
運営会社 合同会社FIELD(英語名:FIELD,LLC.)
公式サイト https://5159289.jp/

介護業界の求人を扱う転職求人サイトで、求人を見やすくしたりLINEを活用して仕事を探せたりするので仕事が探しやすい傾向があります。

シフトや施設の雰囲気などがグラフや表で分かりやすく記載されているため、自分の希望に近いかが一目でわかるのも特徴の一つです。

求人を探す手段として自分やアドバイザーが探す以外にも、自分に関心がある企業からのスカウトが届く「スカウト機能」があるのでより希望に近い求人が見つけやすいといえます。

【ジョブメドレー】介護・医療・保育の求人が豊富!

ジョブメドレー

職種 介護職、ヘルパー、生活相談員、サービス提供責任者、ケアマネージャー、管理職、介護タクシー、介護事務など
特徴 ・医療・介護業界での従事経験者が運営
・直接事業所とのやり取りも可能
・LINEでの問い合わせにも対応
運営会社 株式会社メドレー
公式サイト https://job-medley.com/

医療や介護業界の求人の幅が広く、時短勤務や子育て支援を取り入れている事業所を希望するなどの細かい条件から仕事を探せます。

また、事業所からスカウトが来たり希望に合った求人情報を受け取ったりすることができるので、スピーディーに転職活動ができます。

ジョブメドレーの会員になると、履歴書や職務経歴書の作成機能や、職場環境の閲覧などの会員限定の機能を利用することができて転職活動の役に立ちますよ。

【レバウェル介護(旧:きらケア介護)】職場の雰囲気もわかる!

レバウェル介護(旧:きらケア介護)

職種 介護職、ケアマネージャー、生活相談員、サービス提供責任者、管理職など
特徴 ・職場の雰囲気や人間関係なども事前にわかる
・面接対策や入職先施設への交渉もしてもらえる
・未経験・無資格からも始められる
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公式サイト https://job.kiracare.jp/

介護の求人を探していて、職場の雰囲気も気になることがあれば、専門アドバイザーからくわしい情報を聞けます。

離職率やネガティブな情報も伝えてもらえるので、入職後にイメージと違うといったミスマッチを最小限に抑えて働くことができるのです。

また、求人数も多いので業務内容や希望条件だけでなく、施設の雰囲気からも仕事を探せますよ。

【ケアジョブ】地域求人数が最大級!

ケアジョブ

職種 介護職、ヘルパー、ケアマネージャー、生活相談員、機能訓練指導員、管理職、作業療法士など
特徴 ・地域の求人数が豊富
・事業所の残業や離職率など細かい情報を教えてもらえる
・入職後もサポートが続くので質問ができる
運営会社 株式会社メディカルジョブセンター
公式サイト https://www.mjc-carejob.com/

株式会社メディカルジョブセンターが運営するサイトで全国展開をしていますが、地域求人の保有数が最大級なので地域で働きたい方にもおすすめです。

サイト上に求人が掲載されていないとあきらめるのではなく、非公開求人に似ている仕事があるか専任者が確認してくれるので気になったことは細かく相談をしましょう。

ケアジョブは厚生労働省から正式に許可を受けて事業を行っているので、安心して仕事を任せられます。

【マイナビ介護職】認知度が高い!

マイナビ介護職_イメージ画像

職種 介護職、ケアマネージャー、生活相談員、看護助手、サービス提供責任者、サービス管理責任者、施設長など
特徴 ・専任キャリアアドバイザーと1対1の面談
・転職相談会は電話やメールでもOK
・面接対策や応募書類添削など細かくサポート
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://kaigoshoku.mynavi.jp/

介護職の転職エージェントとして認知度が高い転職サイトで、全国展開しています。

介護職の専任キャリアアドバイザーによる1対1の面談があるので経歴や希望条件などくわしく話し合えます。

また、非公開の求人も多いため、サイト上で気になる求人が見つからなかったとしても、キャリアアドバイザーに相談をすることで希望条件に合う仕事が見つかることもありますよ。

地域別でおすすめの転職サイト

介護職のなかでも需要が多い地域があるため、働きたい地域で求人がないか調べて転職サイトを決めるのがおすすめです。

【全国エリアでおすすめの転職サイト3選】
ウィルオブ介護 転職活動から就業後も続く手厚いサポート
ミラクス介護 非公開の求人数が業界最大級
レバウェル介護 人間関係や離職率など教えてもらえる

【大阪でおすすめの転職サイト3選】
e介護転職 マップ検索機能で希望地域を楽に検索可能
ジョブメドレー 介護職以外にも幅広い仕事を扱っている
カイゴジョブ 登録をしておくと事業所からスカウトが来る

