介護職に限らず、就職や転職で履歴書を作成するときに悩むことが多い項目の1つに志望動機があります。

志望動機は、施設側がその人がどういった理由で入職しようと思ったのか、またどういった考えを持つ人物なのかなどを見る判断要素として重要な部分です。

どのように書けば良いかポイントを知ることで、志望動機が書きやすくなります。

この記事では、介護職の転職をする志望動機の書き方や例文などについて解説していきます。

例文を見たい方は、こちらの「志望動機の例文」へお進みください。

志望動機に苦手意識がある方は介護ワークにご相談ください

志望動機を書くことが苦手で、本当にこれで良いのかと悩まれている方はいます。そんなときは、第三者の視点から確認をしてもらうことをおすすめします。

人材会社ウィルオブ・ワークが運営している介護ワークでは、介護の現場にくわしいエージェントが履歴書の添削や面接対策を行っています。志望動機以外にも不安がある方や12月・1月スタートを目指している方は、是非一度ご相談ください。

介護職向けの志望動機を書く5つのコツ

志望動機を書くことに対して苦手意識がある方は、採用されるようにと完璧を求めすぎている可能性があります。

すべてを完璧にするのではなく、ポイントをつかんで書くことによって志望動機が書きやすくなる可能性があります。

ここでは、介護職に向けた志望動機を書く5つのコツを紹介します。

結論から書くようにする

履歴書に限らず、自分の意見を述べるときは結論を先に書いておくと、相手にこれから書く内容がどんなことかが伝わりやすくなります。

結論を書いてからその理由を志望動機として書き、最後はそれまでに話した内容を踏まえて施設でどんな働き方をしたいかを書くことでまとまった内容になるのです。

とくに、志望動機を書いくと伝えたいことと結論が変わってしまうと悩まれる方におすすめの書き方なので、是非試してみてください。

介護職で働く理由を明確にする

なぜ介護職を選んだのか、何がやりたいのかなどを明確にしておくようにしましょう。

介護職や施設を選んだ理由などは、よく質問されることでもあるため、相手に伝わるようにまとめるようにしてください。

最初は、箇条書きなどで介護職のどこに魅力を感じたのかを書き出し、そこからとくに強い理由を選んで書くようにすると自分の伝えたいことがまとまりやすくなりますよ。

将来希望する働き方を書く

介護職のどこにやりがいや魅力を感じたのかは、あくまでもきっかけにしかなりません。

そのため、介護職で将来的にはどんな働き方をしていたいかということも書くようにしましょう。

未経験の場合は介護職についてわからないことが多い方もいるので、施設でのポジションや自分が希望している働き方などを話すことをおすすめします。

今までも介護職で働いていた場合は、活かしたいスキルや目指している職種などキャリアアップがイメージできるような内容にすると良いですよ。

ポジティブな内容にする

介護職では、職歴やスキルなど以外にも人柄も重視します。

そのため、何かあっても工夫して頑張れるような前向きな方に対して印象が良くなる傾向があります。

これまでの経験の中でつらいことや苦手なことがあったと話をしたとき、それだけで終わらせるのではなく、どう乗り越えてきたのかをアピールしましょう。

自分の強みをアピール

自分が介護職でどんなことができるか、今の自分には何ができるかをアピールすることで「この人、うちに必要だ」と思わせることで採用される確率を高められます。

できれば、求人情報を見て業務内容や求めている人材の情報を加味したアピールができると良いです。

今まで介護職で働いてきた方は、培ってきたスキルを仕事にどう活かしたいかをアピールすることにより、採用担当者からも期待されるようになります。

志望動機の例文

志望動機を書くコツや書かない方が良い内容などを書きましたが、実際に書こうとするとどう書けば良いかわからないと悩まれる方はいます。

そこで、いくつかパターンに分けて志望動機の一例を紹介します。

このままの引用をせず、紹介する内容を参考に自分なりの志望動機を作ってください。

未経験の場合

未経験の方は、介護業界についてわからないことが多く、志望動機もくわしいことが書けないと不安を感じることがあります。

ですが、未経験であればわからなくて当然なので、今まで経験してきたことや他業界で経験してきたことを活かせる働き方を目指しているなどの書き方ができます。

    【例文】
    私は、人とコミュニケーションを取ることが好きで、誰かの役に立ちたいと強く思うようになりました。今までは飲食店で接客をしていて、お客様の要望を直接聞ける仕事にやりがいを感じていました。
    もっとお客様に寄り添った仕事をしたいと考えるようになり、介護職で働くことを決意しました。飲食店での接客で培ってきた、お客様への細かい気配りや状況に合わせて行動ができる対応力を活かし、貴施設でもよりお客様が安心して過ごせるように頑張りたいと考えております。

