重度訪問介護の仕事に興味があるものの、「居宅介護や訪問介護とは何が違うのか」「どのような人が向いているのか」と疑問を持つ方もいるでしょう。
重度訪問介護は、常に介護を必要とする重度の障害がある人に対して、身体介護や家事援助、外出時の移動介護など、生活に関わる動作を総合的に支援する障害福祉サービスです。
一人ひとりに合ったサービスを提供できることにやりがいを感じられる一方で、夜勤や覚えることの多さに負担を感じる人もいるため、就職・転職を考える際はこれらの点も理解しておくことが大切です。
この記事では、重度訪問介護とは何かを、対象者、関連サービスとの違い、サービス内容、必要な資格、働くやりがいや負担を感じやすい点、向いている人、給料などをご紹介します。
重度訪問介護とは

重度訪問介護とは、常時介護や見守りが必要な重度の身体・精神・知的障害を持つ人の自宅に訪問し、ケアを行う障害福祉サービスです。
主に入浴や食事、排泄、洗濯、調理、掃除などの家事や、生活に関する相談対応、外出時の移動介護などを総合的に行い、障害を持つ人の日々の生活を支えます。
対象者・利用条件
重度訪問介護の対象者は、「重度の肢体不自由者又は重度の知的障害若しくは精神障害により行動上著しい困難を有する者であって、常時介護を要する障害者」とされており、具体的には、次のように定められています。
| 障害支援区分4以上に該当し、次の(一)又は(二)のいずれかに該当する者 (一)二肢以上に麻痺等がある者であって、障害支援区分の認定調査項目のうち「歩行」、「移乗」、「排尿」、「排便」のいずれもが「支援が不要」以外に認定されている者 (二)障害支援区分の認定調査項目のうち行動関連項目等(12項目)の合計点数が10点以上である者 |
出典:重度訪問介護|厚生労働省
2時間ルールは適用されない
「2時間ルール」とは、居宅介護などで同じ事業所が1日に2回以上同一の利用者の自宅を訪問する際、訪問の間隔が2時間未満の場合は、原則としてサービスの所要時間を合算して報酬を算定する扱いのことを指します。
このルールは、意図的に短時間での複数回の訪問を防ぎ、事業所が高額な報酬を受け取ることを防止するために定められました。なお、2時間ルールでは2時間以内の再訪問そのものは禁止しているわけではありません。
重度訪問介護では、長時間の見守りや介護が必要となるため、2時間ルールは適用されず、訪問間隔にかかわらずサービスの所要時間を合算して報酬額が算定されます。
重度訪問介護の求人一覧は、以下をご覧ください。
関連サービスとの違い
重度訪問介護以外にも、自宅にいる利用者の生活を支える福祉サービスには居宅介護や訪問介護、在宅医療などがあります。以下では、重度訪問介護とこれらのサービスの違いについてご紹介します。
居宅介護
居宅介護は、自宅で過ごす障害者の食事や入浴、排泄などの日常生活や、調理、洗濯などの介護を行います。基本的なサービスは、重度訪問介護と変わりません。
ただし、重度訪問介護は障害者支援区分4以上の障害者を対象としているのに対して、居宅介護は障害者支援区分1以上(通院等介助における身体介護を算定する場合は区分2以上)を対象としており、対象となる条件が異なります。
また、重度訪問介護は長時間の見守りや支援が可能なのに対して、訪問介護は身体介護を1回あたり原則3時間以内、家事援助を1回あたり原則1時間半以内など、利用時間が決められています。これらの利用時間は、自治体の制度によって異なる場合があります。
参照:こども家庭庁 厚生労働省 告示第三号|厚生労働省、こども家庭庁
居宅介護の求人一覧は、以下をご覧ください。
訪問介護
訪問介護は、利用者ができる限り自宅で自立した日常生活を送れるよう、ホームヘルパーが自宅を訪問し、食事や入力、排泄、掃除、洗濯、買い物、調理などの支援を行います。
重度訪問介護は障害者支援区分を基準に対象者を定めていますが、訪問介護は要介護1~5の認定を受けた人を対象としており、主に高齢者が対象となります。
また、根拠となる法律も異なり、重度訪問介護は障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス、訪問介護は介護保険法に基づく介護サービスです。
居宅介護と訪問介護の違いについては、「居宅介護と訪問介護の違いは?仕事内容や必要な資格を解説」の記事をご覧ください。
訪問介護の求人一覧は、以下をご覧ください。
在宅医療