【福岡でおすすめの転職サイト3選】
介護ワーカー 幅広い雇用形態で転職が可能
ケアジョブ 地域求人数が豊富で福岡の求人も多い
かいごガーデン 気になる求人の職場の雰囲気や魅力もわかる

目的別でおすすめの転職サイト

介護職に転職をするときに多くの場合は、転職活動で希望することがあります。

ここでは、よくある転職の目的別でおすすめする転職サイトを紹介していきます。

ウィルオブ介護 転職活動から就業後も続く手厚いサポート
介護求人ナビ 希望条件に合わせた転職が可能
かいご畑 未経験からスタートしやすい求人が多い
マイナビ介護士 サポート体制や福利厚生が充実

年代別でおすすめの転職サイト

介護職は年齢に関係なく仕事ができるため、幅広い年代に適応した求人も多く掲載されています。

しかし、少なからず年代によって転職しやすいサポートが整っているところがあるため、ここでは年代別でおすすめする転職サイトを紹介します。

マイナビ介護士 20代・30代から始めたい方におすすめ
ベネッセMCM介護士 40代から始めるための求人が豊富
介護求人ナビ 希望条件に合わせた転職が可能

転職活動で悩むならハローワークもおすすめ

この記事では、おすすめの転職サイトの比較や選ぶポイントなどを解説してきましたが、人によっては転職サイトがしっくりこない方もいます。

どうしても見つからない場合は、国が運営しているハローワーク(公共職業安定所)を活用するのもおすすめです。

幅広い求人を扱っていて、転職サイトでは見つからなかった求人が見つかる可能性があります。

地域に根差した求人も多いため、近場で働きたいと考えている方にも向いていますよ。

また、資格取得や職業訓練などを受ける際にも給付金が支給されるので、受講する際の負担を軽減することも可能です。

くわしくはこちらの「ハローワーク インターネットサービス」を参考に、自分に合うサービスの利用を検討してみてください。

転職サイトを選ぶ5つのポイント

介護職でおすすめの転職サイトを比較してきましたが、その中から自分に合うサイトを選ぶには何を見たら良いかわからない方もいます。

ここでは、そんな転職サイトを選ぶためのポイントを5つ紹介します。

もちろん、紹介したサイト以外からも自分で調べたい方が探すときの目安にもなるので、ぜひ参考にしてください。

活動範囲の求人は多いか

求人数が多くても、自分が可能な活動範囲になければ通勤で時間がかかって続けることが大変です。

そうならないためにも、長く続けても無理がない範囲がどこかを事前に調べておき、その情報をもとにサイト上で仕事を探してみましょう。

非公開の求人も多くありますが、どの地域に求人が多いかの目安になるので、一度調べてから相談をすることをおすすめしています。

サポート体制の充実さ

法定福利厚生であれば条件を満たしていれば働くすべての人が対象となりますが、研修や相談サポートのような法定外福利厚生は転職サイトによって変わります。

自分が転職活動をするうえでどのようなサポートをしてもらえれば嬉しいかを明確にし、希望するサポート体制が備わっているところに絞りましょう。

また、サイトによっては求人の掲載のみでサポートがない場合があります。

サイトを選ぶ前に、エージェントやコンサルタントによるサポート体制が整っているか確認してから登録を決めるようにすると安心ですよ。

担当者が自分に合うか

転職活動で長く関わるのは担当者なので、自分を担当する方との相性は重要です。

希望条件の意図を理解してもらえるか、自分の現状を見て仕事を紹介してくれるかが合わないと、希望条件とマッチせずに仕事が見つかりにくくなってしまいます。

また、相性が悪いと連絡が来るたびにストレスとなってしまうこともあるので、相性が悪いと感じたら問い合わせ窓口に連絡をして相談をしましょう。

転職サイトや転職エージェントによって対応は異なりますが、担当者に改善するよう注意をしたり担当者を替えたりする対応をしてもらえます。

複数登録をして1~2社に絞る

転職サイトへの登録には制限がないので、いくつでも登録をすることが可能です。

ですが、登録先が多すぎると誰と連絡をしたか、どこで仕事を探したか管理が大変になって連絡や対応漏れが出てしまいます。

そうならないためにも、登録先は自分が管理できるくらいに絞ることをおすすめします。

実際に登録をしないとどこに絞るか決められないので、気になる3~5社くらいに登録をし、そこから求人情報やサポート体制、担当者との相性を見て1~2社に絞りましょう。

転職サイトと転職エージェントを使い分ける

転職サイト(求人サイト)と転職エージェントとよく聞きますが、違いをはっきりと理解していない方もいます。

