認知症ケア指導管理士の資格に興味があるものの、「無資格・未経験でも受験できるのか」「取得すると仕事にどう役立つのか」と疑問を抱く方もいるでしょう。

認知症ケア指導管理士は、認知症の人への日常生活の支援、家族への対応などを幅広く学べる民間資格です。初級は無資格・未経験でも受験でき、仕事だけでなく家族の介護にも知識を生かせます。

この記事では、認知症ケア指導管理士の受験資格や費用、試験内容、試験日程、合格率をはじめ、取得するメリット、資格を生かせる職場、公式対策講座、公的研修などをご紹介します。

認知症ケアの学びを生かせる職場を探している方へ

認知症ケアの知識を仕事に生かしたい方は、仕事内容に加え、資格への評価や研修支援、職員同士で相談できる体制なども確認しておきましょう。「未経験から学べる職場で働きたい」「今までの経験を評価してほしい」など、希望を整理することが職場選びにつながります。

ウィルオブ介護では、経験や保有資格、希望する働き方を踏まえた求人紹介から、履歴書・面接対策、年収アップに向けた交渉までサポート!入職前の職場環境の確認もできるため、認知症ケアに取り組める環境や待遇についても、ぜひご相談ください。

認知症ケア指導管理士とは

認知症ケア指導管理士とは、医療や介護の現場で認知症の人に対して尊厳・安心を守る適切なケアを行うことや、認知症ケアの指導・管理が行える人材の育成のために作られた資格です。

なお、認知症ケア指導管理士は、一般財団法人 職業技能振興会と、一般社団法人 総合ケア推進協議会が共同認定する民間資格で、国家資格ではありません。

以下では、受験に必要な資格や費用、試験内容などを詳しくご紹介します。

受験資格

認知症ケア指導管理士には、受験資格は必要なく、無資格の人や介護業務の経験がない人、学生でも受験可能です。

なお、一般的には介護職・医療職の人を対象とした資格のため、受験者の約6割が介護職、約3割が医療職であると公表されています。

参照:認知症ケア指導管理士(初級)認定試験|一般社団法人 総合ケア推進協議会

費用

2026年12月実施の第34回試験時点での受験費用は、以下のとおりです。

分類費用
一般7,500円
学生4,000円(大学生、専門学校生、高校生)
公式テキスト2,200円
認定登録料2,000円(合格者のみ)

一般の受験者が公式テキストを購入し、一度の試験で合格した場合、必要な費用は9,500円です。その他、会場への交通費や、必要に応じて参考書代や講座費用などが発生します。

試験内容

試験は、以下の内容で行われます。

試験時間1時間30分
出題形式マークシート方式(60問・五肢択一)
出題範囲各試験公式テキストの全範囲と試験公式テキストの内容を理解したうえでの応用問題および時事問題
合格基準問題の総得点の7割を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者

出典:第34回認定試験 受験要項①|一般社団法人 総合ケア推進協議会

上記のとおり、試験問題は公式テキストから出題されるため、あらかじめ公式テキストを購入し、勉強するとよいでしょう。

また、出題科目には、「認知症高齢者の現状」「認知症の医学的・心理的理解」「認知症への薬物療法・非薬物療法」「家族への支援」など認知症に関する総合的な内容が含まれます。

試験日程・会場

認知症ケア指導管理士認定試験は、7月・12月の年2回行われます。

試験会場は、受験者数が確定したのちに決定するため、受験票の到着時に確認できます。

過去に実施された試験会場は東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・福岡・富山で、各地域にある大学や貸し会議室などで実施されています。

