フリーターから正社員と聞くと、経験やスキルがないから難しいのではないかと思ってしまう方はいます。
ですが、求人情報には幅広い条件で募集しているため、経験やスキルを重視していない求人を見つけることで転職のハードルを低くなりますよ。
ここでは、フリーターについて説明をし、フリーターから正社員を目指すためのコツ6つを紹介していきます。
正社員を目指しやすい職業や転職活動におすすめのサイトについても触れているので、転職を考えている方は是非ご覧ください。
フリーターから正社員を目指すとなると、スキルや経験がなくてハードルが高いと感じる方はいます。ハードルが高いと感じる方は、多くの職種のなかでも未経験や無資格者を採用している施設が多い介護業界での転職を目指してみませんか?
ウィルオブ介護は、介護業界に特化している転職エージェントです。介護の現場にくわしいエージェントが正社員を目指すプランを提案するので、フリーターから正社員に転職できる可能性が高まりますよ。
目次
フリーターについて知る
フリーターと聞くと悪い印象を持つ方がいますが、何故悪いかははっきりと言えないことがあります。
そこで、フリーターとはどういう方のことを言うか、そして正社員と何が違うかを説明しますので、自分がどういう働き方が良いか選択する参考にしてください。
フリーターの定義
実は、フリーターにも定義があり、厚生労働省では以下のように定めています。
15歳~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち、以下の者の合計。
1 雇用者のうち「パート・アルバイト」の者
2 失業者(※)のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
3 非労働力人口で、家事も通学もしていない「その他」の者のうち、就業内定しておら
ず、希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
(※)平成30年より、「完全失業者」(1週間以内に求職活動を行った者)から「失業者」(1ヶ月以内に求職活動を行った者)に変更。これに伴い、非労働力人口の範囲も変更。
【引用元】厚生労働省「若年者雇用対策の現状等について」
このように、働く意思を持ちながらパートやアルバイトで働いている方を指しているのです。
将来的にやりたいことがあってあえてフリーターを選んでいる方やスキルを積むために選んでいる方もいるため、フリーターが悪いということではありません。
また、人口については「労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)平均結果の概要」で正規の職員・従業員と非正規の職員・従業員として発表されています。
平均で正規の職員・従業員数は3,565万人で前年比26万人増加しているのに対し、非正規の職員・従業員は2,064万人と前年比26万人減少していました。
フリーターから正社員になれる?
勤務先が変わりやすく安定しないフリーターだとキャリア不足と判断される可能性もあるため、正社員に転職しようと考えていても採用されにくくなってしまうこともあります。
ですが、キャリアが不足しているからと不採用になるわけではありません。
キャリアが不足していても、スキルがあれば採用される可能性も高まるので、フリーターのときに培ったスキルをアピールすることをおすすめします。
ほかにも正社員を目指すときに押さえておきたいコツをこちらの「フリーターから正社員を目指す6つのコツ」で紹介しているので気になる方は是非参考にしてください。
もし、スキルでも不安がある場合は、ハローワークや転職サイトのような転職のプロに相談をすることで正社員を目指すためのサポートをしてもらえますよ。
仕事探しも希望する条件に沿ったものを探してもらえるので、1人で探すよりも安心して転職活動ができます。
正社員との違い
ここで、具体的にフリーターと正社員ではどのような違いがあるのかを説明していきます。
わかりやすく、一覧でまとめていきます。
【フリーターと正社員の違い】
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
給料の安定性 | 不安定 | 安定 |
雇用の安定性 | 不安定 | 安定 |
勤務時間 | 自由度が高い | 固定 |
賞与・昇給 | 出ないところが多い | ある |
福利厚生 | 一部つかない場合がある | 条件がそろえば適用 |
社会的信用度 | 低い | 高い |