この2つの違いを理解することで自分に合う探し方が見つかるようになるため、ここで2つの違いを解説していきます。

転職サイトや求人サイトは、自分でサイト上にある求人を見て、気になる求人があれば直接施設に応募する方法で仕事を探します。

ただし、転職サイトでエージェントがサポートしている場合は、サポート体制が整っているところもあるので、転職活動に関する相談ができます。

自分のタイミングで仕事を探せるので時間を気にしなくて良いメリットがありますが、すべて一人で行わなくてはならないので手間がかかることがデメリットです。

転職エージェントは、キャリア相談や仕事探しのサポートをしてくれるエージェントがいるので、自分に合いそうな求人を提案してもらえます。

仕事を探す手間が省けて履歴書や面接などのアドバイスをもらえますが、その分やり取りが増えるので自分のペースで探しにくくなる点がデメリットです。

それぞれ探し方が違うので、自分がどうやって仕事を探したいかを考え、実際に登録や相談をして仕事を探し始めるようにしましょう。

転職エージェントでも探してみたい方は、こちらの「介護職の転職エージェントおすすめ15社比較やコツを紹介」をご覧ください。

転職サイトを利用するメリット・デメリット

介護職の仕事を探すとき、転職サイトを活用するメリットやデメリットがあります。

ここでは、それぞれのメリットとデメリットについて解説をします。

転職サイトと転職エージェント、自分にとってどちらが合うかを検討するためにもぜひご覧ください。

メリット

    ・非公開の求人の閲覧が可能
    ・自分のタイミングで探せる
    ・細かい条件まで自分の希望に合わせて探せる

転職サイトによっては非公開にしている求人もあるので、より多くの求人から自分が希望する条件に合う仕事を探せることがメリットといえます。

転職サイトの場合は、自分のタイミングで探せますし、自分が何を希望しているかを確かめながら探すこともできます。

主に、仕事探しや転職のタイミングを自分で決めたい方におすすめです。

転職サイトによっては、エージェントやコンサルタントがいるので、わからないときは相談をすることもできますよ。

デメリット

    ・応募なども一人で行わなくてはならない
    ・条件によっては求人が見つかりにくい

転職サイトは自分のタイミングで仕事を探せるのですが、それはすべて一人で転職活動を行っているからです。

そのため、仕事を探せても悩みが出ても相談する相手がいないし、条件に関して求人を出している施設や企業との交渉も自分で行わなくてはなりません。

また、サイトに掲載している情報をもとに仕事を探しているため、交渉次第で希望条件が通る可能性がある求人かどうかもわからず入職の機会を逃してしまいます。

なるべくこまめに求人情報をチェックし、自分がどういう求人に興味があるか傾向を確認して自ら調べるように心がけましょう。

自分に合う職場を見つける方法

仕事を探すとき、仕事内容や条件のような仕事に直結する内容を確認することは基本的なことです。

長く働きたいと思うのであれば、求人を出している施設や事務所などの職場環境にも注目するようにしましょう。

仕事の条件が良くても、職場環境が自分に合わないと仕事以外でストレスを感じるようになります。

ここでは、自分に合う職場環境を見つけるために確認すると良い5つのポイントを紹介していきます。

通勤圏内にあるか

毎日のように通うことになるので、通勤で負担を感じない距離の職場を選ぶようにしましょう。

勤務時間にもよりますが、夜勤や早番などの時間だと公共交通機関があまり動いていない場合があるため、通勤がつらくて長く続けられず辞めてしまう方もいます。

職場までの距離があっても、車や自転車での通勤が大丈夫な施設を選ぶようにすることで通勤の負担軽減ができますよ。

仕事と給料が適正であるか

給料は仕事内容や施設によって変わるので、仕事の内容と給料を比較して見極めることが大切です。

もちろん、高い給料の職場で働きたいと希望する方は多くいますが、高いだけの責任や仕事内容を頼まれるので働いていくと大変でついていけないと感じることがあります。

各職場の仕事内容や給料、細かい勤務条件を見比べて自分に合う職場の求人に応募するようにしましょう。

介護士全体の平均給与については、こちらの「介護士の平均年収・月給はどのくらい?給料を上げる5つの方法も解説」をご覧ください。

介護施設の特徴を把握する

介護施設と一言でいっても、その役割や目的はさまざまです。

まずは大きな分け方として「入所型施設」「通所型施設」「訪問介護」の3つがあります。

通所型施設は、有料老人ホームやグループホームといった医療業界との連携をしつつ介護をするため、介護士が多く勤務しているのが特徴です。

