(1)スケッターとは

介護職というと、なんとなく「仕事が大変そう」「人手不足が深刻」というネガティブなイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。

介護現場のハードな業務内容や人材不足の問題はたびたびメディアに取り上げられ、議論を呼んでいます。

しかし、介護を取り巻く問題は介護にかかわったことのない人にはなかなか想像がつきにくいものです。

また、ネガティブなイメージが先行し、「利用者さんの笑顔が嬉しい」「リハビリを頑張って、立ち上がれるようになった姿に感動した」といった介護職のやりがいや楽しさが十分には広まっていないという現状もあります。

そうした状況の中、「もっと介護に関係する人が増えてほしい」「福祉の世界と関わるハードルを下げたい」という想いから誕生したサービスがスケッターです。

スケッターは、会社員、学生、フリーターと、さまざまな職業の人が介護現場に立ち、介護職がどんなものなのかを理解するきっかけを与えてくれるサービスで、すきま時間を活用し介護施設で働きたいという人と、短時間でも人手を借りたいという施設をつなぎます。

「介護業務は介護資格を保有しないとできないのではないか?」という疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、実は介護職員の業務の中には資格がなくてもできるものが多く含まれています。

そうした介護業務以外の業務に携われる、つまり介護をしないでも介護現場で働けることはスケッターの大きな魅力の一つです。

実際にスケッターの「おしごとを探す」を見てみると、「見守り・コミュニケーション」や「絵葉書づくりの指導」など無資格・未経験でも自分のスキルを活かした仕事ができることがわかります。

スケッターを使って介護施設で働く具体的なイメージを持つために、以下、スケッター利用者の内訳をみていきましょう。

(2)スケッター登録者の内訳

スケッター登録者の内訳として、男女比・年齢層・居住地域・職業を紹介します。

スケッター登録者の男女比

スケッター登録者の男女比はおよそ4対6の割合となっています。女性のほうがやや多いですが、男性の登録者も多いようです。

スケッター登録者の年齢層

次に、年齢層を見ていきましょう。グラフを見てわかるとおり、スケッター登録者の約60%が20代~30代で、若い世代の登録者が多いことがわかります。

スケッター登録者の居住地域

スケッターは全国で利用可能ですが、お仕事紹介の件数が首都圏に多いこともあり、登録者の9割が首都圏在住です。

ただし、リモートワーク(※)のお仕事もあるため、自分の居住地域にお仕事紹介がないからといってスケッターでお仕事ができないということはありません。


※リモートワーク…仕事をする人が、特定の仕事場に行くのではなく、自宅などで仕事をする働き方のこと

スケッター登録者の職業

次に、スケッター登録者の本職を見てみましょう。

スケッター登録者の7割の方が介護業界以外の業種の会社員です。この数字を見ると、介護職に就いていないたくさんの人が、実は介護に関心を持っているということがわかります。

学生は、今のところ約1割の登録にとどまっていますが、今後サービスの知名度が上がっていけば、職業体験の一環としても需要が高まっていくことが予想されます。

また、介護職員の方の登録は約2割を占めています。スケッターを使えば、自分の職場以外の施設を見てみることができます。仕事のやり方や雰囲気づくりなど、他の施設がどんな工夫をしているのか参考にできるのもスケッターの魅力の一つであり、たくさんの介護職員の方がスケッターに登録する理由となっているようです。

(3)スケッターが活躍できる施設

ここまでスケッターの登録者の内訳を紹介してきましたが、ここではスケッターが活躍できる施設はどういった施設なのか紹介します。

実際にスケッター募集のある施設は主に以下のとおりです。

  • 有料老人ホーム
  • 特別養護老人ホーム
  • デイサービス

スケッターは全国で利用可能ですが、現状、首都圏でのお仕事が多くなっています。しかし、前述のとおりリモートでのお仕事も可能です。

また、スケッターを利用し、首都圏在住の方が地方の施設にお仕事をしに行くというケースもあります。スケッターは居住地から遠く離れた地域に行ってまで、やってみたいと思えるお仕事が見つかる場であるといえるでしょう。

(4)スケッターはリピート率が高い

スケッターに興味を持っている方の中には「施設の雰囲気がわからないから不安」「仕事が大変だったらいやだな」と考える方もいるでしょう。

そんな方々に参考にしていただきたいのが、スケッター利用者のリピート率です。スケッター登録者の中で、何度もお仕事に行っている方の割合は全体の6割にも上ります。

スケッターがサービスを開始したのが2019年8月と最近であることや、多くの方が休日の空いた時間をつかっていることなどをふまえると、たった数か月でリピート率6割を誇っているのは驚異的です。

この6割という数字から、スケッターのお仕事がやりがいがあり「またやりたい」と思えるものであるとわかります。

(5)スケッターになってみよう

何を始めるにも、最初は不安に思うものですが、介護に興味があり、少しでもスケッターを使ってみたいと思った方はぜひスケッターに登録してみましょう。

1度やってみたらお仕事が楽しいと感じるかもしれませんし、施設や仕事内容が自分には合わないと感じたとしても、次回は違うお仕事を選ぶことで自分にぴったりな介護現場に出会えるかもしれません。

スケッターのお仕事は報酬をもらえるので、副業をして稼ぎたいという方にもおすすめです。

さまざまな魅力にあふれるスケッターを活用して、すきま時間に介護業界に足を踏み入れてみましょう。


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