在宅医療は、症状や家庭事情により通院が困難な人の自宅に医師や看護師などが訪問し、診療を受けられるサービスです。在宅医療では、訪問診療・訪問看護のほかにも、訪問歯科診療、薬剤管理、リハビリテーション、栄養食事指導といったサービスを提供しています。
重度訪問介護は、自力での生活が困難な障害者の人の日常生活をサポートするのに対して、在宅医療では病気の治療やリハビリ、健康管理といった医療的ケアを行う点が異なります。そのため、重度訪問介護のサービス中に利用者が不調を訴えた場合は、必要に応じて医師などと連携し、在宅医療で治療にあたります。
重度訪問介護のサービス内容

上記では、重度訪問介護の対象者や、関連サービスとの違いをご紹介しました。重度訪問介護では、身体介護や家事援助、移動介護などを24時間体制で行います。ここでは、具体的なサービス内容と、職員の1日の仕事の流れをご紹介します。
24時間の介護サービス
重度訪問介護では、利用者の支援の必要性や事業所の方針などによって、日中だけでなく夜間や深夜にもサービスを提供します。
なお、24時間の介護が必要となった場合は、1人の担当者が常時支援するのではなく、シフトで交代しながらサービスを提供します。
主なサービス内容は、以下のとおりです。
身体介護
身体介護では、食事や排泄、入浴、着替えといった日常生活に必要な動作のサポートを行います。
支援する際は、本人の意思を聞かずにすべて対応するのではなく、本人ができることや自分でやりたいことなどを確認し、必要に応じて手助けします。声をかけたり表情を確かめたりしながら、どのケアが必要かを判断することが大切です。
家事援助
家事援助では、日常生活において必要な洗濯、掃除、調理などの家事を行います。本人の好みや希望などを聞きながら、不便に感じることのない生活ができるよう身の回りの環境を整えます。
身体介護と同じように、家事援助においても本人の意思や希望を尊重し、自己判断で進めないことが大切です。利用者が自分でやりたいことなどは様子を見守りながら、必要なときに手助けするとよいでしょう。
移動介護
移動介護では、外出時の移動や外出時の排泄や食事の介助を行い、利用者が外出時も安心して過ごせるようサポートします。
外出時は、あらかじめ目的地までの経路や交通費、持ち物などを確認し、移動中もスムーズにケアできるよう準備しておくことが大切です。
職員の1日の仕事の流れ
重度訪問介護では、上記のような業務を、利用者の生活リズムや必要な支援に合わせて、職員が昼夜で交代しながら対応します。以下は、日勤・夜勤の1日のスケジュール例です。
【日勤の場合】
| 時間 | 主な業務内容 |
|---|---|
| 9:00 | 訪問・申し送り。夜間の様子や体調、当日の予定を確認する |
| 9:30 | 排泄・更衣・整容、車いすへの移乗などを支援する |
| 10:30 | 本人の希望に合わせて洗濯・掃除などを行い、必要な見守りを続ける |
| 11:30 | 昼食を準備し、食事の姿勢を整える |
| 12:00 | 食事介助・口腔ケアなどを行う |
| 13:00 | 交代要員などによる支援体制を確保し、休憩を取る |
| 14:00 | 予定に応じて、買い物などの外出支援や入浴介助を行う |
| 15:30 | 水分補給・排泄などを支援し、本人の過ごし方に合わせて見守る |
| 16:30 | 支援内容を記録し、次の担当職員に申し送る |
| 17:00 | 退勤する |
【夜勤の場合】
| 時間 | 主な業務内容 |
|---|---|
| 21:00 | 訪問・申し送り。日中の体調や支援内容、夜間の注意点を確認する |
| 21:30 | 排泄・更衣・口腔ケアなど、就寝に向けた支援を行う |
| 22:00 | 本人の生活リズムに合わせて就寝を支援し、寝具や姿勢を整える |
| 23:00~翌5:00 | 必要に応じて体位交換・排泄介助・寝具の調整などを行い、見守りや呼びかけに対応する |
| 夜間の所定時間 | 交代要員などによる支援体制を確保し、休憩を取る |
| 6:00 | 本人の起床に合わせて、排泄・更衣・整容などを支援する |
| 7:00 | 朝食の準備・食事介助・口腔ケアなどを行う |
| 8:00 | 支援内容を記録し、日勤の担当職員に申し送る |
| 9:00 | 退勤する |
上記はあくまで例であり、勤務時間や支援内容は事業所・利用者の生活リズムによって異なります。
重度訪問介護で提供しないサービス