詳しくは、総合ケア推進協議会のホームページをご確認ください。

参照:認定試験会場の詳細につきまして(よくある質問)更新|一般社団法人 総合ケア推進協議会

難易度・合格率

一般社団法人 総合ケア推進協議会では、これまでの試験での受験者数と合格者数、合格率を掲載しています。

第1回~第32回(2010年7月~2025年12月)実施の認定試験における累計受験者数・合格者数・合格率は、以下の通りです。

受験者累計37,565名
合格者累計25,484名
合格率68.8%

出典:認知症ケア指導管理士(初級)|一般社団法人 総合ケア推進協議会

合格率だけで難易度は判断できないものの、公式テキストを中心に学習することで、未経験者も合格を目指せます。

資格取得後の更新制度

資格取得後に交付される認定証には有効期限があります。交付から2年ごとに更新手続きが必要で、更新料は5,000円です。

更新を迎える際は、更新満了日の約2カ月前から、総合ケア推進協議会より郵送で案内が届くため、指定口座に更新料を振り込むことで、更新手続きは完了します。

参照:Q5.資格の取得後、更新はありますか?|一般社団法人 総合ケア推進協議会

認知症ケア専門士との違い

認知症ケア専門士も、認知症ケアの専門性を高めるための民間資格ですが、以下のように、認定団体や受験条件、試験方法が異なります。

項目認知症ケア指導管理士(初級)認知症ケア専門士
認定団体一般社団法人 総合ケア推進協議会一般社団法人 日本認知症ケア学会
実務経験不問認知症ケアに関する施設・団体・機関等において、直近10年間で3年以上の認知症ケアの実務経験が必要
試験方法五肢択一のマークシート試験第1次試験はWeb試験、第2次試験は論述試験

上記のとおり、認知症ケア専門士では、一定期間以上の実務経験が受験資格に含まれています。未経験から知識を身に付けたい場合は認知症ケア指導管理士初級、実務経験を踏まえて専門性を深めたい場合は認知症ケア専門士など、自身の経験や目的に合わせて検討するとよいでしょう。

詳しい試験案内は、総合ケア推進協議会、日本認知症ケア学会のホームページをご確認ください。

上級資格は「上級認知症ケア指導管理士」

上級認知症ケア指導管理士は、認知症ケアの専門性をさらに高め、指導者としての人材育成を目的に設けられた資格です。原則として、有効期限内の認知症ケア指導管理士(初級)資格を保持している人が対象となります。

試験は、60問・五肢複択のマークシート方式による一次試験と、論述形式の二次試験で構成されており、それぞれ90分間です。

無資格の場合、上級認知症ケア指導管理士と認知症ケア指導管理士(初級)の併願も可能ですが、上級試験に合格して初級試験に不合格だった場合、資格保留となり3年以内に初級試験への合格が必要です。

詳しくは、総合ケア推進協議会のホームページをご確認ください。

参照:上級認知症ケア指導管理士認定試験|一般社団法人 総合ケア推進協議会

認知症ケアの知識を仕事に生かしたい方は、資格取得の支援制度や、学んだことを実践できる環境があるかも確認しましょう。

ウィルオブ介護では、経験や資格、希望条件に合わせた求人紹介に加え、事前の職場環境の確認や年収アップに向けた交渉もサポート!

「働きながら学びたい」「資格や経験を評価してもらえる職場を探したい」という方は、ぜひご相談ください。

認知症ケア指導管理士の資格を取得するメリット

上記では、認知症ケア指導管理士の受験資格や試験内容などをご紹介しました。認知症ケア指導管理士は、未経験者や独学でも合格を目指せることや、自分の家族の介護にも生かせる知識を身に付けられるなど、さまざまなメリットがあります。

ここでは、認知症ケア指導管理士の資格を取得するメリットをご紹介します。

無資格・未経験・独学でも合格を目指せる

ここまでご紹介したとおり、認知症ケア指導管理士は、公式テキストの内容が試験範囲となっており、受験に必要な資格や実務経験もないため、独学でも合格を目指せます。

なお、総合ケア推進協議会では、独学での学習以外にも試験対策をしたい人に向けて、短期講座や模擬試験解説講座、テキスト解説講座などを行っています。これらの講座については、後述の「認知症ケア指導管理士の対策講座」で詳しくご紹介します。

認知症ケアの基本的な知識を得られる

認知症ケア指導管理士は、未経験から合格を目指せる資格のため、認知症ケアの基本的な知識を習得できます。試験勉強を通じて、認知症への理解や日常生活における支援、家族への対応方法などを幅広く学べるでしょう。

また、試験範囲には時事問題も含まれているため、ある程度認知症に対する知識のある人も、試験勉強を通じて最新情報をインプットできます。

仕事だけでなく自分の家族の介護にも役立つ

認知症ケア指導管理士の資格を取得することで、家族の介護にも役立つでしょう。

特に、この資格は介護職や医療職以外の人でも取得しやすい資格であるため、「認知症の人はなぜこのような行動を起こすのか知りたい」「認知症の家族とどう向き合うべきか知りたい」「将来の家族の介護に備えておきたい」といった人にもおすすめです。