通所型施設は、利用者が直接施設にきて介護を受けながら、利用者や介護士とレクリエーションやイベントごとなどを通して交流していくことを目的としています。

訪問介護は、介護士が利用者の家に直接行って介護を行うのですが、すべて一人で対応しなくてはならないので資格保有者や経験が豊富な方が働けます。

このように、施設の目的によって働き方も変わってくるのです。

さらに、特別養護老人ホームやデイサービスなど細かく分類されているので、それぞれの特徴から自分に合う職場環境を選んでいきましょう。

施設についてくわしく知りたい方は、こちらの「介護職で働きやすい施設の特徴や自分で選ぶコツなどを徹底解説!」を参考にしてください。

施設の受け入れ体制を確認

介護職への転職を検討している方によっては経験豊富ですでに介護士として活躍してる、経験はあるけど別の職種に挑戦をしたい、経験も資格もない未経験などがいます。

自分がどのような状況にあるかを理解し、求人の条件を見て自分に適している職場なのかを判断しましょう。

たとえば「未経験歓迎」の言葉が入っている求人であれば、研修制度や先輩介護士が多いなど未経験の方を受け入れることができる環境があるといえます。

少しでも働きやすい職場に近い仕事を探すには、自分がどのくらい仕事ができるかを見極めて条件に合う職場を見つけることが大切です。

転職サイトのエージェントに聞く

自分に合う職場がどんなところかがわからず選べないことや、介護施設の職場の現状がわからずに確認しづらいことがあります。

施設現場の状況を確認する以外にも、仕事を探したり履歴書を作成したりと転職活動はやることが多いので一人では対応しきれない方も少なくないのです。

そんなときは、転職サイトでエージェントに相談ができる体制が整っているとこであれば、エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントが運営しているサイトであれば、転職エージェントに相談をして仕事探しから施設との連絡も手伝ってもらえるので安心して仕事探しに専念できます。

職場や人間関係のような聞きづらいこともエージェントを通すことで知ることができ、希望条件に近い仕事が見つかる可能性が高まりますよ。

転職活動に活かせる転職サイト利用のコツ

ここからは、転職サイトを利用するコツを紹介していきます。

初めて転職サイトを使って転職をされる方は、ぜひ参考にしてみてください。

自分で検索して情報を集めておく

転職サイトは、自分で求人を探すこともできるので自分が気になる求人がないか調べておくとスムーズな転職活動を目指せます。

自分が希望する条件でどのような求人があるか、やりたい仕事で必要なものが何かなどを集めることで担当者に希望条件を伝えやすくなります。

もちろん、気になる求人が見つかったらそのまま応募ができますし、担当者にこのような求人が良いと伝えることで希望とのマッチング率が高まりますよ。

また、転職サイトによっては一般的に公開されていない非公開求人もあるので、気になる求人が多い転職サイトがあれば登録をしてこちらの求人を見るのもおすすめです。

転職の悩みや希望について担当者に相談

転職サイトは自分で求人を見て探せるのが特徴ですが、転職をサポートしてくれる担当者に相談をすることもできます。

仕事を紹介してくれるだけでなく、転職の悩みや不安、職場の人間関係、今の自分に必要なことなど幅広い相談に対するアドバイスをもらえるので何かあれば相談しましょう。

ほかにも、気に入った求人があるけどシフト体制が合わない、時給をもう少し上げたいといった待遇面で不満がある場合は担当者に交渉をしてもらえることもありますよ。

転職サイトのサポート体制を活用

担当者に相談する以外にも転職サイトによってさまざまなサポート体制があるため、転職活動で必要なサポートがあれば活用していくことをおすすめします。

仕事探し以外にも資格取得やスキルアップの研修制度、面接対策、履歴書添削など自分のスキルを磨くための助けになるサービスが多数あります。

そのため、転職前に業務をするうえで不安な要素があれば転職活動をしつつ研修などを受けることも可能です。

登録した方が受けられる特権なので、より良い転職ができるようにフル活用していきましょう。

転職サイトの登録から入職までの流れ

転職サイトも転職エージェントもサイトからの登録が多いので、今回はその流れを解説していきます。

一般的な流れなので、くわしくは各サイトにて確認をしてください。

【登録から内定までの流れ】
登録 転職サイトに登録
仕事探し 自分で好きな時にサイトで探す
エントリー 履歴書とともに自分でエントリー
面接 日時設定や連絡やり取りなどすべて自分で行う
内定 施設から連絡があれば入職に向けてのやり取りを行う