未経験から介護の仕事を始めるにはどうすれば良いか気になる方は、「介護職は未経験・無資格からも可能?できる仕事や有資格との違いなど解説」をあわせてご覧ください。

経験があっても無資格の場合

施設によっては、無資格だと採用が難しいところもあるので、資格がない方の場合はこれまで介護の現場で経験してきたことをアピールすることをおすすめします。

また、今後資格取得を目指している方であれば、そのこともアピールすることで今後も介護職で仕事をしたいのだと印象を与えられますよ。

    【例文】
    私は、介護施設の清掃や介護士の方へのサポート業務などに携わり、現場での経験を積んできました。そのため、施設内でどのような働き方をすれば良いかの知識があり、臨機応変に対応ができていていると高い評価を得てきました。

    また、これまで働いてきて私は介護職で長く働いていきたいと思うようになり、今は資格取得のための勉強をしています。取得後も貴施設でスキルアップをし、活躍できればと考えています。これまでの経験を活かし、貴施設の戦力になれるよう努めてまいります。

無資格でも介護の仕事ができるか気になる方は、こちらの「介護職は未経験・無資格からも可能?できる仕事や有資格との違いなど解説」をあわせてご覧ください。

転職の回数が多い場合

派遣社員のように雇用契約に期限がある働き方ではなく、無期雇用にもかかわらず転職が多いと採用に影響するのではないかと心配される方はいます。

ですが、視点を変えれば、それだけ多くの現場で経験をしてきたといえるので、どのような経験をしてきたかをアピールすると良いですよ。

    【例文】
    私は、これまで3つの施設で介護士として勤務してきました。施設の清掃業務や介護業務など幅広い業務に携わってきたので、現場での経験を多く積んでいます。そのため、どのような対応をすれば良いか、なんの作業が必要かなどを考えて行動できるようになりました。

    貴施設でも幅広い職種に携わる介護士が多いので、いろいろなことを学びつつ業務のサポートができればと思い、志望させていただきました。

スキルアップを目指している場合

今まで介護業界で仕事をしてきて、そろそろスキルアップを目指したいという方や、今よりももっと専門的な仕事をしたい方は、今まで培ってきたものをアピールしましょう。

これまでしっかりと学んだうえでのスキルアップを希望しているのであれば、向上心が高いと評価されますし、知識があると認めてもらえて責任感ある仕事を任せてもらえますよ。

    【例文】
    私は、7年介護の現場を経験してきましたが、もっとお客様に専門的な介助をしたいと思うようになり、転職を決意しました。そのためにケアマネージャーの資格を取得し、貴施設のお客様とのコミュニケーションを大切にしている環境で働きたく、この度志望しました。
    今までの介護の現場でもお客様との会話を大切にし、要望など細かい部分に気を配れると評価されてきました。ケアマネージャーの経験はありませんが、今後もより一層お客様のことを考え、培ってきたスキルを活かした働き方ができるように努力していきます。

訪問介護から介護施設への転職をしたい場合

今まで訪問介護をしていたが、移動が大変であったり、1人で介護をするのが大変になって介護施設への転職を検討する方もいます。

働き方が変わるので、志望動機では移動や1人で介護をすることについて触れるのではなく、介護施設ならではの働き方で魅力を感じたところをアピールしましょう。

    【例文】
    私は今まで、訪問介護員として働いてきました。お客様の生活に合わせた介助ができてやりがいを感じていたのですが、介護士としてのスキルを学ぶことができないと感じるようになりました。いろいろな介護職員の方から学び、今以上に介護職のスキルを上げていきたいと考えています。
    貴施設の学ぶことに対する制度を利用させていただき、より一層知識やスキルを身につけて貢献していきたいと思います。