また、認知症に対する知識や対応方法を理解しておくことで、万が一身近な人が認知症になった際も、どのような場所に相談すればよいのか、どのようなサービスを利用できるのかといった判断もすぐにできるようになるでしょう。

認知症ケア指導管理士が「意味ない」と言われる理由

Evoto

上記では、認知症ケア指導管理士の資格を取得するメリットをご紹介しました。一方、資格取得だけで給料アップやキャリアアップにつながるとは限らないため、「意味ない」と感じる方もいるでしょう。

ここでは、認知症ケア指導管理士が「意味ない」と言われる理由や、取得した資格を生かすための方法をご紹介します。

給料アップやキャリアアップにはつながりにくい

認知症ケア指導管理士は民間資格であるため、取得すれば必ず資格手当がもらえたり、キャリアアップにつながったりするものではありません。

勤務先によっては、取得したとしても手当がもらえなかったり、給与や役職が変化しなかったりするため、「取得しても意味がない」と感じてしまうケースもあるでしょう。ただし、学んだ知識を実務に生かし、利用者に最適なケアを提供し続けることで、結果的に評価を高められる可能性はあります。

資格手当や昇給・昇格を目的に資格取得を目指す場合は、あらかじめ勤務先に確認しておくと安心です。

介護報酬の加算の算定要件には含まれていない

認知症ケア指導管理士を取得した職員がいたとしても、事業所が認知症専門ケア加算などを算定できるわけではありません。民間資格である認知症ケア指導管理士は、認知症専門ケア加算の対象ではないため、注意が必要です。

なお、認知症専門ケア加算の対象となる研修は、認知症介護実践リーダー研修、認知症介護指導者養成研修、認知症介護実践者研修です。

取得後も常に知識をアップデートする必要がある

介護や医療業界の情報や最適とされるケア方法は常に変化し続けます。一度試験に合格し資格を更新し続けていたとしても、試験を通じて得た知識のままではすべての業務において適切に対応できるとは限りません。

特に、認知症の人の生活環境や性格、習慣、家族とのつながりなどは一人ひとりまったく異なるため、個々にとって適切なケアは何かを考える必要があります。

資格取得をゴールとせず、実務経験に生かすための過程として位置づけ、資格取得後も実務経験を通じて必要な知識を学ぶ姿勢を維持しましょう。

「学んだことを仕事に生かしたい」「経験に見合う待遇で働きたい」と考えている方は、転職を通じたキャリアアップの機会にも目を向けてみましょう。

ウィルオブ介護では、これまでの経験や希望を踏まえた求人紹介に加え、給与・手当の確認や年収アップに向けた交渉も行っています。

自分では聞きづらい待遇面の相談も安心しておまかせ!認知症ケアの経験を生かして働きたい方は、ぜひご相談ください。

認知症ケア指導管理士の資格が活かせる職場

上記では、認知症ケア指導管理士が「意味ない」と言われる理由をご紹介しました。上記のとおり、資格の取得だけで給料や役職が変わるとは限りませんが、学んだ知識は認知症の人が過ごすさまざまな施設で活用できます。

ここでは、認知症ケア指導管理士の資格を生かせる主な職場をご紹介します。

介護老人保健施設

介護老人保健施設は、介護や看護などを通じて、利用者の在宅復帰を支援する施設です。認知症のある利用者への声かけや環境調整、家族への対応などに、資格取得の過程で学んだ知識を生かせます。

栄養管理・食事・入浴といった日常生活の支援も行うため、幅広い介護スキルを身に付けられる点も特長です。

例えば、リハビリへの参加に不安を感じる人に対し、説明の方法やタイミングを工夫することによって、利用者が安心感を抱いたうえでリハビリに臨めるでしょう。

介護老人保健施設については、「介護老人保健施設とは?介護職転職は難しい?施設紹介~転職・求人情報について詳しく紹介します」の記事もご覧ください。

介護老人保健施設の求人一覧は、以下をご覧ください。

グループホーム・特別養護老人ホーム・有料老人ホーム

グループホーム・特別養護老人ホーム・有料老人ホームでは、認知症のある入居者の生活を継続的に支える点で、認知症ケア指導管理士の知識を生かせるでしょう。

特に、グループホームは認知症の人を対象としており、食事や家事、入浴、創作活動など、日常のさまざまな場面で本人の意思や尊厳、生活習慣を理解することが求められます。

特別養護老人ホームや有料老人ホームでも、入居者一人ひとりに合ったケアや行動心理を考えたり、家族との情報共有・支援を行ったりするうえで役立つでしょう。

グループホーム・特別養護老人ホーム・有料老人ホームについては、以下の記事もご覧ください。

グループホーム・特別養護老人ホーム・有料老人ホームの求人一覧は、以下をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は、介護や医療の環境が整っており、高齢者が安心して暮らせるバリアフリー構造の住宅を指します。