上記では、重度訪問介護のサービス内容や職員の1日の仕事の流れをご紹介しました。重度訪問介護は利用者の一通りの生活を支えるサービスですが、利用者や家族から依頼されたすべての行為に対応できるわけではありません。
重度訪問介護で提供しないサービスは、以下のとおりです。
散髪・カミソリによるひげ剃り、服薬管理
散髪・カミソリによるひげ剃りといった理容行為は、介護職員の対応範囲外となります。必要な場合は、訪問理美容サービスを利用し、免許を持つ理容師に訪問してもらう必要があります。
一方で、電気シェーバーを使ったひげ剃りや爪切り、整髪、メイクなどは、利用者の身だしなみを整える整容の一環として対応可能です。
服薬に関しても、介護職員の独断で薬の量や種類、飲むタイミングを変更してはいけません。介護職員は、医師に処方された薬の用法用量を守り、利用者が安全に服薬できるよう介助を行います。
資格を保持していない者による医療行為
医師や看護師の資格を持たない介護職員は、注射や点滴、診察といった医療行為を行ってはいけません。
ただし、たんの吸引(喀痰吸引)、経管栄養(胃ろうなど)に関しては、介護福祉士および一定の研修を修了した介護職員が、一定の条件のもとで実施できます。
参照:介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度について|厚生労働省
家族分の家事援助、ペットの世話、植物の水やり
重度訪問介護は、介護の対象となる利用者が日常生活を送るための支援を行います。そのため、家族のための家事援助やペットの世話、植物の水やりなどは対応範囲外となります。
ただし、対応可能な介助の細かなルールは事業所によって異なります。もし利用者や家族に依頼され、対応の可否に迷った際は、事業所に確認し指示を仰ぐとよいでしょう。
重度訪問介護の仕事をするために必要な資格

上記では、重度訪問介護で提供できるサービスと提供しないサービスをご紹介しました。重度訪問介護の仕事に就くには、担当する職種に合わせて資格を取得したり、研修を受けたりする必要があります。ここでは、サービス提供責任者とホームヘルパーに分けてご紹介します。
重度訪問介護のサービス提供責任者の場合
サービス提供責任者は、重度訪問介護計画の作成や、ホームヘルパーへの指示・指導、関係者との連絡調整などを行います。主な資格要件は、以下のとおりです。
- 介護福祉士
- 介護福祉士実務者研修
- 居宅介護従業者養成研修1級
- 介護職員基礎研修
- 訪問介護職員養成研修1級
- 介護職員初任者研修修了者で、3年以上かつ540日以上の実務経験があるもの
出典:横浜市障害者ヘルパー事業所『運営ガイド』|横浜市健康福祉局障害⾃⽴⽀援課
なお、サービス提供責任者は、各事業所の常勤職員のうち1名以上配置が必要です。
重度訪問介護のホームヘルパーの場合
ホームヘルパーは、重度訪問介護従業者養成研修の修了者をはじめ、居宅介護に従事可能な者を対象としています。
出典:重度訪問介護|厚生労働省
事業所によっては、無資格・未経験から重度訪問介護のホームヘルパーを目指せるケースもあります。就職・転職での応募時には、求人票の必要資格欄や教育支援体制などを確認しておくとよいでしょう。
「今の資格で応募できるか知りたい」「未経験から研修を受けて働きたい」という方は、応募条件や資格取得の支援制度を確認しながら職場を選びましょう。
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重度訪問介護として働くやりがい

上記では、重度訪問介護の仕事に必要な資格をご紹介しました。重度訪問介護では、利用者と継続的に関わりながら支援のスキルを磨けるほか、自身の経験や生活に合う働き方を探せる点にも魅力があります。ここでは、重度訪問介護で働くやりがいをご紹介します。
障害を持つ人への対応スキルを磨ける
重度訪問介護では、身体・知的・精神さまざまな障害を持つ人のケアを行うため、障害を持つ人へのあらゆる介護スキルを磨けます。
例えば、言葉を発するのが難しい利用者に対して、視線の動きや表情で感情を読み取り、本人の意思や希望を確認するといったスキルも身に付けられる可能性があります。本人の意思を正しくくみ取り、適切なケアができたときにやりがいを感じられるでしょう。
高齢になっても働き続けられる
重度訪問介護は年齢制限のある仕事ではないため、体力が許す限り、年齢に左右されず働くことも可能です。ブランクがある場合も、これまでの仕事や家事、対人コミュニケーションの経験を業務に生かしやすい点も特長です。