介護施設から訪問介護への転職をしたい場合

介護施設で経験を積み、もっと一人ひとりと向き合った介護をしたいと考えるようになれば、訪問介護への転職を考え始める方もいます。

すべてを一人で対応しなくてはならないことが大変な仕事なので、自分がどんな方法で介護を必要とする方と向き合いたいかをアピールすることが大切です。

    【例文】
    これまで私は、介護施設で先輩介護士から介護士としての知識や技術を学び、多くのお客様への介助を行ってきました。ですが、しっかりと一人ひとりと向き合って介護をしたいと思うようになりました。

    最初はすべてを一人でこなさなくてはならないため、大変なことは多いかと思います。ですが、私はこれまで以上にお客様が住み慣れた家で快適に生活ができるようにサポートをしていくために努力をして参ります。施設で学んできたことを活かし、より一層お客様に寄り添った介助ができるようにお客様のご家族とも連携をとって業務を進められればと考えています。

ブランクがある場合

介護職員として働いていたが、別業界への転職や家庭に入ったなどの理由で介護業界から離れていた方もいます。

そういった方は、以前働いていたことや今後の仕事に対する意欲などをアピールして書くようにしましょう。

    【例文】
    私は、以前一度介護職員として働いたことがあります。ですが、別の業界でも人と接する仕事がしたいと思い、接客業をしてきました。ですが、介護職のようにより人の役に立つ仕事がしたいと思い、この度介護職への転職を決意しました。
    以前はグループホームで働いていたので、その時の経験を活かした働き方ができればと考えています。貴施設のお客様が生活しやすくなる細やかな介助ができるよう、もう一度学びながら業務に励んでいきます。

40代から介護職に転職をしたい場合

これまで異業種で働いてきて、40代や50代からでも介護職で働いてみたいと考える方はいます。

また、介護職は40代や50代が活躍しているので始めやすいメリットがあるため、未経験の方も培ってきた経験やスキルを介護の業務で活かせることをアピールしましょう。

    【例文】
    私は、これまで営業職で働いてきました。ですが、家族で介護が必要となったことをきっかけに介護職に興味を持ち、異業種ではありますが転職を決意しました。貴施設では、私がとくに関心があるリハビリ職に力を入れているので、業務に携わりたいと思いました。

    介護職の仕事についてこれから学びつつ、これまでの仕事で評価が高かったコミュニケーション能力や気配りなどを活かして一日でも早く戦力になれればと考えています。また、働きながら資格取得を目指し、利用者一人ひとりに適した介助ができるように努めてまいります。