認知症ケア指導管理士の資格は、入居者の生活に関する相談や支援、安否確認に生かせるでしょう。普段の会話や動作から異変を読み取り、医療や必要なサービスなどに素早くつなげることが大切です。

サービス付き高齢者向け住宅については、「サービス付き高齢者住宅とは?ケアマネ目指すなら知っておきたいサ高住の特徴、特別養護老人ホームとの違い、仕事内容」の記事もご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅の求人一覧は、以下をご覧ください。

認知症ケア指導管理士の対策講座

上記では、認知症ケア指導管理士の資格を生かせる職場をご紹介しました。資格取得に向けては、公式テキストで学習するほかにも、対策講座を利用する方法もあります。

以下では、総合ケア推進協議会が案内している対策講座をご紹介します。

試験対策短期講座

試験対策短期講座は、認知症ケア指導管理士(初級)の公式テキストに沿って、認知症や認知症ケアの基礎知識、日常生活の支援、介護保険法を含む社会資源などを3日間で学ぶ講座です。

認知症ケアを基礎から学びたい方や、学習の時間がなかなか取れない方、テキストの内容を講師の説明とあわせて理解したい方に適しているでしょう。受講料は税込3万円で、公式テキストを事前に用意する必要があります。

なお、2026年10月時点では次回開講日程が未定のため、最新情報は総合ケア推進協議会のホームページをご確認ください。

参照:認知症ケア指導管理士 試験対策短期講座|一般社団法人 総合ケア推進協議会

直前模擬試験解説講座

直前模擬試験解説講座は、模擬試験を受け、講師による解答・解説を通じて学習内容の理解度を確かめる講座です。会場で受講する場合は、午前中に本試験と同じ形式の90分・60問のマークシート制で模擬試験を受け、午後に解説を受けます。

自身の理解度を確認したい方や苦手分野を把握したい方、本試験に向けて時間配分を確認したい方などに適した講座といえます。

2026年11月には、東京・大阪・名古屋と、Zoomによる配信が予定されています。オンラインの場合は模擬問題が事前に郵送されるため、午前中に解いたうえで午後の解説に臨むとよいでしょう。

参照:認知症ケア指導管理士試験 直前模擬試験解答・解説講座|一般社団法人 総合ケア推進協議会

公式テキスト解説DVD講座

公式テキスト解説DVD講座は、試験範囲となる公式テキストの解説DVDです。公式テキストの解説とあわせて、認知症ケアの基礎から介護保険の解説まで詳しく説明が聞けるため、テキストでの独学に不安な方におすすめです。

ただし、2026年10月時点では取り扱いを休止しており、販売再開時期も未定なため、試験対策短期講座や直前模擬試験解説講座を受講することをおすすめします。

参照:認知症ケア指導管理士 公式テキスト解説DVD講座|一般社団法人 総合ケア推進協議会

認知症ケアに関する公的研修

上記では、認知症ケア指導管理士の対策講座をご紹介しました。認知症ケアについて学ぶ方法には、資格の取得以外にも、公的研修を受講するのもおすすめです。

ここでは、認知症ケアに関する主な公的研修をご紹介します。

認知症介護基礎研修・認知症介護実践者研修

認知症介護基礎者研修は、介護初心者を対象とする研修で、認知症介護に携わる人が、認知症の人やその家族の意思や尊厳を尊重しながら適切な介護を行えるよう、基礎的な知識や技術を習得することを目的に設けられました。

介護に携わる職員のうち、医療・福祉関連の資格を持たない人は、受講が義務づけられています。

参照:認知症への対応力強化(地域包括ケアシステムの深化・推進)|厚生労働省

認知症介護実践者研修は、認知症ケアに関する実践的な知識や技術を身に付ける研修です。受講資格は自治体によって異なりますが、原則として、認知症介護の実務経験が2年以上ある人を対象としています。

