介護の仕事に興味があるものの、「身体介護と生活援助は何が違うのか」「具体的にどのような介助を行うのか」と疑問を持つ方もいるでしょう。
身体介護は、食事や入浴、排泄などの日常生活の動作を支える介護です。身体に直接触れる介助だけでなく、本人ができることを続けられるよう、必要な声かけや手助けを行う見守りなども含まれます。
この記事では、身体介護とは何かを、生活援助との違い、具体的なサービス内容、対象外となるサービス内容、業務で役立つ資格などをご紹介します。
「身体介護の経験がなく、仕事についていけるか心配」「生活援助を中心に働ける職場も知りたい」という方は、仕事内容や教育体制を確認することから始めてみませんか。資格や経験に合う業務を知ることで、働くイメージを具体的にできます。
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身体介護とは

身体介護とは、食事や排泄、入浴、着替えなど、日常生活で必要な動作を支える介護を指し、厚生労働省では以下のように定義されています。
| (1). 利用者の身体に直接的にふれて行われる介助サービス(必要となる準備、後片づけなどの一連の行為を含む) (2). 利用者の日常生活動作能力(ADL)や意欲の向上のために利用者と共に行う自立支援ためのサービス (3). その他専門的知識・技術(介護を要する状態となった要因である心身の障害や疾病に伴って必要となる特段の専門的配慮)をもって行う、利用者の日常生活・社会生活上、必要となるサービス |
| 具体的には、(1). 食事・排泄介助、(2). 清拭・入浴、身体整容、(3). 体位変換、移動・移乗介助、外出介助、(4). 起床及び就寝介助、(5). 服薬介助、(6). 自立生活支援のための見守り的援助(自立支援、ADL向上の観点から安全を確保しつつ常時介助できる状態で行う見守り等)を指す。 |
このように、身体介護は主に利用者の体に直接触れて行う介助や、自立支援のために行われる見守りなどを表します。
生活援助との違い
介護サービスは、身体介護と生活援助の、大きく2つに分けられ、両者はサービス内容が異なります。
身体介護は、上記のとおり利用者の日常生活に関わる食事や入浴などの動作を、利用者の体に直接触れながら行うサービスを指します。
一方で、生活援助は掃除や洗濯、調理、掃除、買い物といった利用者の体に触れず、本人に代わって行うサービスを指します。
「身体1」「身体2」とは
身体介護の現場では、「身体1」「身体2」といった用語が使われることがあります。「身体1」や「身体2」は、身体介護のサービス区分を表し、サービスの提供時間によって区分が変わります。具体的な区分は、以下のとおりです。
| 名称 | 所要時間 |
|---|---|
| 身体0 | 20分未満 |
| 身体1 | 20分以上30分未満 |
| 身体2 | 30分以上1時間未満 |
| 身体3 | 1時間以上1時間30分未満 |
| 身体4 | 1時間30分以上2時間未満 |
各区分では単位数が決められており、単位数に応じて施設への報酬額が算定されます。例えば、25分のサービスを提供した場合は身体1、1時間40分の場合は身体3になります。
なお、生活援助は「生活1」「生活2」のように表され、身体介護と家事援助を同時に利用する場合は「身体1生活1」のように組み合わせることも可能です。
身体介護の具体的なサービス内容

上記では、身体介護の概要や生活援助との違いをご紹介しました。身体介護には、食事や入浴などの介助に加え、利用者の身だしなみを整える支援なども含まれます。ここでは、具体的なサービス内容をご紹介します。
身体に直接触れながら行う介助
身体介護でのメインとなる業務は、利用者の身体に直接触れながら食事や入浴、排泄などの動作を支えます。
なお、すべての動作に対して必ず手助けしなければならないというわけではありません。本人が自分の力で着替えたいと言ったときなど、場合によっては必要な場面でのみ手助けをし、安全に行えそうか見守ることも大切です。
身体介護では、主に以下のような支援が行われます。
食事介助
食事介助では、一人で食事ができない人のために食事の手助けを行います。食べ物を口まで運んで食べさせるだけでなく、食事前の手洗いや配膳、食器の片付け、食べる際の姿勢の調整なども行います。
人によって咀嚼できる力や食べるペース、食べる量などは異なるため、その人にとって食べにくさを感じない介助を心がけましょう。
服薬介助
服薬介助では、一定の条件を満たす場合、医師から処方され、あらかじめ分けられた薬の服用を補助します。