志望動機以外でも、40代からの転職に不安を感じる方はこちらの「40代で介護職に転職する5つのポイント!資格や施設の種類なども解説」もあわせてご覧ください。

志望動機に向いてないもの

志望動機を書くコツを紹介してきましたが、内容によっては志望動機にしない方が良い内容もあります。

どういう内容が志望動機として適していないのか、よく言われているものを3つ紹介します。

給料や福利厚生などの話は避ける

介護職は人と接する機会が多いので、人柄をよく見られます。

仕事のことよりも、給料や福利厚生などの待遇面を強調されてしまうと、採用担当者は「ここよりも良い条件があったらそっちに行ってしまうのでは?」と不安になります。

すると、長く働いてもらえない可能性もあると判断されてスキルや経歴が良かったとしても不採用になる可能性が出てくるのです。

もちろん、待遇面は仕事を探す上で重要となる部分ではありますが、履歴書や面接でその部分を強調してしまうのはおすすめできません。

よくある言い回しを使わない

書き方がわからない、ほかの人がどんなことを志望動機としているのかわからない方は、この記事を読んでいただいているようにインターネットで検索をしている方がいます。

なかには、例文として記載している記事もありますが、その内容をそのまま使うのはやめておきましょう。

採用担当者は、多くの履歴書を見ているので、志望動機が本人のものかどこからか書き写してきたものかが分かる場合があります。

すると、そこまで仕事に思い入れがないのかと判断され、採用されにくくなってしまうのです。

ほかの文章を参考にするのは良いのですが、内容は自分の言葉で書くようにしましょう。

志望動機を書くコツでも記載した「介護職で働く理由を明確にする」で紹介した方法であれば、自分なりの志望動機が見つかりますよ。

ネガティブなことばかり言わない

前の職場がつらかった、こういう自分だから前の職場でも怒られてしまいました、などネガティブなことは言わないようにしましょう。

もちろん、良いところばかりをいうのもあまり良くありませんが、悪いところばかりいうのも良くないのです。

ネガティブなことを言ったとしても、それを改善するためにどんな工夫をしているかを伝えることでマイナスイメージは軽減されます。

志望動機がポジティブであるかネガティブであるかによって採用担当者からの印象が変わるため、なるべく良い部分についてくわしく書けるようにすることがおすすめです。

面接時の注意点

これまで志望動機について話してきましたが、履歴書が通った後にある面接でも注意すべきポイントがあります。

介護職は清潔感がなくてはならない仕事なので、服装や髪型などで不衛生な印象を与えるようなことがないようにしましょう。

シャツにはアイロンをかけたり、髪を綺麗に整えたりして印象を良くしてください。

ほかにも、人と接する機会が多い仕事のため、話し方や言葉遣いは丁寧にすることを心掛ける必要があります。

そして、履歴書で書いた志望動機と面接時に話す内容が一致しないと不信感を抱かれてしまうので、書いた志望動機を覚えておきましょう。

すでにくわしいことは履歴書に書いてあるので、面接でも同じことや補足で加えたいことなど話していきます。

面接官に質問されることもありますので、正直に答えていきましょう。

志望動機ついて転職エージェントに相談するのもアリ

今回紹介した志望動機の書き方や面接時の注意点を読んでも、実際に書くと本当に大丈夫かと不安になる方がいます。

そんなときは、介護職に特化した転職エージェントに相談をしてみましょう。

転職エージェントによっては、履歴書の添削や面接対策などを行っているところもあるので、気になる方は活用してみてください。

人材会社ウィルオブが運営している「介護ワーク」は、介護の現場を知るエージェントが履歴書の添削や面接対策だけでなく、入職後のサポートも行っています。

ほかにも転職エージェントはあるので、こちらの「介護職におすすめの転職エージェント10社比較や転職のコツなど解説」もあわせてご覧ください。

よくある質問

ここでは、志望動機を作成する際によくある質問を紹介します。

志望動機に文字数制限はありますか?

文字数に制限はありませんが、一般的には200文字~300文字程度とされているので目安にしておきましょう。

ですが、文字数を気にしすぎて書きたいことが書けなくなってしまうと違和感がある文章になってしまいます。

そのため、まずは文字数などを考えずに伝えたいことを書き、見直しをする際に内容や文字数を確認することをおすすめします。

ほかにも、志望動機を書く際に気にすると良いポイントがありますので、苦手意識がある方は「介護職向けの志望動機を書く5つのコツ」をご覧ください。

自己PRとの違いは何ですか?

志望動機は、介護職や施設を選んだ理由を書く部分です。

一方、自己PRは、自分の強みや入職後にどんな働き方ができるかなど、自身について書く部分です。

混同されることが多いので、違いを理解して適した内容を書けるように心がけてください。

「志望動機の例文」を参考に、どのような内容が志望動機となるのかを、気になる方はぜひご覧ください。

まとめ

介護職の志望動機は、ほかの業界と違って知識やスキルだけでなく人柄も重要な要素と考えている傾向があります。

そのため、志望動機の中にも介護職でどういったところにやりがいや魅力を感じるか、入職後はどんな働き方をしたいかなどを含めて書くことがおすすめです。

未経験や経験者、ブランクがある方など関係なく、介護職への転職の際には紹介したコツを参考に志望動機を書いていきましょう。

志望動機以外にも不安がある方は介護ワークに相談を!

志望動機について話をしてきましたが、面接時にも気を付けるべきポイントがありました。転職では、志望動機以外にも気になる部分があるので、転職エージェントの介護ワークの利用をおすすめします。

希望条件を考慮した仕事の提案以外にも、履歴書の添削、面接のアドバイス、入職後のサポートを行っています。そのため、12月・1月から安心して介護の仕事をしたい方は、是非一度ご相談ください。

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