責任ある仕事 | 任されにくい | 任されやすい |
必ずしもこの一覧に当てはまるとは言い切れませんが、多くの場合でこのような違いが出てきます。
やはり、フリーターよりも長期雇用の傾向にある正社員の方が給料も雇用も安定しています。
収入面では、正社員には給料以外の昇給や賞与・ボーナスが出る場合があるため、フリーターよりも収入が多い傾向です。
長く働いてもらうことを前提としている正社員の待遇の質が良い反面、責任ある仕事を任されたり勤務時間の拘束があるので、仕事面で求められることが多くなります。
一方のフリーターは、正社員に比べて収入や福利厚生は少ないものの、勤務時間の自由度が高いので、自分の生活に合わせた働き方ができます。
ただ、フリーターだといつ仕事がなくなるかわからないので社会的信用度が低く、クレジットカードのように何かを作る際、審査が必要になる場合は落とされることもあります。
このような審査に落ちやすい方は、正社員を目指すことで社会的信用を得られる可能性が高まりますよ。
それぞれ良いところがあるので、将来自分がどのような働き方をしたいかによって、フリーターを続けるか正社員を目指すかの判断をしてみましょう。
フリーターから正社員を目指す6つのコツ
フリーターから正社員になりたいと考えたとき、転職に向けてやっておくことをおすすめしているコツを6つ紹介します。
専門職に転職する場合にも有効なので、一般職や専門職関係なく参考にしてみてください。
正社員として働きたい理由を明確にする
仕事を探すとき、なぜ正社員になりたいのか、正社員でなくてはならない理由などを明確にしておくことで仕事が探しやすくなります。
また、理由が明確になると将来どんな働き方をしていたいかという未来像が見えてくるので、それに向けて何が必要かの道筋も見えてくるのです。
もちろん、仕事探しだけでなく履歴書への志望動機や面接での自己PRでも重要なアピールポイントとなるので、相手に話せるようにしておきましょう。
自分を分析してまとめる
どんな仕事をしたいかという希望だけでなく、自分が仕事で活かせる特技やスキルを見つけることも大切です。
仕事以外の部分でも、性格や興味があること、好きなこと、長所、短所など自己分析を行って自分のことを説明できるように文字や言葉にしてまとめてください。
自分のことがみられるようになると、短所や苦手なことに気付いて改善策が見つけられるようになります。
面接で自分の短所や苦手なところを聞かれたときに、正直に答えてからどのように改善していくかを一緒に伝えることにより、マイナス評価になるリスクが軽減されます。
仕事選びは細かい部分も確認
業務内容や勤務時間など、最初に掲載されている情報を気にされる方は多くいます。
ですが、正社員として長く働きたいのであれば、それ以外にも細かい部分を見ておくようにしましょう。
たとえば、福利厚生や服装、職場環境、夜勤や残業があるかなど、働く環境に関する条件や規則も見ておくと就業後も安心して働くことができます。
介護職であれば、衛生管理や勤務体制なども気にかけておくと良いポイントです。
希望条件は2~5つ
自分が希望する条件で働きたいからと条件を細かくしすぎてしまうと、条件に合う仕事が見つからなくなる可能性も高まってしまいます。
そのため、絶対に外せない条件を2~5つに絞り、それ以外はあると嬉しい程度にしておくと求人の間口が広がって見つかりやすくなりますよ。
条件で悩んでいる方は、転職エージェントやハローワークなどの転職支援を行っている機関に相談をしてみましょう。
資格が必要なら早めに検討
介護職の場合、ケアマネージャーや介護予防運動指導員、介護事務のような業務内容によって必要となる資格があります。
他の業界でもやりたくても資格がなくてはできない仕事があるので、もし自分がやりたい仕事には資格が必要と分かったのであれば、早めに資格取得の検討を始めましょう。
資格取得には、勉強する時間や現場での経験が必要になる資格もあり、資格を取得するまで時間がかかってしまう場合があるのです。
資格取得にはどのくらいの時間が必要か、自分が目指す将来のためにはどのような資格を目指せば良いかを調べておくことをおすすめします。
スキルや経験を積むなら派遣がおすすめ
もし、正社員として働きたいと思っても、自分に仕事で必要となるスキルや経験が不足していると感じたら、まずはそれを補ってから正社員を目指すのも1つの手段です。
派遣であれば、働きながら資格を取得したり現場でスキルや経験を積んだりすることに向いています。