服薬介助を行うには、医師や看護師が利用者の状態を確認していることや、本人または家族から服薬介助を依頼されていること、薬剤師の服薬指導に基づいて介助を行うことなどの条件があり、誤った方法・量で服薬させないよう慎重に行う必要があります。
参照:医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について(通知)|厚生労働省
入浴介助
入浴介助では、浴室への移動や衣類の着脱、身体・髪を洗う動作、浴槽への出入りなど入浴における動作を支援します。
本人が自分で洗える部分は本人に行ってもらい、手が届きづらい部分など難しい部分を手伝うなど、本人の身体の状態に合わせて介助します。なお、浴室内での転倒や肌の露出などに安全面やプライバシーに配慮することも大切です。
排泄介助
排泄介助は、トイレへの移動や衣類の着脱、便座への乗り降り、排泄後の処理などを支援します。利用者の身体の状態に合わせて、おむつやポータブルトイレなども活用します。
排泄介助では、ただ排泄行為を支援するだけでなく、利用者の尿や便の色や形状、頻度などを見ながら、体調に異変がないかを確かめることも大切です。
移動介助
移動介助では、椅子への着席・立ち上がり、歩行、車椅子の乗り降りといった屋内での移動が困難な人に対して支援を行います。
移動介助では、職員が無理に引っ張って起き上がらせるのではなく、本人の体力や体調、普段使用している機器や用具の使用状況などを見ながら、その人に合ったサポートを行いましょう。
外出介助
外出介助は、外出の準備や玄関での靴の着脱、車椅子への乗り降り・移動、歩行など、外出先で必要な動作のサポートを行います。
主にデイサービスなどの施設への付き添いや病院への通院などで介助が必要となります。外出することで利用者の気分転換にもなるため、本人の体調を気遣いつつ、リフレッシュになるよう声かけを行うとよいでしょう。
更衣介助
更衣介助は、一人で着替えができない人に対して、衣類の着脱を介助します。着たい服や服を着る順番なども、本人の希望や身体の状態に合わせて決めるとよいでしょう。
また、更衣介助では、すべての着脱動作を勝手に職員が進めるのではなく、袖を通す動作や衣類を下ろす動作だけは本人にやってもらうなど、必要に応じて手助けするのがよいでしょう。身体を動かす際に痛みが生じないかなども確認しながら、本人にとってやりやすい方法で着脱を行うことが大切です。
清拭
清拭(せいしき)とは、タオルなどで身体を拭き、身体の清潔を保つ支援を指します。利用者が入浴することが難しい場合、タオルなどで身体を拭くことで、汗や汚れを取り除けます。
清拭を行う際は、室温やタオルの温度などに気をつけながら、身体にダメージを与えないようできるだけ強い力でこすらず優しく拭き取ります。介助中に皮膚の異常や傷などに気がついた際は、医師や看護師に相談しましょう。
身体整容
身体整容は、洗顔や整髪、口腔ケア、メイク、電気シェーバーによるひげ剃りなど、身だしなみを整える介助を指します。カミソリでのひげ剃りを行う際は理容師免許が必要となるため、免許を持たない介護職員がひげ剃りを行う場合は、電気シェーバーを利用しましょう。
身だしなみを整える際は、職員の判断で整髪やメイクを行うのではなく、本人の好みや希望も聞きながら進めましょう。皮膚や口腔内に異常が見られた際は、医師や看護師に相談します。
起床・就寝介助
起床介助では、ベッドから身体を起こしたり、立ち上がったりするなど、起床時の動作をサポートします。反対に、就寝介助では、ベッドに座らせたり、身体を横にさせたりして、就寝時の動作を支えます。
起床・就寝のタイミングは人によって異なるため、急かさずその人のペースに合わせて介助を行うのが大切です。表情や顔色、身体のふらつきなども確認しながら、体調に変化がないかを確認しましょう。
食事や入浴、排泄などの介助方法は、利用者の状態によって異なります。「経験が浅く、介助に不安がある」「ブランクがあるため、指導を受けながら慣れたい」という方は、研修や先輩職員のサポート体制も確認して職場を選びましょう。
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見守り援助
身体介護には、直接身体には触れず、利用者が生活に関わる動作を自らの力で行えるよう様子を見ながら必要に応じて手助けしたり、声かけを行ったりする見守り援助も含まれます。見守り援助は、利用者の自立支援や症状の重度化防止を目的に行われます。
見守り援助の具体例は、厚生労働省の「『訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について』の一部改正について」をご覧ください。
