介護職に限らず、転職で履歴書を作成するときに志望動機の書き方で悩まれる方は少なくありません。
志望動機と聞くと、採用されやすい内容に寄せたり素晴らしい経歴を活かさなくてはならないなど考えてしまう傾向が強いといえます。
しかし、本当に重要なのは自分の現状を理解し、介護職で働きたいと思った理由を明確にすることです。
この記事では、志望動機が思いつかない原因や対処法、書き方のポイント、志望動機の例文など解説していきます。
面接時の気を付けることについても触れているので、これから介護職への転職を検討している方はぜひ参考にしてください。
志望動機の書き方に関しては、こちらの「介護の転職で志望動機を書く5つのコツ」でも解説しているので、あわせてご覧ください。
介護職だけでなく、志望動機を書くときは自己分析が重要です。介護の仕事で自分はどのような働き方をしたいか、介護職の何が良くて選んだかなどを明確にして伝えられるようにしましょう。
ウィルオブ介護では、志望動機を見つけるアドバイスや履歴書作成のサポートだけでなく、面接対策も行っています。ほかにも幅広いサポート対応をしていますので、これから介護職への転職を検討している方は、ぜひご相談ください。
目次
介護の志望動機が思いつかない3つの原因
介護職への転職に関する志望動機が見つからないのは、自分が介護に向いていないのではなく、志望動機の見つけ方や伝え方原因がある場合が多いといえます。
ここでは、志望動機が思いつかない3つの原因を紹介します。
志望動機の深掘りが足りない
なぜ介護職で働きたいと思ったか、どこに魅力を感じたかなどの介護職への転職を決めた理由の深掘りが足りていないことがあります。
転職を決めるには何かきっかけがあるため、それが何かを深掘りすることによって自分が介護の仕事をやりたい理由が見えてきます。
もし、きっかけとなる体験をしたことがあれば、そのことも志望動機に入れると理由に深みが増しますよ。
目指す働き方が明確になっていない
介護職で長く働きたい場合は、将来的に介護職でどのような働き方をしたいかも明確にしておきましょう。
介護の仕事といっても幅広い職種があるので、やりたい仕事があれば志望動機に入れておくと、採用担当者に長く働いてもらえると思ってもらえます。
また、目標が決まっていれば働き方も変わってくるので、早い段階から働き方を検討しておくのもおすすめです。
最初から文章にしようとしている
志望動機を書こうとしたとき、すぐに文章でまとめることはおすすめできません。
最初から文章で書こうとすると内容があいまいになり、書いている途中で書きたいことや何が言いたかったかがわからなくなってしまいます。
自分の気持ちや考えを伝えられるチャンスなのに、伝えたい相手に伝わらないのはとてももったいないことです。
書くことが思いつかないだけでなく、書きたいことが多い方も自分の中で伝えたいことを整理してから書き始めましょう。
介護職の志望動機が思いつかないときの対処法
前項目では思いつかない原因をいくつかあげましたが、ここからは思いつかないときの対処法の紹介をしていきます。
自分の志望動機をより良くするためにも役立つ方法なので、思いつかないだけでなく志望動機に納得していないときにも試してみてください。
書き始める前に自己分析
何をするにも、自己分析は大切です。
志望動機は、介護職で働きたい理由やどのような働き方をしたいかなど自分の考えを伝えるものなので、自分の考えやできることを理解しておきましょう。
自分のことを理解すると得意なことや苦手なこともわかるので、入職してからの働き方に対する目標も立てやすくなります。
自己分析は自分の中にある疑問を深堀りして答えを出す繰り返しなので、以下内容をきっかけに答えを見つけてみてくださいね。
- 介護職で働きたい理由
- 介護職に興味を持ったきっかけ
- 自分がやりたいことは何か
- 施設や事業所を選んだ理由
良し悪し関係なく書き出す
自己分析をしていくとき、前向きな理由や自分の特技などのプラスな内容を書き出している方は多いのですが、マイナスな部分も書き出すようにしてください。
自分について知るためには得意なことと苦手なこと、やりたい仕事とやりたくない仕事など、どちらの要素も必要だといえます。
また、マイナスな部分を改善するための対策方法も書き出しておくと、苦手なことに対する努力をしている前向きな姿勢をもっていると評価されることもありますよ。
介護職について調べる
未経験であればよく調べていることもありますが、経験者や現役の場合もあらためて介護職について調べておくことをおすすめします。
介護以外の業界でも同じことが言えますが、業界事情が変わっていることがあるので最新情報を知っていると、自分が希望する働き方が見つかりやすくなりますよ。
また、介護職は慢性的に人手不足なので、即戦力となりそうな人材や長く働いてもらえそうな人材を求める傾向があります。
どのような仕事であれば自分は実力を発揮できるか、将来的に目指している働き方が何かなどを明確にアピールすることで、採用される可能性も高まるのです。