転職サイトへ登録

転職サイトを活用するためには、登録をする必要があります。

登録をすることで定期的に求人の最新情報が送られてくるため、常に新しい情報を得ることができますよ。

求人探し

登録後は、転職サイト内にある求人情報から仕事を探すことができます。

気になる仕事や希望する条件から自由に探し、サイトが使えれば夜中でも早朝でも好きな時間に活用することができるので、自分の都合に合わせて仕事を探せますよ。

履歴書作成・エントリー

気になる求人情報を見つけたら、すぐにエントリーすることができます。

この時、履歴書や職務経歴書も一緒に送ることがあるので事前に用意する必要があります。

ただ、サイトによっては独自の履歴書や職務経歴書があるため、エントリー用のシートがあるか確認をしておきましょう。

また、転職エージェントでは転職活動や履歴書の書き方などで悩んだときにアドバイスをもらえますが、転職サイトの場合は自分で情報を集めて問題を解決しなくてはなりません。

そんなとき参考になるのが、転職サイトにあるコラム記事です。

転職に関する情報を掲載している記事が多いので、時間に関係なく自分が気になったときに調べることができますよ。

求人情報だけでなく、コラム記事も参考に履歴書作成やエントリーを済ませていきましょう。

面接・内定

エントリー後、書類選考を通過すれば施設から面接の日程について連絡が来ます。

日程や必要な持ち物などを確認や面接当日の対応など、すべて一人で行わなくてはならないので、緊張で忘れ物がないよう連絡内容をしっかり確認をしておいてください。

面接を通過すれば施設から連絡が入るので、入職に関するやり取りを行います。

面接に通過しない場合は、また転職サイト内の求人を確認して仕事を探していきましょう。

介護職への転職を失敗させない4つの対策

せっかく転職するのであれば、なるべく長く働きたいと考える方は少なくありません。

ここでは、介護職への転職で失敗しない対策を4つ紹介します。

ほかにも「後悔しない介護の転職をするには?失敗しやすい人の考え方も解説」で後悔や失敗をするポイントも紹介しているので参考にしてください。

転職サイトは複数登録して比較

これまでに何度か話をしてきましたが、転職サイトによって求人内容やサポート体制などが異なります。

実際に登録をしないとわからないこともあるため、転職サイトは複数に登録をして比較するのがおすすめです。

登録に上限はありませんが、担当者との連絡や求人応募のダブルブッキングを防ぐためにも管理しやすい2社~3社に抑えておくようにしましょう。

希望条件を明確にする

求人を探すときはもちろん、担当者に自分の希望条件を伝えるときもどのような条件を希望しているかを明確にしておくと仕事が探しやすくなります。

ただ、希望条件が多すぎると当てはまる求人が狭まって見つかりづらくなるため、どうしても外せない条件を3つ、あると嬉しい条件を5つほどに絞っておくと良いです。

人によっては希望条件が何か見つからないと悩まれることもありますが、その場合は素直に担当者に希望条件が見つからないと話して一緒に見つけてもらうようにしてください。

志望動機をわかりやすく伝える

面接では必ずと言っていいほど志望動機を聞かれるため、相手に伝わりやすくなるよう要点をまとめておくようにしましょう。

志望動機は、単に介護職に関することだけでなくその施設や事務所を選んだ理由も伝えることが大切なので、なぜその求人や施設を選んだかも添えるようにすると良いです。

また、志望動機にブレが出てしまうと面接官に不信感を与えてしまうため、伝えるときは内容に一貫性を持たせるように気を付けてください。

志望動機についてはこちらの「介護職でおすすめの志望動機」でも紹介しています。

転職理由は伝え方も重要

人によって転職理由はさまざまありますが、転職をしようと思ったきっかけは必ずあるものです。

そのため、自分がなぜ転職をしようと思ったか理由を明確にして面接官に伝えらえるようにしましょう。

ただ、転職理由によってはネガティブな内容もあるため、そのまま面接で伝えてしまうと悪印象を与える恐れがあります。

正直に伝えるのではなく、ネガティブな理由をポジティブに変えて伝えることで印象を悪くする心配が軽減されますよ。

この記事の「介護職への転職でよくある転職理由」でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

介護職でおすすめ4つの資格

介護職でおすすめ4つの資格

ここからは、介護職で働くときにおすすめしている資格について紹介していきます。

もちろん、資格や経験がなくても始められる仕事はありますが、幅広い業務内容を行いたい場合は資格が必要になることもあるため、参考にしてください。

また、介護士として就きたい仕事によっては資格が必要となります。