また、派遣であれば派遣会社が行っている仕事探しや資格取得、スキルアップのための研修のようなサポート制度を活用することも可能です。
派遣会社によっては、紹介予定派遣制度を取り入れているところもあるので、まずは6か月ほど働いてから直接雇用への切り替えもできる仕組みがあります。
最初に派遣会社の担当者に将来は正社員として働きたいと伝えておくことで、必要なスキルや経験を考慮して派遣での仕事を紹介してもらえますよ。
未経験からおすすめの派遣会社は、こちらの「おすすめの派遣会社3選」で紹介しているので、気になる方は参考にしてください。
正社員を目指すおすすめの職種5選
では、フリーターから正社員を目指すのにおすすめの職種を紹介していきます。
未経験から始められたり、常に人手が必要で求人が多かったりする職種は、フリーターからでもスキルや経験を身につけられる可能性があるといえます。
こちらで紹介する各職種の転職でおすすめのエージェントについては、こちらの「おすすめの転職エージェント5選」で紹介しているので、転職の参考にしてください。
介護職
資格が必要な仕事だという印象があって未経験から始めにくいと考えている方が多くいます。
ですが、実際は未経験からでも始められる仕事がありますし、常に人手不足なので求人を出している施設が多くあるのです。
資格があれば転職エージェントに相談をすることで未経験から始められますし、もし資格がなくても資格取得支援制度がある派遣会社で働きながら資格取得を目指すこともできます。
幅広い年齢の方が働いているので、気になる方はまずは転職エージェントや派遣会社などに相談をしてみましょう。
営業職
業界に関係なく、常に必要とされている職業の1つでもあるため、求人数も多く出されています。
未経験でも始めやすく、社会人としての基本的なマナーが身につく職業なので人気があります。
特別な資格も必要ないため、即戦力として働けるので早くからやりがいがを感じられる仕事だといえるのです。
販売職
飲食店やアパレルなど、商品を販売する仕事は一定の需要があるので、常に人材を必要としています。
基本的な社会人マナーや接客スキルが必要となりますが、資格は必要としないので未経験から始められることが多いのです。
また、希望条件に合えば自分が好きなブランドや店舗などで働けるため、ストレスを軽減させながら働くこともできますよ。
IT業界
意外と思われる方もいるかもしれませんが、現代はIT業界の進化が続いているので人材が不足しているため求人数は多いのです。
未経験から始められる求人が多く、知識がない場合は会社で研修を行っているところを選ぶことで補うことができます。
ただ、進化が続いている業界なので常に知識を得るための勉強をしなくてはなりません。
継続して続けるのであれば、最新情報をキャッチする努力も必要となってきます。
建築業
建築業は、就業後から技術を覚えていくので、未経験からでも始められる仕事です。
人手不足ということもあって求人を常に出している状態なので、資格がなくても体力に自信がある方に向いています。
現場で作業をする仕事であれば資格やスキルは必要ありませんが、建築士や電気工事士などの特殊な仕事を目指す場合は資格が必要となります。
転職活動で悩むなら転職エージェントに相談
これまで説明したように、希望条件や仕事探し、将来の働き方などに不安がある場合は一人で悩まず、プロである転職エージェントやハローワークなどの利用をおすすめします。
求人を保有していますし、面接のアドバイスや履歴書の添削などの転職に関する幅広い悩みに対応してもらえますよ。
また、転職エージェントによっては特化型のところもあり、どんな仕事をしたいか決めている方は特化型のエージェントに相談をすることでより精度の高い活動ができるのです。
転職エージェントについては次項目で紹介しますので、利用する転職エージェントを探す参考にしてください。
おすすめの転職エージェント5選
ここからは、フリーターから正社員への転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
「正社員を目指すおすすめの職種5選」で紹介した仕事を扱うエージェントを紹介しているので、是非参考にしてください。
介護職に特化!ウィルオブ介護
対応地域 | 全国 |
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職種 | 介護士、看護師、ケアマネージャー、生活相談員、管理栄養士、送迎ドライバー、介護事務、看護助手など |
公式サイト | https://kaigo-work.jp/ |