もちろん、介護職についてだけでなく応募した施設や事業所についても調べておきましょう。
多くの求人からその施設や事業所を選んだことには必ず理由があるので、そのことを明確にすることでそこでしかできないことや魅力を認識します。
この理由を志望動機に入れると、面接官に「この人は強い希望を持ってここを選んでくれたのか」と良い印象を与えることもできますよ。
志望動機を書くポイント
これまで志望動機が思いつかないときの原因や対処法を紹介してきましたので、ここからは志望動機を書くときのポイントを5つ紹介します。
どのように書き出せば良いか、どのようにまとめたら良いかなど悩まれている方は参考にしてください。
結論から書く
志望動機を一番伝えやすい書き方は、結論を最初に書くことです。
最初に書いておくと志望動機が何かが明確になりますし、何を言いたいかを前もって伝えておくことで後に続く内容が結論に関連しているのだとわかりやすくなります。
ここで注意すべきことは、書くことに優先順位をつけることです。
結論を最初に書いても、続く内容が結論と関連していなければ話が飛んでしまって内容が相手に伝わりにくくなってしまいます。
結論を書いたあとは結論に達したのかを書き、続いて補足した方が良い内容やアピールポイントを書くようにしましょう。
要素を詰め込みすぎない
自分をアピールするために多くの要素を盛り込む方がいますが、大切なのは書く量ではなく伝えたいことを伝えられる内容にすることです。
履歴書の志望動機に適した文字数は一般的に200~300文字とされています。
伝えたいことを志望動機に関連することに絞って書き、読まれやすい文章の作成を目指しましょう。
介護職や施設を選んだ理由を書く
志望動機では、介護職や施設を選んだ理由を述べることの方が重要です。
履歴書を見ると、自己アピールをする欄を別で設けていることもありますし、面接では自己アピールをする機会があるのでそこでアピールすれば大丈夫です。
求人を見たり介護職や施設について調べることにより、働こうと思った理由は必ずあります。
その理由を志望動機に書くことにより、介護職で働こうと思った理由や施設を選ぶ決定打となったことが明確になります。
面接官はその理由を知りたくて志望動機を聞くので、目的に合った内容を書くように心がけてください。
仕事でどのような貢献ができるか明確にする
介護職や施設を選んだ目的だけでなく、入職後の働き方に関しても面接時に伝えることをおすすめします。
面接官は、入るだけを目的としているのではなく仕事でどのような働きをしてくれるかを気にしているので、自分ができることや目指す働き方などを入れましょう。
経験があればどのような働き方があるかわかりますが、未経験の場合はそれが難しいと思う方もいます。
その場合は、介護職でどのような働き方をしたいか、わからないことが多いが働きながら学んでいくなど介護の仕事に前向きだというアピールをする方法があります。
未経験を受け入れている求人であれば、介護職の経験がないことを理解したうえで面接をしてもらえるので、素直に書くようにしてください。
将来の目標を決めておく
今の気持ちや考えを述べるばかりではなく、将来的にどのような仕事をしていたいか目標を決めておくと、目標に向けて何をすれば良いかが見えてきます。
目標があることで仕事に前向きに取り組んでもらえそうだと思ってもらえますし、長く働いてもらえると予想できることから採用される確率も高まります。
志望動機に向いていない4つの書き方
志望動機の書き方について話してきましたが、志望動機には書かない方が良い内容もあります。
書き方を理解しても志望動機に向いていない内容を書いてしまうと、印象を悪くしてしまう可能性が出てくるので注意が必要です。
ここでは、志望動機に向いていない内容を4つ紹介します。
勤務条件に関する内容
勤務条件とは、仕事内容以外の給料や福利厚生などを指します。
もし、志望動機で給料が高いことや福利厚生が充実しているからだと伝えると、仕事よりも給与などが大切なのかと自分本位な考えしかできないと受け取られてしまいます。
介護職は利用者の介護をする仕事なので、人を気遣ったりフォローをしたりと相手を思いやる気持ちを持っていることが大切です。
面接官は、相手のことを思いやれる人の方が適していると考えているところが多いため、自分のことばかり考えている内容は避けるようにしましょう。
介護に関係ないこと
志望動機は介護職で働く理由や目標などを伝えるものなので、介護職と関係ないことはあまり書かないようにしてください。
趣味の話や好きなことの話ばかりしてしまうと、本当は介護に興味がないのではないかと思われてしまうため、適していないと思われてしまいます。
もちろん、介護職と関係ないとしてもそのことを介護職に活かせるのであれば、どのように活かせるかをアピールするのは大丈夫ですよ。
ネガティブな部分しか伝えない
人によって違いはあっても、メリットやデメリットはあります。
しかし、志望動機は自分の強みや介護の現場でどのような働き方をしたいかなど、ポジティブな内容をアピールするものです。