ただし、事業所によっては日勤だけでなく夜勤も発生し、変則的な勤務になるケースも少なくありません。心身への負担もかかりやすいため、生活と両立できるかを確認したうえで入職を決めるとよいでしょう。
多様な雇用形態で柔軟に働ける
重度訪問介護は、事業所によって正社員以外にもパートやアルバイトなどさまざまな雇用形態があり、自身に無理のない雇用形態での働き方ができます。
ただし、重度訪問介護では24時間体制で利用者の支援を行う必要があるため、夜勤などが発生したり、固定の時間帯で勤務できなかったりすることもあります。入職を検討する際は、あらかじめシフト体制などを確認し、無理なく働ける職場であるかを確かめましょう。
重度訪問介護が「きつい」「辞めたい」と言われる理由

上記では、重度訪問介護で働くやりがいをご紹介しました。このようなやりがいがある一方で、勤務時間や支援で求められるスキル、利用者とのコミュニケーションなどで負担を感じる場合もあります。
ここでは、重度訪問介護が「きつい」「辞めたい」と言われる理由をご紹介します。
夜勤や長時間勤務が続くことがある
重度訪問介護は24時間体制でケアに対応するため、夜勤や長時間勤務が続くこともあります。場合によっては、夜間の支援を一人で行わなければならないこともあるでしょう。
夜間でも日中と同じように身体介護を行ったり、利用者に異変がないか見守ったり常に気を張る必要があるため、生活リズムの調整やリフレッシュなどができず、負担に感じる人も少なくありません。
高度な知識やスキルが求められる
重度訪問介護では、障害の特性や本人の性格に合わせて一人ひとりに合ったケアを提供する必要があります。同じ介助を行う場合も、人によって声をかけるタイミングや対応方法が異なるため、高度な知識やスキルが求められます。
特に業務を始めたての間は、覚えることや理解することが多く難しさを感じることもあります。一人で抱えるのではなく、同僚や先輩などに相談しながら少しずつ業務に慣れていくことが大切です。
利用者から暴言・暴力を受ける恐れがある
重度訪問介護の利用者の中には、自分の気持ちをうまく伝えられず、思わず暴言や暴力を職員に浴びせてしまう人もいます。実際はこのような行為には悪意はなく、障害によって生じる感情の表れであることが多いです。
しかし、日常的に暴言や暴力を浴びる環境に居続けることでストレスや精神的・肉体的なダメージを負ってしまうことも少なくありません。危険を感じた際は自身の安全を第一にし、対応方法や人員配置を見直すことも大切です。
重度訪問介護の仕事が向いている人

上記では、重度訪問介護の仕事が「きつい」「辞めたい」と言われる理由をご紹介しました。ここまでに挙げたやりがいや大変さ以外にも、どのような人が仕事に向いているのかを理解しておくことで、入職後のミスマッチを防ぎやすくなります。
ここでは、重度訪問介護の仕事が向いている人の特徴をご紹介します。
マイペースに働きたい人
決まった手順に沿って仕事を進めるよりも、自分でその人に合ったケア方法を考えながら仕事を進めたい人は重度訪問介護に向いています。
おおまかなスケジュールは決まっているものの、「〇時に何をしなければならない」といった厳密なルールは決められていないため、利用者とコミュニケーションを取りながらマイペースに仕事をしたい人はのびのびと働ける可能性があります。
コミュニケーション力がある人
利用者の中には、うまく言葉を話せない人や、自ら気持ちを伝えることが苦手な人もいます。このような利用者に対しては、職員から声かけをしたり会話をしたりしながら本人の意思をくみ取る必要があるため、他者とのコミュニケーションが得意な人や、苦に感じない人は重度訪問介護に向いています。
また、一方的に自分の考えを話すのではなく、相手の話に耳を傾け、何を伝えたいか、何をしたいかを考えながら最適なケアを行う力も求められます。
一人ひとりに合うサービスを提供したい人
一人ひとりに合ったサービスを提供したいと考えている方は、重度訪問介護に向いています。重度訪問介護では個別にサービスを提供できるため、一人ひとりとコミュニケーションを取りながら最適なケアを判断し、動くことが求められます。
例えば、一人で着替えができない人に対しては着替えの介助を行いますが、相手に確認せず着替えを進めるのではなく、自分で着替えたいという人に対しては必要な動作だけ手伝ったり、好きな服を選びたいという人に対しては希望の服を着せたりするなど、その人に合ったケアができることでやりがいを感じられるでしょう。