派遣会社ウィルオブ・ワークが運営している介護職に特化した転職サイトで、一人ひとりの希望条件などをくわしくヒアリングし、求人紹介や条件に合う働き方を提案してくれます。
介護経験がある方や資格は持っていても未経験の方でもおすすめする仕事を紹介できるので、フリーターから始めたい方はぜひご相談ください。
また、未経験で資格がない場合は、派遣からの仕事も紹介できるので、こちらの「ウィルオブ・ワーク(介護)」から問い合わせが可能です。
介護職に特化した転職エージェントはほかにもありますので、多くのエージェントから比較したい方は「介護職の転職エージェントおすすめ15社比較やコツを紹介」をご覧ください。
20代の転職・就職なら!ハタラクティブ
対応地域 | 全国 |
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職種 | 営業、販売、事務、介護、建設、IT、物流、工場・製造業、教育など |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
エンジニアや医療領域を中心に、幅広い業界でキャリアサポートを行っているレバレジーズ株式会社が運営しているサイトです。
20代に特化しているので、高卒の方や専門卒の方でも正社員を目指せるサポートが充実しています。
大企業への内定実績もあり、研修や教育体制が整った企業への紹介も行っているため、就業後も安心して働けますよ。
40代以上にもおすすめ!リクルートエージェント
対応地域 | 全国 |
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職種 | 営業、販売、経営、事務、IT・エンジニア、医療、コンサルタント、建築・土木技術など |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
リクナビNEXTなどで知られる株式会社リクルートが運営している転職エージェントのサイトです。
20代だけでなく、40代以上の方への転職支援も行っているため、年齢的に不安がある方でも正社員を目指すことができます。
転職に役立つイベントやセミナーが開催されていて、自分に必要だと思うセミナーに参加をすることで、自分のスキルや必要な知識などが身につきますよ。
建設業界への転職なら!RSG
対応地域 | 全国 |
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職種 | 建設施工管理、内装インテリア、リフォーム、設備管理、建設設計、CADオペレーター、建設コンサルタント、不動産系など |
公式サイト | https://rsg-c.jp/ |
建設業界や不動産業界などの人材紹介事業や、採用広告コンサルティング・情報ツール制作事業などを行っている株式会社RSGが運営する転職エージェントサイトです。
20代から60代の紹介実績が多く、フリーターから建設業界での就職を目指す方におすすめといえます。
また、業界最大級の求人案件を保有しているので、幅広い方に条件に沿う仕事を紹介するためのマッチング精度も高いので安心して仕事を探せます。
IT系の転職におすすめ!Geekly
対応地域 | 全国 |
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職種 | エンジニア、マネージャー、コンサルタント、社内SE、WEBディレクター、WEBマネージャー、ゲームなど |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
IT・WEB・ゲーム業界に特化した人材紹介事業を行っている株式会社GEEKLY(ギークリー)が運営する転職エージェントです。
非公開の求人は18,000件以上と多く保有していて、その中から多角的に分析をする独自のノウハウをもとにマッチングを行うため、品質良い転職支援を提供しています。
また、業界で主要な企業とのリレーションがあるため、大手企業で働きたい方にもおすすめです。
おすすめの派遣会社3選
これまで正社員を目指すためにおすすめの方法を紹介してきましたが、自分のスキルや技術に自信がなくて続けられるかわからない方もいるでしょう。
そういった方は、正社員を目指す前に派遣社員として仕事を経験してみることをおすすめします。
一度経験をすることで業務内容や自分に合っているかなどがわかるようになるので、正社員としてもやっていける自信がつきます。