必要に応じた声かけ
排泄や着替え、移動などの際に利用者のそばで見守りながら、必要に応じて声かけを行います。例えば、着替えの手順がわからなくなってしまった利用者に対して、次の手順を声をかけて教えてあげるといった方法が挙げられます。
ただし、すぐに声をかけるのではなく、利用者に考えたり試行錯誤したりする時間を取ることも重要です。利用者の様子を見ながら、適切なタイミングで声をかけましょう。
身体介護における声かけの例は、以下のとおりです。
- 認知症等の高齢者がリハビリパンツやパット交換を見守り・声かけを行うことにより、一人で出来るだけ交換し後始末が出来るように支援する
- 認知症等の高齢者に対して、ヘルパーが声かけと誘導で食事・水分摂取を支援する
- 入浴、更衣等の見守り(必要に応じて行う介助、転倒予防のための声かけ、気分の確認などを含む)
- 移動時、転倒しないように側について歩く(介護は必要時だけで、事故がないように常に見守る)
- ベッドの出入り時など自立を促すための声かけ(声かけや見守り中心で必要な時だけ介助)
- ベッド上からポータブルトイレ等(いす)へ利用者が移乗する際に、転倒等の防止のため付き添い、必要に応じて介助を行う
出典:「訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について」の一部改正について|厚生労働省
利用者との共同作業
掃除や整理整頓、ゴミ出し、洗濯などの家事を利用者と一緒に行い、本人が家事を自力で続けられるよう支援します。
高い場所の物を取り出す、大きく身体を動かすといった動作が必要な場面では職員が行い、それ以外に利用者ができる部分を利用者に行ってもらうなど、役割を分担しながら家事を進めるとよいでしょう。
身体介護における共同作業の例は、以下のとおりです。
- 利用者と一緒に手助けや声かけ及び見守りしながら行う掃除、整理整頓(安全確認の声かけ、疲労の確認を含む)
- ゴミの分別が分からない利用者と一緒に分別をしてゴミ出しのルールを理解してもらう又は思い出してもらうよう援助
- 認知症の高齢者の方と一緒に冷蔵庫のなかの整理等を行うことにより、生活歴の喚起を促す
- 洗濯物を一緒に干したりたたんだりすることにより自立支援を促すとともに、転倒予防等のための見守り・声かけを行う
- 利用者と一緒に手助けや声かけ及び見守りしながら行うベッドでのシーツ交換、布団カバーの交換等
- 利用者と一緒に手助けや声かけ及び見守りしながら行う衣類の整理・被服の補修
- 利用者と一緒に手助けや声かけ及び見守りしながら行う調理、配膳、後片付け(安全確認の声かけ、疲労の確認を含む)
出典:「訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について」の一部改正について|厚生労働省
利用者の自発的な行動への誘導
本人が自分の意思で行動に移せるよう、声かけや付き添い、誘導などを行います。
例えば、その日に服用が必要な薬をあらかじめ並べておき、利用者自らの力で飲んでもらったり、外出先でさまざまな種類がある商品の中から利用者がほしいものを購入できるよう促したりするといった方法が挙げられます。職員が望んだ選択肢へ誘導するのではなく、本人の意思を尊重して選ばせることが大切です。
身体介護における誘導の例は、以下のとおりです。
- 本人が自ら適切な服薬ができるよう、服薬時において、直接介助は行わずに、側で見守り、服薬を促す
- 車イス等での移動介助を行って店に行き、本人が自ら品物を選べるよう援助
出典:「訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について」の一部改正について|厚生労働省
専門資格やスキルが必要となる医療行為
介護の現場では、利用者の体調によっては喀痰吸引や経管栄養などの医療的ケアが必要となる場合があります。
これらの行為は、介護職員なら誰でもできるわけではなく、指定の研修を受けて認定・登録を受け、医師や看護師との連携のもと行う必要があります。
喀痰吸引
喀痰(かくたん)吸引では、口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部にたまったたんの吸引を行います。
喀痰吸引を行うためには、まず喀痰吸引等研修を修了し、勤務先の都道府県での認定を受けたのち、医師の指示に基づき、看護師等と連携しながら実施できます。
参照:介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度について|厚生労働省