すぐに気持ちを切り替えられる人
重度訪問介護の現場では、利用者の体調や気分によってはスケジュールどおりに介助を進められないことや、利用者とうまくコミュニケーションが取れないことがあります。
そのような場面でも、自分自身を責めるのではなく、声かけのタイミングや方法を見直すなど、振り返りながら次回に生かせる人は、重度訪問介護に向いています。
ただし、一人で抱え込みすぎることで心身に負担がかかってしまうこともあるため、周囲に相談しながら業務に取り組むことも大切です。
「一人ひとりに寄り添う仕事がしたい」「自分に重度訪問介護が合うか確かめたい」という方は、実際の仕事内容や相談体制を確認しながら職場を選びましょう。
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一人で訪問することへの不安や、同行指導の体制、給与体系なども含めてご相談ください。
重度訪問介護の給料

上記では、重度訪問介護の仕事に向いている人の特徴をご紹介しました。就職・転職先を検討する際は、仕事内容だけでなく、給与や手当なども確認することが大切です。
ここでは、常勤・非常勤職員の平均給料と、給料を上げる方法をご紹介します。
常勤・非常勤職員の平均給料
厚生労働省の「令和6年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査」によると、福祉・介護職員等処遇改善加算の届出をしている重度訪問介護事業所等で働く福祉・介護職員の平均給与額は、以下のとおりです。
| 勤務形態 | 平均給与額(月額) | 月の平均実労働時間 |
|---|---|---|
| 常勤 | 34万7,540円 | 171.6時間 |
| 非常勤 | 10万8,150円 | 54.4時間 |
なお、平均給与額には基本給+手当+一時金(4~9月支給金額の1/6)が含まれています。
実際の手取り額や求人票に記載されている基本給とは異なるため、応募先を比較する際は、賞与や夜勤手当、資格手当など、基本給のほかに支給される手当まで確認しましょう。
給料を上げる方法
重度訪問介護で給料を上げるためには、資格を取得して資格手当をもらったり、上位の役職へ昇格したりするといった方法が挙げられます。例えば、介護福祉士といった国家資格を取得することで、資格手当がもらえる事業所もあります。
資格・役職手当の有無や手当の金額は、事業所によって異なります。資格取得や昇格による給料アップを狙う場合は、まずは自身の勤務先にそのような制度があるかを調べましょう。
現在の職場での給料アップが難しい場合は、より待遇のよい職場へ転職する方法も挙げられます。ただし、給料だけを見るのではなく、残業時間や人員体制、教育体制、休日の日数なども確認し、無理なく働きながら給料アップが狙えるのかまで確認することが大切です。
「今の経験や資格で、よりよい待遇を目指せるか知りたい」という方は、ウィルオブ介護にご相談ください。
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入職前に職場環境や勤務条件を確認できるため、夜勤回数や休日、支援体制も比較しながら、納得できる待遇の職場を探せます。
まとめ
この記事では、重度訪問介護とは何かを、対象者、関連サービスとの違い、サービス内容、必要な資格、働くやりがいや負担を感じやすい点、向いている人、給料などをご紹介しました。
重度訪問介護は、身体介護や家事援助、見守りなどを通じて、利用者の日々の生活を支える仕事です。本人の意思や生活習慣を尊重しながらコミュニケーションを取り、その人に合ったケアを提供することで、やりがいや達成感を感じられるでしょう。
一方、夜勤や求められるスキルの高さなどに負担を感じる場合もあるでしょう。就職・転職を検討する際は、給与体系以外にも、夜勤の頻度や手当、人員体制、教育体制などを確認し、無理なく働き続けられる職場を選ぶことが大切です。
重度訪問介護への転職を考えている方は、希望する働き方や待遇をウィルオブ介護にご相談ください。
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夜勤や教育体制への不安もぜひご相談ください。一緒に納得して働ける職場を探しましょう!