派遣会社によってサポート体制や会社が扱う職種などが変わってきますので、数あるなかでも未経験の方におすすめする派遣会社を3社紹介します。
気になる派遣会社があったら、登録や問い合わせをしてみましょう。
派遣から正社員を目指せる!ウィルオブ・ワーク
対応地域 | 全国 |
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職種 | 事務、コールセンター、販売、介護、保育、軽作業など |
公式サイト | https://willof.jp/ |
東証プライム市場上場企業のグループ会社で、現場をよく知る社員が担当をするので現場での不安やトラブルなどへのサポートが充実している派遣会社です。
未経験から受け入れている求人が多く、スキルや経験がなくて自信がない方のために研修制度が整っているため、初めての職場でも安心して働けます。
また、終業後もサポートは続きますので、何かあったときにすぐ対応ができるのも嬉しいサポートの一つといえます。
幅広い職種から選べる!ヒューマンリソシア
対応地域 | 全国 |
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職種 | 事務、営業、接客、IT、製造、建築、クリエイティブ系など |
公式サイト | https://haken.resocia.jp/ |
幅広い職種や業界を扱っているので、自分のスキルを活かした働き方を目指せる派遣会社です。
人材の育成にも力を入れていることもあってスキルアップ支援制度が充実しているので、働きながらでもサポートをしてもらいながらスキルを身に着けることができます。
福利厚生も社会保険や健康保険などはもちろんですが、独自の福利厚生でメンタルヘルスやキャリア・コンサルティング、スタッフ限定優待サービスなどもありますよ。
大手企業や優良企業からも探せる!リクルートスタッフィング
対応地域 | 全国 |
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職種 | 事務、ITエンジニア、WEB系、営業、販売、金融、介護など |
公式サイト | https://www.r-staffing.co.jp/ |
リクルートグループなので、目にする機会が多い大手派遣会社です。
扱っている求人も大手企業や優良企業のものがあるため、未経験から知らないところで働くとしても安心感があります。
e-ラーニングやセミナーなども充実していて、自分のタイミングで学ぶことができるので無理なくスキルアップを目指せますよ。
履歴書・面接対策のポイント
ここからは、履歴書や面接対策に関するポイントを紹介していきます。
転職エージェントでも添削やアドバイスをしてもらえるのですが、ある程度自分でも書けるようになることで、自分なりの言葉で伝えやすくなります。
ポイントを押さえ、自分のことを相手に伝わるように心がけましょう。
学歴や経歴などは正確に
学歴や経歴は必ずと言っていいほど履歴書に書く内容となっています。
とくに、経歴は職務経歴書に書くことで正確に書くことができます。
また、学校名や会社名などを略称や正式に書かないことがあるのですが、この部分は正式名称で書くようにしましょう。
学歴は高校からで構わないので、学部や入学・卒業も書いて間違えないように見直してください。
職務経歴書は、会社への入社や退社はもちろん、その会社で行ってきた業務についても書ける範囲で書くことをおすすめします。
これから転職しようと考える会社で有効なスキルや業務経験があれば、そのことについて細かく書くことで自分がどれだけ業務で貢献できるかをアピールすることができますよ。
特技や資格などは仕事に関連させる
資格は仕事に関連しそうなものから書いていくことで仕事スキルがあるとアピールできるのですぐに書けますが、特技となると自分の特技が何かわからず苦手意識を持つ方がいます。
特技もなるべく仕事に関連することが望ましいので、視点を変えて自分の特技が仕事でどう活かせるかを考え、仕事に関連したアピールをしていきましょう。
たとえば、言葉遣いに自信があれば介護職の場合、施設を利用される方とのコミュニケーションで相手の話に耳を傾けて丁寧な対応ができるとアピールできます。
ほかにも、手先が器用であれば細かい作業が得意である、好奇心旺盛であれば新しい取り組みを考えることができるなどの言い換えが可能です。
自分の特技を活かせる働き方は何かを考え、それを強みに履歴書に書くことをおすすめします。
履歴書作成サイトもおすすめ
