介護ブロガーたんたんです。

今の職場でこれから先も働き続けるのは本当にいいのか?
このように感じている介護職さんは少なくないです。

かく言う私もそのように感じて、地元島根の施設から上京して派遣として介護施設で働き始めました。転職をする時は「介護福祉士の資格を持っていないし、本当にやっていけるのか?」と不安を抱いていました。

「資格がないと転職で苦戦する」と当時の僕も思っていましたし、同じように考える人も多いと思います。

ここで実際に僕が体験した事を踏まえて「資格と転職」について解説していきたいと思います。この記事を通して少しでも資格に固執せずに介護職の転職にチャレンジできる人が増えてくれたらいいと思います。

大事なのは資格の有無ではなくて、豊富な実践経験を積むことである

まず最初に伝えたい事として「資格の有無と現場で活躍できるのか?」というのは別の話だという事です。

資格をたくさん持っている人でも利用者様や家族からの評判が悪くて仕事を進めるのに支障をきたしている人もいますし、無資格の人でも現場で様々な仕事をバリバリこなして必要とされている人もいます。

介護職は現場仕事で人と関わる仕事なのでコミュニケーション能力が必要とされます。

もちろん将来ケアマネージャーや相談員になりたい場合は資格を取得する必要もありますので、自分の将来なりたい姿に資格が必要なら積極的に取りに行ったほうがいいでしょう。

なので「介護職だから資格をたくさん取ったほうがいい」みたいな考えで無闇に資格取得に時間やお金を使うのはあまりオススメできません。あくまで「年収をあげたい」「介護職として必要な人材になりたい」みたいな目的のために手段として資格を取るものです。

個人的には資格の取得に躍起になるよりかは豊富な実務経験を重ねることを意識して働いて欲しいと思っています。豊富な実務経験を積むためには常に新たなことに挑戦する必要があります。

そして何より大事なのが「どのような環境で働くのか?」ということが重要です。介助技術を上げたい人は介護度が高い人を多く受け入れている施設で働くべきですし、コミュニケーション能力を高めたい人は比較的介護度が低い人を多く受け入れている施設で働くのがいいと思います。その時に身につけたいスキルを得るために最適な職場を探し続けることが大事です。そのためには資格は関係なく積極的な転職をするべきです。

介護職のキャリアは同じ施設で出世をすることで作っていくものだと思われますが、経験年数が浅いうちは様々な施設での経験をしたほうが、後々良いキャリアを歩めると思っています。

よく「資格を取得してから転職しよう」という声があるのですけど、それは転職してから資格を取得すればいいですし、資格がないから転職できないわけではないです。

あまり資格には固執することがないように、自分に必要なスキルや知識をその時々で身につけていく柔軟な考えが良いキャリアを歩む上で大事だと思っています。

資格を取得することで転職後の収入を上げることもできる

保有資格をどのように評価するのかは施設によってバラバラです。ある施設では介護福祉士の資格を持っていると月に数万円の手当を出すところもありますが、中には数千円の手当てのみところも多いです。

介護福祉士を取得するために使った数十万円のお金を回収するのに何年もかかる事もあります。なので、資格を取得したら資格を評価してくれる施設に転職することをオススメします

また転職をする際には「何故その資格を取得したのか?」「自分の価値」についてしっかり言語化して伝えられるのか?ということが大切になってきます。転職する際の資格は非常に大きな武器になるのは確かです。

しかしそれを武器として扱えるのか?というのはさらに大切なところです。武器として使うためには、自分をいかに価値がある人材なのかを伝えられるのかが大事になります。自分の能力を評価してくれる場所で働いたほうが、年収も施設内での立場も良くなります。もちろん資格を持っていなくても自分の価値をしっかり伝えられる人は良い転職をすることができます。

実際に介護福祉士を持っていない職員でも、リーダーや主任などの管理業務をしている人はたくさんいます。大事なのは自分が施設に対してしっかり価値を与えられるのか?という部分です。価値を与えられる人材はどの施設に行っても評価されます

資格に固執するのではなくて、自分の得意を介護と掛け合わせる事が大事

資格を持っている介護職員は数多くいます。2018年で介護福祉士を保有している人は全国で約162万人います。

その中で年収をあげていくためには、どのような付加価値を持っているのか?ということです。

付加価値を持っている人材とは具体的には以下のような人材です。
介護職における付加価値とは、

  • 前職で事務職だったので書類の作成が得意である
  • 保育士の養成学校に行っていたのでレクリエーションが得意
  • 前職でマーケティング関係の会社に勤めていたので、介護人材や利用者をサイトやSNSを使って集客をすることができる

介護知識や技術だけではなくて、その人の得意を生かせるのが介護職のいいところです。介護技術や知識がある職員は山ほどいます。その中で自分の得意をいかに現場に生かせるのかが介護職としての市場価値を高めていくために大事なことです。資格はあくまで資格で、現場でどのような活躍ができるのか?ということが大事です。

資格があっても出世しない人はしないですし、資格がなくても価値を提供できている人材はどんどん出世していきます。「資格があればいい」という考えで介護の仕事に向き合っても上手くいかないことが多いです。あくまで資格は良いキャリアを歩むための手段であって、持っていればいいものではないです。

大事なのは付加価値だということを覚えておくといいと思います。

おわりに:頼れるのは自分の経験とスキルである

「資格と転職」について解説をしてきましたが、資格はあるに越したことはないです。しかし、大事なのは資格を取得してからです。資格をとって満足して成長を止めてしまったらどんどん後に入った人に追い抜かれてしまいます。大事なのは「施設や利用者が喜んでもらえるために何ができるのか?」ということを考え続けることです。

介護業界もどんどん変化しているので、新しい情報が出てきます。その新しい情報を取り入れていけるのか?というのも介護職を続けていく上では大事なことです。知識・スキル・経験は大きな武器になります。

常に自分を高めようとする意識を持ち続けることが、介護職で最も大事なことだと思っています。「資格は取らなくていい」と言っているわけではないです。ただ何も考えずに資格を取るのではなくてしっかり目的を持って武器にできるようになって欲しいと思います。資格を武器にして多くの経験を積んで多くの人や施設に必要とされる介護職になって欲しいと思います。

この記事を書いた人

深井 竜次

1993年生まれ。たんたんの名で活動する介護士ブロガー。保育士から介護士に転職した、島根県在住の現役介護士。介護職の正規雇用の給料や勤務形態に疑問を持ち、派遣社員の道を選択。派遣の仕組みを有効活用しながら労働時間を減らし、介護職専門のブログサイトを立ち上げる。アフィリエイトブログを始めて約1年後にブログ収入100万円を突破。介護の現場に立ち続けながら、介護職のリアルな悩みや問題を合理的に解決へ導くブログを日々更新。その働き方や生き方が多くのWEBメディアに取り上げられ、話題となる。2020年2月に著書月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方を出版。

著書:月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方
Twitterアカウント:@tantan4423
ブログ:介護士働き方コム

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