詳しい受講案内は、勤務先の自治体のホームページをご確認ください。

認知症介護実践者研修については、「認知症介護実践者研修とは?受講資格・費用や修了後のキャリアパスを紹介」の記事もご覧ください。

認知症介護実践リーダー研修

認知症介護実践リーダー研修は、実践者研修で得た知識や技術をさらに深め、チームで認知症ケアを進められるリーダーを育成する研修です。自身の知識やスキルを磨くだけでなく、ほかの職員への指導や、チーム全体の支援方法の改善に取り組むスキルを習得できます。

認知症介護実践リーダー研修も、受講条件は自治体によって異なりますが、おおむね認知症介護の実務経験が5年以上、認知症介護実践者研修を修了後1年以上が経過しており、各施設でチームリーダーの役職に該当する人を対象としています。

詳しい受講案内は、勤務先の自治体のホームページをご確認ください。

認知症介護指導者養成研修

認知症介護指導者養成研修は、認知症介護従事者が、認知症介護に関する上記の研修を企画・立案し、講義や演習、実習の講師を担当できる知識・技術を習得することや、自治体の認知症施策の推進にも寄与できることを目的として設けられた研修です。

認知症介護指導者養成研修は、認知症介護実践者研修や認知症介護実践リーダー研修を修了しており、認知症介護基礎研修・認知症介護実践研修の企画・立案に参画、講師としての従事が予定されている人を対象としています。

詳しい受講案内は、勤務先の自治体のホームページをご確認ください。

認知症ケア指導管理士に関するよくある質問

ここまで、認知症ケア指導管理士の対策講座や、認知症ケアに関する公的研修をご紹介しました。最後に、受験資格や学習方法について、受験の際に生じるよくある疑問にお答えします。

受験資格に看護師は含まれる?

看護師も、認知症ケア指導管理士(初級)の認定試験を受験できます。初級の場合は資格や実務経験がなくても受験でき、看護師以外の医療職や介護職、学生なども受験可能です。

ただし、普段の業務とは異なる分野の内容も出題される可能性があるため、必ず公式テキストや講座などで試験対策を行いましょう。

上級認知症ケア指導管理士認定試験の公式講座はある?

2026年10月時点では、総合ケア推進協議会による上級認知症ケア指導管理士認定試験の公式対策講座はありません。

上級試験への合格を目指す場合は、総合ケア推進協議会のホームページで案内されている「総合ケアシリーズ シリーズⅠ『認知症ケア論』」「総合ケアシリーズ シリーズⅡ『多角的ケア論』」を購入して学習を進めましょう。

今後、対策講座が開設される可能性もあるため、申し込みの際は総合ケア推進協議会のホームページで最新の情報をご確認ください。

公式の過去問や対策アプリはある?

総合ケア推進協議会のホームページでは、公式の過去問や問題集は販売していないことが説明されています。アプリに関しても、2026年10月時点では、総合ケア推進協議会からは提供されていません。

公式から提供されているもので試験対策を行いたい場合は、短期講座や模擬試験解説講座など、講座への参加をおすすめします。

まとめ

この記事では、認知症ケア指導管理士の受験資格や費用、試験内容、試験日程、合格率をはじめ、取得するメリット、資格を生かせる職場、公式対策講座、公的研修などをご紹介しました。

認知症ケア指導管理士は、認知症の人や家族への支援について学べる民間資格です。初級は無資格・未経験から受験でき、公式テキストを中心とした独学でも合格を目指せます。試験勉強を通して得た知識は、介護・医療での実務に加え、身近な家族の介護にも役立つでしょう。

ただし、資格取得だけで給料アップやキャリアアップにつながるとは限りません。取得後も実務での経験を振り返りながら知識をアップデートし、一人ひとりの意思や生活背景を踏まえたケアに生かすことが大切です。

認知症ケアの学びを今後のキャリアにつなげたい方は、研修支援や評価制度、働きやすさも含めて職場を比較してみましょう。

ウィルオブ介護では、希望に合う求人の紹介から、事前の職場環境の確認、履歴書・面接対策、年収アップに向けた交渉までサポート!

転職するか迷っている段階でもOKです!

「学び続けられる環境で働きたい」「経験を生かして待遇も見直したい」という方は、ぜひご相談ください。

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