介護の仕事は、介護・介助がメインとなるので専門的な知識や介護スキルが必要となる業務が多くあります。

そのため、無資格や未経験から介護職で働き始めることをためらう方がいます。

ですが、業務によっては資格がなくてもできる仕事もあるので、無資格や未経験の方も介護の仕事を始められるのです。

この記事では、無資格ではどのような仕事ができるか、有資格との業務内容や給料の差などを開設していきます。

これから介護職で働こうと考えている方は、是非参考にしてください。

主に無資格の場合について紹介していきますが、未経験の場合は「介護は未経験でも働ける!転職の前に知っておくべきことを紹介」もありますので、あわせてご覧ください。

無資格・未経験からでも介護職は始められる!

介護業界は慢性的な人手不足ということもあり、幅広い方が働けるような環境を整えています。そのため、無資格や未経験の方もできる仕事があるので、挑戦しやすい仕事といえます。

介護ワークでは、無資格の方が安心して始められるように、希望条件に近い求人の紹介を行っています。ほかにも、面接や履歴書に関するアドバイス、将来的な働き方などの提案もしています。気になる方は、介護ワークにご相談ください。

無資格でも介護の仕事はできる?

最初に無資格でも介護の仕事ができることがあると話をしましたが、何故無資格の方も受け入れているのかいくつか理由を紹介します。

慢性的な人手不足

介護業界は、人手不足の問題が長く続いていて、介護労働安定センターの「令和2年度 介護労働実態調査の結果」では、2020年度では事業所全体の60.8%が人手不足を感じていると結果が出ていました。

事業所が抱える運営する上での問題は、良質な人材の確保や今の介護報酬では介護職員に十分な賃金を支払うことが厳しく、採用する側も難しいのです。

そのため、介護業界では介護職員の働く環境を整える制度や施設が行うサポート体制などの施策が進められてきています。

また、介護職は施設によって定年以降も働けるところもあるので、年齢に関係なく始められることから多くの方が介護の仕事にチャレンジしやすい環境が整っているのです。

資格がなくてもできる仕事がある

介護の仕事は、基本的に保有している資格によってできる仕事が決まっています。

ですが、施設や業務内容によっては無資格でもできる仕事があるのです。

くわしい業務内容は、求人情報を見たり施設の担当者に問い合わせたりして確認をしておきましょう。

実際にどのような仕事があるかは、次の項目で紹介します。

無資格でも可能な仕事・できない仕事

細かい業務内容については入職先となる施設に確認を取ることが確実ですが、一般的に無資格の方でも可能な仕事や、できないといわれている仕事について解説します。

無資格でも可能な仕事

目安としては、介護を必要とする方に直接触れるような業務はできないとされています。

そのため、以下のような業務を担当する可能性が高いのです。

  • 介護士の業務サポート
  • 介護施設内の清掃業務
  • 事務作業
  • 送迎業務 など

ですが、事業所によっては無資格でも身体介助を行う場合もあります。

そういった場合は、資格取得を行うか個人的に勉強をして専門的な知識を得てから身体介助を行うことで事故の防止やリスクの回避につながります。

ただ、これらは必ずしも当てはまるわけではありませんので、自分がやりたいことがあればその業務に資格が必要かどうかを確認してください。

無資格ではできない仕事

介護を必要とする方に直接触れる業務には、専門的な知識や技術が必要となるので、有資格者向けとして求人を出しているところが多いです。

有料老人ホームでの業務や、訪問介護のような個人の介護スキルや技術を高く求められる仕事は資格を必要とすることが多いので、やりたい場合は資格取得を目指しましょう。

介護職の資格については、こちらの「介護の資格20種類の詳細と取得の難易度を徹底比較しました」で取得条件やできることなども解説しているので、あわせてご覧ください。

無資格と有資格の給料差

無資格と有資格の違いは仕事についてだけでなく、給料面でも差があります。

どのくらいの差があるかは、資格別に一覧で確認してみましょう。

【資格別給与一覧(月給・常勤者)】

職種 平均給与額(2021年) 平均給与額(2020年)
保有資格なし 271,260円 262,420円
介護職員初任者研修 300,510円 293,360円
実務者研修 307,330円 299,890円
介護福祉士 328,720円 322,680円
介護支援専門員 362,290円 355,850円
社会福祉士 363,480円 347,210円

※厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果(P.182)」

無資格の方が最も低い給与だというデータが出ていて、最も近い介護職員初任者研修を保有している方の給与と比べても30,000円近くの差がありました。

これは、施設によって資格手当を取り入れているところもあるので、このような差が出てきます。

幅広い仕事に携わるなら資格取得がおすすめ

これまで、無資格と有資格では携われる仕事や給料に違いがあることを説明してきました。

無資格のままでも働けますが、スキルや給料を上げるためには、やはり資格取得がおすすめです。

ここでは、幅広い介護業務に携わるためにおすすめの資格を3つ紹介します。

介護職の資格はこの3つ以外にもありますので、気になる方は「介護の資格20種類の詳細と取得の難易度を徹底比較しました」もあわせてご覧ください。

介護士の第一歩!介護職員初任者研修

基礎知識や実技など、介護士としての基礎を学ぶことができる介護士としての入門編のような資格です。

この資格は、介護に必要な基礎知識や技術が学べることもあって、介護士を目指す方だけでなく家族で介護が必要となった方が取得を目指すこともあります。

取得するための資格や必要な経験などがなく誰でも受講が可能で、座学と実技の受講を修了することで資格取得ができますよ。

総合的にかかる時間は130時間ほどですが、スクールによって週1回や週4回などのスケジュールが設定できますので、働きながらでも受講が可能です。

ワンランクアップ!介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修よりも高い知識や技術を学べる資格で、介護福祉士の資格取得を目指すためにも必要となります。

この資格を取得すると、訪問介護を行うヘルパーや利用者を対象とした介護計画書の作成や、訪問介護への同行、ヘルパーへの指導などを行うことができます。

介護職員初任者研修と同じく、座学と実技などの450時間ほどのカリキュラムを修了することで資格の取得が可能です。

無資格からでも受講できますが、介護職員初任者研修を取得している状態で受講をすると、一部の受講時間が免除されて受講料も軽減されます。

介護職で唯一の国家資格!介護福祉士

介護業界の中では、唯一の国家資格です。

資格を取得するための条件として、実務経験3年以上と介護福祉士実務者研修の取得があるため、資格取得を目指す場合は介護福祉士実務者研修も取得しておきましょう。

業務内容も、介護を必要とする方への介護業務はもちろんですが、ほかにもヘルパーへの指導やアドバイス、現場をまとめるリーダーのような責任ある仕事も任されます。

業務内容だけでなく、働ける施設の種類も多くなるので、転職時の選択肢が広がりますよ。

まとめ

介護職は資格がなくても働けることを解説してきましたが、より条件が良い環境で働くためにはいずれは資格を取得することがおすすめです。

ですが、無資格や未経験でもできる仕事がありますので、まずはそこから始めることで自分に合うかがわかるようになります。

無資格と有資格の違いは、大きな部分で「可能な仕事の種類」「給料」なので、この違いを考慮して自分が求める働き方を探していきましょう。

もし、最初から1人で探すことが大変であれば、介護職に特化した転職エージェントにご相談ください。

たとえば、株式会社ウィルオブ・ワークが運営している「介護ワーク」では、無資格や未経験からでも働けように一人ひとりに合わせたサポートを行っています。

ほかの転職エージェントでも、独自のサポート体制があるので、気になる方はこちらの「介護士におすすめの転職エージェント8社を比較!活用方法も解説」をご覧ください。

無資格だからと諦めず、今回紹介した内容を参考に自分に合う介護の仕事を見つけていきましょう。

無資格で介護職への転職なら介護ワークに相談を!

無資格や未経験から介護職に転職と考えると、専門的な知識やスキルが必要に思えると不安になる方はいます。無資格でも可能な仕事はありますし、働きながらでも資格取得を目指せるので自分が希望する働き方ができますよ。

転職エージェントの介護ワークでは、無資格でも安心して働けるように仕事での相談や将来を見据えた働き方の提案などのサポートを行っています。

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