経管栄養
経管栄養は、胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養を行い、口から十分に食事が摂れない人のために、チューブを通じて流動食や栄養剤を体内に注入することを指します。
経管栄養においても、喀痰吸引等研修を修了し、勤務先の都道府県での認定を受けたのち、医師の指示に基づき、看護師等と連携しながら実施可能です。喀痰吸引等研修を受けて認定を受けることで、喀痰吸引・経管栄養どちらも対応できるようになります。
喀痰吸引や経管栄養に携わりたい方は、必要な研修・認定に加え、勤務先の実施体制や医療職との連携も確認しておきましょう。「研修の受講を支援してもらいたい」「認定を受けた行為の経験を積みたい」など、今後の目標に合う環境を選ぶことが大切です。
ウィルオブ介護では、保有資格や研修の修了状況、経験を踏まえた職場探しをサポート!応募先の研修支援制度や業務内容の確認、経験を評価してもらうための面接対策、年収アップも対応しています!
転職に不安を抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
身体介護に含まれないサービス内容

上記では、身体介護の具体的なサービス内容をご紹介しました。ただし、利用者や家族から依頼された支援が、すべて身体介護の一環として対応可能なものなわけではありません。
ここでは、身体介護に含まれないサービス内容をご紹介します。
目的のない付き添い
目的のない付き添いや、介助目的でない訪問などは、身体介護のサービス対象外となります。本人や家族に「話し相手になってほしい」という依頼を受けたとしても、身体介護の対象にはならないため、ご注意ください。
なお、通院などの外出時に食事や移動、排泄の介助が必要な場合の付き添いは身体介護の対象となります。
散髪、マッサージ、散歩、趣味・娯楽への同行
散髪や治療を目的としたマッサージ、散歩、趣味・娯楽への同行は、身体介護には含まれません。散髪や治療目的のマッサージは施術に資格が必要となるため、理容師などと連携する必要があります。
ただし、散歩は原則として身体介護のサービスとして利用できないものの、運動不足の解消や閉じこもりの防止などの目的があり、職員の同行が必要と判断された場合は、身体介護のサービスとして利用できることがあります。
リハビリ目的の歩行
リハビリ目的での歩行訓練は、身体介護の範囲外となります。リハビリを行う際は、訪問リハビリテーションを利用し、理学療法士や作業療法士の指導を受けなければなりません。
なお、トイレや浴室、ベッドまで歩く際や通院時の歩行のサポートは身体介護に含まれます。対象の行為が訓練であるか、日常動作の支援であるかで判断するとよいでしょう。
具体的な目標を伴わない見守り
「なんとなくそばにいてほしい」「家族の代わりに家にいてほしい」など、支援の具体的な目標のない見守りは、身体介護のサービスの対象外となります。
利用者が動作を行うにあたって、「安全に移動ができるよう見守る」「なるべく自分の力で食事ができるよう見守る」など、利用者の安全面を考慮しつつ、必要に応じてすぐに介助ができる見守り行為が身体介護に該当します。
身体介護で活かせる資格

上記では、身体介護に含まれないサービス内容をご紹介しました。身体介護の知識や技術を身に付けるには、研修の受講や資格取得も役立ちます。
ここでは、身体介護で活かせる資格をご紹介します。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護に必要な基礎知識や技術を学ぶ研修です。全130時間の講義・演習を通じて、介護における尊厳の保持や自立支援、コミュニケーション、老化や認知症、生活支援技術などを学びます。
介護職員初任者研修は、各都道府県知事が指定する研修事業者が実施しています。研修のスケジュールや費用、申し込み方法などは、各都道府県のホームページをご確認ください。
介護職員初任者研修については、以下の記事もご覧ください。
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位にあたる研修で、介護における幅広い知識・技術を学び、専門性をより高められる研修です。修了後にはサービス提供責任者など、キャリアアップも狙いやすい研修です。
3年以上の実務経験がある人が介護福祉士の国家試験を受験する場合は、介護福祉士実務者研修の受講が必須となります。
介護福祉士実務者研修については、「介護福祉士実務者研修とは?介護職転職にどう役立つ?条件や取得のメリット、求人情報も調査しました」の記事をご覧ください。