ネガティブな内容ばかりだと、面接官は本当にこの人に仕事を任せて良いのかと不安になってしまうので採用されにくくなる可能性が高まります。
もし、ネガティブな内容を伝える場合には、その部分を克服するためにどのような努力をしているかをアピールすることで、努力ができる人だと印象付けることができますよ。
例文やよくある文章の引用
この記事でも「介護職に向いている志望動機の例文」を紹介していますが、例文はあくまでも参考にするだけで、引用することはおすすめできません。
例文は、一般的によくある文章を使って解説をしているだけなので、多くの志望動機を見てきた面接官にとってはありきたりだと思われる可能性が高いです。
構成や言葉の使い方などを参考にするのはおすすめなので、そのあたりは活かしていきましょう。
くわしい内容については、ここまでで解説してきたようなポイントを参考にオリジナルの文章で志望動機を完成させてくださいね。
介護職に向いている志望動機の例文
これまでの内容を参考に志望動機の内容が固まったら、今度はそれを履歴書や応募シートなどの書類にまとめていきましょう。
こちらの「志望動機を書く5つのコツ」をまとめた記事でも解説をしているので、あわせてご覧ください。
異業種から未経験で転職する場合
初めて介護職で働くときは、介護の仕事に関して何もわからないことが多いといえます。
そのため、無理して介護の仕事について絡めて書くのではなく、これまで培ってきたスキルを介護の現場でどのように活かして働くか書くことがおすすめです。
これまで私は、営業職でお客様に対して商品やサービスなどの説明や提案をしてきました。
お客様と接する機会も多く、必要とする商品を提案できたときに感謝されることもあってお客様のことを考える仕事ができると高い評価を得ていました。
このような経験を通して、一人ひとりのお客様に向き合ってサポートができる仕事がしたいと思うようになり、以前から気になっていた介護職に就こうと転職を決意した次第です。
介護の仕事では培ってきたコミュニケーション能力や細かい気配りなどを活かし、働きながら介護の資格取得や勉強にも努力していきます。
現役介護士が転職する場合
現在、介護士として働いていて施設や仕事内容を見直して転職をしたい方もいます。
そんなときは、これまでどのような介護の仕事をしてきたかや、今後はどのような働き方をしたいか目標などがあればそのことを伝えると良いです。
前職では介護福祉士の資格を取得し、有料老人ホームやグループホームなどで介護福祉士として働いてきました。
利用者様に対する身体介護や介助を行ってきましたが、今度は利用者様が安心して暮らすためにどのようなサポートをすれば良いか考えるようになりました。
その後、ケアマネージャーの仕事になるため資格を取得し、このたび貴施設への転職を志望させていただきました。
これまでの経験を活かし、利用者様やそのご家族に寄り添うサポートを介護職員と連携を取りながら進められるケアマネージャーを目指していきます。
出戻り・ブランクがある場合
介護職で働いていたものの、さまざまな理由で介護業界から離れた人もいます。
介護の仕事をしたことがある人は当時の仕事内容や何故離れたかを告げてから、もう一度働きたいと思った理由を述べることがおすすめです。
介護士として働いていましたが、介護職以外でもお客様と接する仕事に興味があったので、2年前に接客業への転職をしました。
お客様と接する機会が多い接客の仕事は楽しいのですが、介護職のようにお客様一人ひとりと向き合い、寄り添える仕事のほうが自分に向いていると気付き、もう一度介護職での仕事に挑戦したいと考えました。
介護業界から離れていた期間はあったため、ブランクがある人へのサポート体制が整っている貴施設に応募させていただきました。
これまでに培ってきたスキルや知識を活かして、新たな気持ちで介護の現場で頑張りたいと思います。
面接でも注意が必要
履歴書は、じっくり考えてから書くので間違えても直すことができます。
しかし、面接となれば口にした言葉を撤回することはできないので、注意すべきポイントがあります。
ここでは、面接で注意すべきポイントを5つ紹介します。
せっかく考えた志望動機なのに、面接で印象を悪くしてしまうともったいないので気を付けるポイントを意識して面接に臨みましょう。
こちらの「介護の面接でよくある質問やマナー」に関する記事でも解説しているので、あわせてご覧ください。
履歴書の内容と一致させる
面接では、履歴書で書かれた内容についての確認も行うので、同じ内容を質問されます。
このとき、職務経歴や保有資格、志望動機などの内容が異なっていると印象を悪くしてしまいます。
しかし、全文を覚えるのは大変なのでどのような内容があったか、志望動機で何を一番伝えたいかなどの重要な部分だけでも覚えておくようにしましょう。
言葉遣いや所作に気を付ける
面接官は、志望動機や職務経歴などの履歴書に書かれていること以外にも、面接中の言葉遣いや所作も見ていることがあります。
