介護の仕事は、給与が低かったり人間関係でトラブルを抱えてしまいがちであったりと、ハードな部分があります。「介護職なんてやっていられない!」と思う人も少なくありません。

しかし、それらの悩みは、資格取得や転職で解決できることも少なくないのです。この記事では、介護職員が抱えがちな悩みとその解決方法をご紹介していきます。

介護職で「やっていられない!」と思う瞬間4選

介護職は、様々な能力を必要とする職場です。チームプレーな面もあるので、人間関係に疲れることもあるでしょう。介護職で「やっていられない!」と思う瞬間4選を確認してみましょう。

安すぎる給与明細を見た瞬間

介護は、ハードな仕事です。

ときには、利用者や家族の方から暴言を受けることもありますし、肉体労働の面があるので体力的に大変なこともあるでしょう。

それにも関わらず、介護業界の給与は低めです。介護業界全体の平均年収は約360万円ですし、非正規の場合はこの金額よりもかなり下ということもあるでしょう。

ですので、給与明細を見た瞬間に、「あれだけのことをしたのに、たったこれだけなんてやっていられない!」と思ってしまうこともあるわけです。

労働に見合うだけの給与が払われていない!と思った時が、最もやめたくなるタイミングといえるかもしれません。

自分の時間がない! と感じた瞬間

介護業界は今、深刻な人手不足状態になっています。

そのため、人がいない事業所では、月に半分近く夜勤があったり、毎日平均して2~3時間のサービス残業を強要されたりすることもあるのです。

人がいないので、希望日の休みや連休を取ることもできません。

毎日、くたくたになって自宅に帰ることになり、あとは眠るだけ……。休みの日は体を休めることしかできず、自分の趣味の時間や遊びの時間を一切取れないということもあるのです。

「いったい自分は何のために働いているのか?」ということがわからなくなり、自分の時間や人生を取り戻すために、辞めたくなるのです。

気の合わない人にいじわるをされた瞬間

介護の現場では少人数でチームを組んで仕事をします。

そのため、スタッフ同士のコミュニケーションや協力が何よりも大切になります。しかしながら、介護現場にはさまざまな人生経験や職業経験を持つスタッフがいます。

人間同士のことですから、どうしてもこの人とは気が合わないといったことや言葉遣いがキツいと感じられることもあるでしょう。

中には、介護の仕事で溜まったストレスをぶつけてくる人もいるはずです。このような瞬間に辞めたいという気持ちが高まってくるといえそうです。

体が悲鳴を上げた瞬間

介護の仕事は体力勝負な部分があります。女性の場合、自分よりも体重のある男性高齢者を支えて移動したりおむつを替えてあげたりしなくてはなりません。

このような業務を通して、腰を痛めてしまうこともあるのです。

さらに、夜勤もある施設では、夜勤と日勤の不規則な勤務体系のせいで、自律神経が乱れて、体調を崩してしまうこともあるでしょう。

疲労が限界に達して、体が悲鳴をあげているように感じた瞬間に、「もうやめたい!」と感じてしまうようです。

もしもあなたが「介護職なんてやっていられない」と思ったら

もしも、「介護職なんでやっていられない!」と思った場合は、介護職を辞めて別の職種に就くということを考えるはずです。

しかし、まったく違う業種で働こうとすると、せっかくの介護職のキャリアが通用しないこともあります。

さらに、異業種でも人間関係のトラブルや給与の安さといったマイナス要素はついてまわります。ゼロからのスタートとなることも覚悟して、辞める決断をするようにしてくださいね。

また、介護以外の職種につかなくとも、以下のような解決の選択肢があることを知っておいてください。

待遇や人間関係に不満があってやめたいならば、「転職」を考えよう

今の介護施設のスタッフや待遇といった点に問題があるならば、転職を考えてみてください

今現在、介護の現場はどこも人手不足で、介護経験のある人を求めています。介護の求人はかなり多く、超売り手市場になっているのです。

ですから、求人を探してみて、自分に合う職場を探してみましょう。もしも、夜勤の多さに苦労しているならば、日勤のみの仕事を探してみます。

人間関係に二度と煩わされたくないならば訪問介護の施設に転職してみてください。訪問介護は、基本的に一人で利用者の自宅をまわることになるので、他のスタッフと長時間関わらずに済みます。

自分に合った働きやすい職場を見つけることができれば、長く働くことができますから、慎重に求人を選んで、転職をしてみましょう。

給与が安いので辞めたいならば、「資格取得」を考えよう

今いる施設の人間関係などには問題はないものの「給与が安すぎる」ということを理由に悩んでいるならば、資格取得を目指してみましょう。

資格手当によって給与アップが期待できます。

特に、給与アップが期待できるのが介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格です。この資格があれば、できることが増えるので、自然と高待遇になります。

腰痛に悩んでいるならば「ボディメカニクス」を学ぶ

介護は体力勝負な面もありますが、てこの原理を利用したり、骨格の力学的関係を考慮したりすると最小限の労力で、無理のない介護をすることが可能です

このような技術をボディメカニクスと呼んでいて、セミナー・勉強会・イベントなどで1日程度で技術習得が可能です。

介護業務を大変に感じている人は、ボディメカニクス技術の習得を目指してみてください。

こちらの記事では腰痛の解決法を詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

転職することにしたのなら転職サービスを使い倒すのがおすすめ

今の職場に不満などがあるならば、転職サービスを使い倒して転職するのもおすすめです。

転職サービスを利用すれば、実際の労働環境や福利厚生などを知ることができます。入社後のギャップをなくすこともできるでしょう。

さらには、自分では尋ねにくい質問を、キャリアアドバイザーに代わりに尋ねてもらうこともできるでしょう。

内定が出たあとに、給与交渉を代行してもらうこともできますから、満足できる転職ができるはずです。ですので、転職をするならば、複数のエージェントに相談をし、転職の手助けをしてもらいましょう。

なお、今のところ転職に迷っているという人もとりあえず登録をしておくことをおすすめします。

転職活動をスタートしていると考えると心理的余裕も発生しますし、良い求人を紹介してもらえる可能性もあります。おすすめの転職エージェントについては以下でまとめていますので、ぜひ確認してみてください。

おわりに:介護職なんてやっていられないと思ったら、まずは転職や資格取得を考えよう

介護はハードな仕事ですから「やめたい」と考えている職員も少なくありません。「自分の時間が持てない!」「待遇に不満がある」といった悩みをきっかけに辞めたくなっている人が多いのです。

しかし、これらの悩みは、転職や資格取得で解決することも可能です。より待遇や給与の良い職場に転職できれば「介護の仕事は楽しい」とやりがいを感じることもできるでしょう。

なお、転職の際には、転職サービスの力を借りるのがおすすめになってきます。エージェントの力を借りつつ、働きやすい環境を手に入れる努力をしてみてくださいね。

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