ここで紹介する4つ以外にどのような資格があるか気になる方は、こちらの「介護職で役立つ資格25種類を一覧で紹介!取得方法やメリットも解説」もあわせてご覧ください。

介護職員初任者研修

介護に関する最低限の知識・技術などを身に着けて、介護業務を行えるようにすることを目的とした、介護士としての基本的な資格といえます。

2013年4月以前は、「ホームヘルパー2級」という名称だったので、聞き覚えがある方もいるでしょう。

名称が変わっただけでなく、ホームヘルパー2級と違って修了試験が実施されたり、以前は分かれていた講義と演習が一体で実施されたりと内容が変わっている部分もあります。

だからと言って資格を取得しなおさなくてはならないのではなく、ホームヘルパー2級はそのままでも介護業界で働くことができます。

こちらの「介護職員初任者研修について」で解説しているので、あわせてご覧ください。

介護福祉士実務者研修

この資格は、介護職員初任者研修で学んだ内容よりも実践的な知識と技術を学べるので、より質の高い介護業務を行うことができます。

また、国家資格でもある介護福祉士の試験を受けるためには必要となる資格です。

介護職員初任者研修は介護士として一般的な資格ではありましたが、介護福祉士実務者研修は専門的なスキルを有している証明にもなるので、より幅広い職種で活躍できます。

こちらの「介護福祉士実務者研修について」で解説しているので、あわせてご覧ください。

介護福祉士

介護資格の中で唯一の国家資格なので、介護に関する技術を持っていると国に認められた職員だと証明できる資格です。

チームリーダーや生活相談員など重要な仕事を任されるようになるので、幅広い介護施設で必要とされるようになります。

将来的にケアマネージャーを目指したい方にも必要な資格といえるので、責任ある役職で介護士として働くのであれば取得しておくことをおすすめします。

こちらの資格については、公益財団法人社会福祉振興・試験センターの「介護福祉士国家試験」をご覧ください。

ケアマネージャー

介護支援専門員のことをケアマネージャーとも言い、介護が必要な方が介護サービスを受けられるようにカプランを作成したり事業者との調整を行ったりする介護保険のプロです。

介護を必要とする方の体に触れて直接サポートはしませんが、介護を必要とする方やその家族の状況に応じたサービスを提案する重要な役割だといえます。

くわしくは「介護支援専門員(ケアマネジャー)について」でも解説しているので、あわせてご覧ください。

転職サイトの利用に向いている人

人によっては転職サイトの利用が苦手だと感じる方もいるため、転職サイトを必ず利用することを考えるのではなく自分に合う転職方法を探すことが大切です。

ここでは、転職サイトの利用に向いている人の特徴を3つ紹介します。

当てはまらないからと利用に向いていないのではなく、転職サイトを利用する人の傾向を知ることで自分がどのような転職活動をするかを検討する参考になるのでぜひご覧ください。

自分のタイミングで転職したい

転職サイトは自分で求人を探すことができるので、自分のタイミングで転職したい方におすすめです。

時間を気にせず求人を見られるだけでなく、自分が転職したいと思える求人があれば自分で応募ができるので働きながら求人を確認することもできます。

自分のスキルや必要な資格を取得してから転職したいのであれば、転職サイトのサポート制度を活用してスキルや資格を得てからの転職も可能です。

在籍中に転職活動を進めたい

転職をするときは、なるべく失業期間を空けずに転職したいのであれば、在籍中に次の就業先を決めておくようにしましょう。

もちろん、職場によっては就業中の転職活動を禁止しているところもあるので、上司に相談をしておくことで安心して転職活動を進められます。

これも、自分のタイミングで転職を進められる転職サイトの強みの一つです。

転職サイトのサポートを受けたい

転職サイトによって取り入れているサポート体制が変わると話をしましたが、サポートを受けながら転職を検討したい方と相性が良いです。

転職で重要な面接対策や履歴書の添削などの転職に関すること以外にも、悩みや不安の相談、施設との待遇交渉、職場見学への同行など幅広く対応をしています。

介護職に転職をするにあたって、難しいことやわからないことがあるときにすぐ相談できる相手がいると安心して転職活動ができるので、ぜひ活用してください。

介護職への転職でよくある転職理由

自分の転職理由を考えたとき、ほかの人はどのような理由で転職をしようと考え始めるか気になる方もいます。

前職が介護職であった場合ではありますが、以下の理由が多い傾向があるので割合とともに紹介します。

転職理由 割合
職場の人間関係に問題があったため 27.5%
法人や施設・事業所の理念や運営の在り方に不満があったため 22.8%
他に良い仕事・職場があったため 19.0%
収入が少なかったため 18.6%
自分の将来の見込みが立たなかったため 15.0%