介護福祉士
介護福祉士は、専門的な知識や技術を用いて介護を行い、本人や家族への助言や相談対応なども行う国家資格です。
身体介護の現場では、利用者の身体機能を理解したうえでの介助や、医師・看護師といった他職種との連携において専門性を生かせます。
介護福祉士は養成施設や福祉系高校に通うか、介護職員での実務経験を3年以上積み、実務者研修を修了することで受験資格を得られます。
認定介護福祉士
認定介護福祉士は、介護福祉士の上位に位置づけられる民間資格です。認定介護福祉士認証・認定機構によって設けられ、介護に関する専門性の向上だけでなく、ほかの職員への指導やチーム運営、他職種との連携といったスキルも高めることを目的としています。
認定介護福祉士は、介護福祉士取得後の実務経験が5年以上、介護職員を対象とした100時間以上の研修歴、研修実施団体の課すレポート課題や受講試験で一定水準以上の成績を修めているといった受講条件があります。条件を満たす場合、全22科目の研修を受講したのち認定されます。
参照:認定介護福祉士になるには|認定介護福祉士認証・認定機構
ケアマネジャー
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、利用者の状態や希望に応じてケアプランを作成し、事業所や関係機関との連絡・調整を行う専門職です。
身体介護は直接行わず、ケアプランの作成に基づいた連携が主な業務となるものの、利用者ごとに適したプランを提供するためには、身体介護をはじめとした介護経験が必須です。
ケアマネジャーになるには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格した後、介護支援専門員実務研修を修了し、各都道府県の名簿に登録ののち認定証をもらう必要があります。
介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格には、介護や相談業務に関する実務経験が5年以上、かつ従事日数が900日あることが定められているため、未経験から目指すことはできません。
ケアマネジャーについては、以下の記事をご覧ください。
- 介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー/介護支援専門員)とは?介護職転職にどう役立つ?条件や取得のメリット、求人情報も調査しました
- ケアマネジャーを50代未経験から目指すのは厳しい?受験資格、転職のコツを解説
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)になるには?働くにはどうしたらいい?転職するメリット・デメリット、向いている人、求人情報を調査
ケアマネジャーの求人一覧は、以下をご覧ください。
「初任者研修で学んだことを現場で生かしたい」「介護福祉士の資格や経験を評価してほしい」など、目指す働き方は人それぞれです。職場を選ぶ際は、担当する業務に加え、資格手当や昇格の条件、働きながら学べる支援制度も確認しましょう。
ウィルオブ介護では、保有資格や経験、今後の目標に合わせて求人をご紹介します。応募先の教育体制や待遇の確認、履歴書・面接対策、年収アップに向けた交渉までサポート!資格を生かした転職やキャリアアップについて、ぜひご相談ください。
まとめ
この記事では、身体介護とは何かを、生活援助との違い、具体的なサービス内容、対象外となるサービス内容、業務で役立つ資格などをご紹介しました。
身体介護は、食事・入浴・排泄などの介助を通じて、利用者の日常生活を支えるサービスです。すべての動作を利用者の代わりに行うのではなく、本人の意思や身体の状態を確認し、利用者ができることを見守りながら必要な部分を支援することが大切です。
喀痰吸引・経管栄養などの医療的ケアには要件もあるため、介護職員として対応できる範囲を理解し、ケアプランに沿って取り組みましょう。
就職・転職の際は、業務内容に加え、研修や職場の人員配置、給与体系、手当なども確認し、安心して経験を積める職場を選ぶことが大切です。
身体介護の仕事を長く続けるには、困ったときに相談できる体制や、経験に応じた指導を受けられる環境も大切です。「介助のスキルを磨きたい」「人員体制や待遇を見直したい」という方は、希望する条件を整理してみましょう。
ウィルオブ介護では、資格や経験に合う求人紹介から、入職前の職場環境の確認、履歴書・面接対策までサポート!年収アップに向けた交渉も行っているため、仕事内容への不安や給与の希望も含めて、ぜひご相談ください。