履歴書を提出するときに履歴書を指定するところもありますが、近年では履歴書作成サイトなどが増えてきているので、自分で印刷したものを提出することも可能です。
サイトでの作成も良いとしていれば、履歴書作成サイトを活用することも検討してみましょう。
手書きだと想いが伝わりそうではあるものの、文字が汚くて読みづらい、書き直して何枚も履歴書を無駄にしてしまうなどの悩みを解消することができます。
書き直しが多くて履歴書を書くこと自体に苦痛を感じてしまう方は、履歴書作成サイトの活用をして、誤字脱字や書き直しを減らしてストレスを軽減して作成してみましょう。
志望動機や特技は簡潔に
経営方針や理念に共感しました、事業に興味があるなどのありきたいな言葉だけで伝えても、採用される確率はあまり高くなりません。
志望動機は、経営方針のどういう部分で共感したのか、事業の何に興味があるのかなどのその人だけの理由を伝えなくてはほとんど意味がなくなってしまいます。
自分がなぜ応募したのかという決定打が何かあるはずなので、それが何かを追求することで自分だけの志望動機ができるのです。
また、特技に関しても自分の特技を仕事でどう活かしたいかは人によって変わるので、その部分をアピールするようにしましょう。
ただ、だらだらと長い文章を書いてしまうと理解されにくい文章になってしまうので、結論を最初に書き、なぜそう思ったのかを続けて書いていくとわかりやすくなります。
もし、どうしても浮かばない場合は、今まで経験してきたことを思い返すことで、自分が何に興味や関心があるのかが見えてきますよ。
面接での身だしなみは大切
面接官と初めて会うのは、この面接のときです。
どれだけ良い経歴やスキルがあったとしても、身だしなみや面接時の態度が悪いと印象が悪くなって採用されにくくなる恐れがあります。
逆に、スキルや経験が不足していても、清潔感ある身だしなみで面接時の対応が良く、仕事に対する意思があれば採用されることもあるのです。
それだけ面接時の身だしなみは重要だといえるので、面接時に指定されている服装で清潔感ある服装や髪型を心がけましょう。
身だしなみは第一印象に大きく影響するので、当日は服装でシワやボタンなどを確認し、髪型やヒゲ、メイクにも気を配って印象を悪くしないことをおすすめします。
質問には正直に答える
自分のスキルや経歴に不安があると、採用されたい一心で見栄を張って誇張してしまう方もいます。
ですが、それは嘘を言ったことになって信用度が落ちてしまうので、質問されたことには正直に答えるようにしましょう。
嘘を言ってしまうだけでなく、できない仕事をできると言ってしまうと、採用されたとしても仕事についていけずに仕事が苦痛に感じるようになってしまいます。
後になって大きなトラブルになる恐れがあるため、自分のためにも会社のためにも嘘は言わずに正直に話すようにしてください。
よくある質問
ここでは、フリーターから正社員への転職を検討する際によくある質問を紹介します。
正社員にならなくてはなりませんか?
正社員になる義務はありませんが、フリーターよりも正社員の方が収入は高い傾向がありますし、仕事も安定するなどの面で正社員がおすすめです。
また、正社員を目指すのであれば、早めに目指す方が未経験でも正社員として採用される確率が高まります。
もし、経験やスキルが不足して正社員になれない場合は、派遣社員として働いて経験を積んでから正社員を目指しましょう。
正社員になる方法はありますか?
未経験でも受け入れているところを探すことで、未経験のフリーターでも正社員として採用される確率が高まります。
ですが、より採用される確率を高めるためには経験やスキルを身に着けてから応募をしたり、将来的にどんな働き方をしたいかを明確にする、転職エージェントのような転職に関するサポートを行っている機関に相談するなどの方法があります。
まとめ
いかがでしょうか。
フリーターが正社員を目指すには難しいと感じる部分もあるのですが、決してなれないわけではありません。
仕事を探すときに介護職や営業職などの未経験から始められる職種で探したり、転職エージェントのようなプロに相談をすることで正社員として働ける可能性が高まります。
より良い条件で働きたいのであれば、自己分析を行って自分が不足している部分を見つけ、それを補う努力をしていきましょう。
スキルや経験などが不足していると感じた場合は、派遣社員として働いてから正社員を目指す方法もあります。
今回の記事で紹介したポイントを参考に、自分に合うやり方で正社員を目指した転職をしてくださいね。