※参照:公益財団法人 介護労働安定センター「令和4年度介護労働実態調査

転職理由をどのようにして伝えれば良いか悩まれている方は、こちらの「介護の転職理由は何がある?採用につながる伝え方のコツも解説」を参考にしてください。

介護職でおすすめの志望動機

異業種から介護職に転職するのであれば、介護の仕事についてよくわからずどのような志望動機を書けば良いか悩まれる方は少なくありません。

さまざまな動機を持っていますが、介護職に向いている志望動機を書くコツとして以下5つを意識してみてください。

  • 結論から書くようにする
  • 介護職で働きたいと思った理由を明確化
  • 将来希望する働き方を書く
  • ポジティブな内容にする
  • 自分の強みをアピールする

また、今まで介護職で働いてきたとしても、なぜその仕事や施設を選んだか動機を明確にすることが苦手な方もいます。

こちらの「介護の転職で志望動機を書く5つのコツ!例文や面接の注意点も解説」では、例文も紹介しているので参考にしてください。

【未経験向け】介護職の仕事とは

ここからは、未経験の方が少しでも介護職について知ることができるように業務内容や、どのような働き方を目指せるか紹介していきます。

さらにくわしく知りたい方は、こちらの「介護職で未経験が働くには?できる仕事や転職方法など解説

未経験から始められる業務内容

介護職の業務には資格や経験が必要なものもありますが、未経験でもできる業務があります。

基本的に利用者の身体に触れての業務ができないとされていますが、施設によって変わるため求人情報を確認しておきましょう。

実際にどのような業務が行えるかは、以下内容を目安としてください。

  • 介護施設内での身体介助
  • シーツ交換や清掃などの環境設備関連
  • 送迎業務
  • 介護士の指導があれば身体介護

利用者の身体に触れての介護を行いたい場合は、資格取得を目指すことをおすすめします。

介護職のキャリアアップ例

介護職は、ほかの職種に比べてわかりやすいキャリアアップの流れがあります。

ここではどのようにキャリアアップをしていくかを簡単に解説していくので、介護職で長く働きたい方は自分の働き方を計画する参考にしてください。

【未経験からのキャリアアップの流れ】
介護職員初任者研修を取得 介護職で必要な基本知識を学べる
介護福祉士実務者研修を取得 介護の幅広い専門的な知識を学べる
介護福祉士の資格取得 介護職で唯一の国家資格

介護福祉士の資格があると幅広い仕事ができるようになるため、まずはここまで目指すことがおすすめです。

取得後は、介護福祉士としての介護経験を5年ほど積むことでさらにキャリアアップを目指せるようになります。

くわしい内容はこちらの「介護職のキャリアアップ方法とは?キャリアパスや必要資格を解説」で解説しているのであわせてご覧ください。

介護職の年収比較

介護職は給与が低いと言われることがありますが、実際どのくらい差があるか確認をしていきましょう。

【異業種との比較(月給)】
職種 きまって支給する現金給与額
介護支援専門員 28万4500円
総合事務員 32万5000円
販売店員 25万9200円
保育士 26万6800円

※参照:政府統計の総合窓口 e-Stat「賃金構造基本統計調査

ほかの職種と比較してもそこまで低い印象がないように見えますが、この給与は介護支援専門員(ケアマネージャー)として働いた場合です。

無資格やキャリアアップで紹介したような資格の場合はどのくらいか、表でまとめていきます。

【介護職員の平均給与額等(月給・常勤の者)】
保有資格 平均給与額
介護福祉士 33万1080円
実務者研修 30万2430円
介護職員初任者研修 30万240円
保有資格なし 26万8680円

※参照:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果

異業種との比較と比べると比較的高めに思えますが、介護職の給与額は勤続年数や施設形態によっても変わるため平均より低い場合もあります。

介護士の平均年収や月給については「介護士の平均年収・月給はどのくらい?給料を上げる5つの方法も解説」でも解説しているので、あわせてご覧ください。

介護職の転職についてよくある質問

ここからは、介護職への転職でよく疑問に思われていることに対して解説をしていきます。

転職活動で悩まれている方は、是非参考にしてください。

今すぐに働かなくても登録して大丈夫ですか?

登録だけでも大丈夫なので、登録をしておくことで場所や時間を気にせず、いつでも仕事探しができますよ。

また、登録数に制限はないので何社でも登録ができますが、連絡やスケジュール管理がしやすいように1~2社に絞っておくことをおすすめします。

転職サイトを利用するメリットはなんですか?

登録をすることで非公開の求人からも仕事が探せて、自分のタイミングで転職活動ができることが大きなメリットです。

また、エージェントが運営しているサイトの場合は、転職活動中にわからないことがあればエージェントに相談することもできますよ。

ほかにも、サイト独自で導入している制度などもありますので、自分が必要と感じる特徴を持つ転職サイトを利用しましょう。

ほかにもこちらの「メリット」でも解説しているので、あわせてご覧ください。

未経験・無資格だと転職は難しいですか?