介護業界では人を思いやることや優しく接することができる人が好ましいため、細かい部分も気にするところが少なくありません。
説明に夢中になって強い言葉を言ってしまう、足や腕を組んでしまうなどの態度が出てしまうと印象が悪くなってしまうのです。
調べて出てくることの質問は控える
面接の中で、面接官から逆質問をされることがあるため、わからないことや確認しておきたいことはこの質問でまとめて解決しておきましょう。
履歴書作成時に質問内容を決めておくと、質問漏れの可能性が低くなるので事前に書き出しておくことをおすすめします。
しかし、この質問で施設や事業所のサイトに掲載されている情報に関する質問をすると、あまりよく調べていないと思われて印象を悪くしてしまうのです。
印象を悪くしないためにも、応募したい施設や事業所についてサイトを調べたり転職エージェントやハローワークなどで教えてもらうなどの方法で調べておいてください。
プライベートな話は簡潔に
内容によっては、世間話のようなプライベートな話が出てくることもあります。
しかし、これはあくまでも面接なのでプライベートな話で時間を使ってしまうほど広げないようにしましょう。
面接官は人柄について知りたくて出した話題なのに、話を広げられるとほかに聞きたい話が聞けなくて困ってしまいます。
そのため、面接とはあまり関連しないようなプライベートな話や雑談などはなるべく簡潔に済ませるようにしてください。
相手の話をしっかり聞く
面接では、面接官から仕事や施設などの説明が行われます。
このとき、話してくれる内容を聞き漏らさないようにしっかり聞くようにしましょう。
もし、最後の質問などで説明してもらったことに関して質問をしてしまうと、話を聞いていないと思われてしまいます。
しかし、もし聞き逃してしまった場合はそのままにせず「もう一度確認のために……」など一言添えてから正直に質問し、疑問を残さないようにすることが大切です。
転職活動が大変なら転職エージェントに相談
この記事では、志望動機が思いつかないときの原因や対策、面接時の注意点などを話してきました。
しかし、転職活動では仕事探しや応募先の施設との連絡を取り合うなど、大変なことは多くあります。
一人で介護職への転職活動を進めるのが大変な場合は、転職エージェントに相談することがおすすめです。
介護職に特化していると、介護職の現場にくわしい人が担当者となっている可能性が高いため、的確なアドバイスを受けて転職活動を進められます。
また、転職エージェントによってサポート体制が異なりますが、面接対策や履歴書の添削、資格取得支援、求人先の施設情報など幅広いサポートが備わっています。
どのようなサポートを受けられるかを登録前に確認し、利用する転職エージェントを決める目安にしておきましょう。
数ある介護職に特化した転職エージェントから厳選したサイトを比較している記事があるので、これから転職エージェントを調べる人は以下の記事を是非参考にしてください。
よくある質問
これまでの内容を含め、志望動機が思いつかないときに関する質問を紹介します。
介護の仕事にくわしくなくても大丈夫ですか?
もちろん、大丈夫です。
介護職は、未経験・無資格でも挑戦しやすい職種なので仕事はありますが、できる仕事に関して制限がかかってしまいます。
そのため、こちらの「志望動機を書くポイント」でも解説しているように、介護の現場でどのように貢献していくかをアピールすることがおすすめです。
伝えたいことがまとまらないのはなぜですか?
「思いつかない原因」か「志望動機を書くポイント」が絞れていない可能性があります。
志望動機が思いつかなくてまとまらない場合は、何故介護職で働きたいと思ったか思いつく理由を書き出し、それを深堀りしていきましょう。
志望動機を書くポイントが完全に当てはまるとは言い切れませんが、可能性として該当する要素があれば気を付けて志望動機を書いてみましょう。
それでもうまくまとまらない場合は、転職エージェントに登録をして相談することもおすすめです。
まとめ
この記事では、志望動機が思いつかない原因や対処法をはじめとした志望動機に関する内容を解説してきました。
志望動機が思いつかないのは介護職に向いていないからではなく、理由の深堀りや自己分析などが足りないことや、書き方のポイントが抑えられていない可能性があります。
紹介してきた内容を自分に置き換え、できていなかったことを試してみましょう。
それでも志望動機が思いつかない場合は、履歴書の添削やアドバイスも行っている転職エージェントに相談することもおすすめです。
自分の伝えたいことを面接官に伝えられるよう、介護職の転職活動に活かしてください。
この記事で紹介してきたポイントを試しても、志望動機を作成することが難しい方はいます。一人でずっと悩んでいるとなかなか転職活動が進まないので、介護職に特化した転職エージェントの利用を検討してみましょう。
ウィルオブ介護では仕事の紹介だけでなく、志望動機を含む履歴書の添削や面接対策などのサポートも行っています。介護の現場を知る社員が担当しているので、介護職に適した志望動機の作成が可能です。