介護業界は常に人で不足であり、未経験や無資格の方でもできる仕事に対する求人も多いため、転職が難しいことはありません。

求人を探すときに、未経験の方を受け入れているところであれば研修やマニュアルなどの未経験の方が働けるようなサポート体制が整っている場合が多いので参考にしてください。

未経験や無資格など、自分がどのような状況で始めたいかを検討して以下の記事もあわせてご覧ください。

転職サイトの利用は有料ですか?

いいえ、基本的に無料で利用ができます。

このことについては、職業安定法の第32条の3でも定められています。

第三十条第一項の許可を受けた者は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。

※引用元:e-GOV法令検索「職業安定法 第三十二条の三

しかし、ごくまれに強固なサポートをするために費用が発生することもあります。

より質が高いサポートを希望する場合は、有料制度を取り入れている転職サイトや転職エージェントを選ぶようにしましょう。

介護職で給料アップは目指せるのでしょうか?

介護職は給料が低いといわれていますが、勤続年数や職種などによって給料アップを目指すことは可能です。

ただ、介護職の仕事には資格を必要とするものもあるため、希望する給料や業務内容などがある方は資格取得をおすすめしています。

介護士の給料アップについては、こちらの「介護士の手取り額と額面給料の平均を紹介!給料アップの方法も解説」で解説しているのであわせてご覧ください。

介護職はどんな人に向いていますか?

介護の仕事は大変だと言われていますが、人と接することができて人に感謝される機会が多い仕事です。

そのため、人とコミュニケーションをとることが好きな方や、誰かの役に立つことが好きな方に向いているといえます。

ほかにも清潔感がある方や相手が何を求めているかを察して行動することが得意な方にもおすすめです。

もちろん、向いていないからと言って介護職で働けないわけではありません。

自分が介護職で活かせるスキルが何かや介護業界でどんな働き方をしたいかを見直し、自分がやりたいことを見出すことが大切です。

介護職に向いている人については、こちらの「介護の仕事に向いている人の特徴8選や介護職で働くコツなど解説」も参考にしてください。

仕事はきついのでしょうか?

介護を必要とする方の介助をしたり夜間シフトがあったりして、体力的に大変な仕事だといわれています。

しかし、業務内容や施設の勤務体制によっては日勤や安定した勤務時間で働くことができます。

そのため、求人情報で勤務体制や業務内容を見て自分に合う働き方を選ぶようにしましょう。

また、忙しい仕事だとしてもやりがいをもって仕事をすることで、大変な中でも工夫をして介護職の仕事を続けられるようになります。

介護職のやりがいが何かは、こちらの「介護職のやりがいや魅力6つを紹介!向いている人の特徴も解説」で紹介しているので、是非ご覧ください。

まとめ

未経験や資格がなくても介護の仕事に携われるので、介護職を目指すのに遅い早いはありません。

自分のタイミングで転職をしたい方は、転職サイトの利用が向いているので納得するまで希望する仕事を探すことが可能です。

サイトによっては、転職サイトでエージェントやコンサルタントがサポートをしてくれるので、わからないときは相談することもできますよ。

メリット・デメリットなども参考にして、自分が転職サイトで仕事を探した方が良いか、転職エージェントで探した方が良いかを検討し、無理のない転職活動を目指しましょう。

介護の仕事を探すなら介護職に特化する転職サイトがおすすめ!

この記事で派遣会社を比較してきましたが、大切なのは自分が希望する条件の求人を扱っているか、そして安心して働ける福利厚生が備わっているかです。転職サイトへの登録に制限はありませんので、実際に登録をして比較してみるのもおすすめですよ。

ウィルオブ介護では介護職の求人を多く扱っているだけでなく、転職から就業後まで手厚いフォロー体制が備わっています。早い転職活動をするためにも、気になる方はぜひ登録をしてみてください。

関連記事

介護職の面接でよくある質問やマナーとは?回答例やポイントを紹介
介護業界はホワイト企業が増えた?業界の実情や優良企業の特徴を解説
介護職のキャリアアップ方法とは?キャリアパスや必要資格を解説
介護士の手取り額と額面給料の平均を紹介!給料アップの方法も解説
介護士が転職するコツとは?おすすめ異業種や活かせるスキルなど紹介

こんな条件の求人が注目されています

  • 高時給/高月給
  • 未経験OK
  • 完全週休2日
  • 時短/扶養内