法人格×特徴

「介護業界の法人ってわかりづらい・・」
「医療法人と社会福祉法人の違いってなんですか?」
よく聞かれる質問をウィルオブ介護が整理します

介護業界の法人格をわかりやすく解説

自分の希望する条件の求人を探していた時に、最終どこに応募しようか迷ったときに、運営している会社の法人格で選ぶという方法も1つあります。介護業界の知識を増やすためにも改めて『介護業界の法人格』について理解しましょう。

求人で迷った時にも使えるわね!

社会福祉法人非営利法人

社会福祉法人とは、社会福祉法に基づき設立されるもので、「社会福祉事業を行うことを目的として、この法律の定めるところにより設立された法人」と定義されます(社会福祉法第22条)。社会福祉法人の設立には、事務所がある都道府県(政令指定都市や中核市の場合は市)の認可が必要です。
社会福祉事業の内容も定められており、第一種社会福祉事業として「特別養護老人ホーム」「児童養護施設」「障害者支援施設」「救護施設」などが含まれ、第二種社会福祉事業に「保育所」「訪問介護」「デイサービス」「ショートステイ」などが含まれます。また、社会福祉法人は、公益事業として「子育て支援事業」「入浴、排せつ、食事等の支援事業」「介護予防事業、有料老人ホーム、老人保健施設の経営」などを行うことが認められています。

こんな人が向いてる!?

社会福祉法人には、特別養護老人ホームやグループホーム、デイサービスなどを併設しているところが多く、多くの施設形態での仕事を経験できる可能性があります。介護職としてどんどん技術や知識を高めたいと思っている人にとっては良い環境かもしれません。

★豆知識
社会福祉法人は、特別養護老人ホームのように社会福祉法人しか運営できない施設が存在しますし、たくさんの施設・職種を経験してみたい!という人はデイサービスやグループホームなどなど、いろいろな施設をグループで運営している法人に応募してみるのはいかがでしょう? その施設間で異動が可能なら、わざわざ転職しなくても施設形態別に異なる介護方法を学ぶこともできるでしょう。

医療法人非営利法人

医療法人(いりょうほうじん)とは、病院、医師や歯科医師が常勤する診療所、介護老人保健施設または介護医療院の開設、所有を目的とする法人であり、都道府県の認可を受け、設立します。
医療法人が運営するのは、病院などがもちろん多いですが、介護業界だと医療法人はデイケアや介護老人施設などがあります。

こんな人が向いてる!?

医療業界に興味がある、生活サポートだけではなくリハビリなどの専門分野に携わりたいなど、医療の知識を広げていきたい方にピッタリです。

★豆知識
医療法人では、介護スタッフだけでなく、医療やリハビリ・理学療法士などなど様々なスタッフが働いてることが多くあります。
そのため、他の施設では経験できないような経験を積め、常に新しいことを学べる環境かもしれません。
医療に触れ合いたい方にとっては天職かもしれませんね!

株式会社営利法人

一般の企業と同じ営利法人で誰でも設立可能です。
介護業界への参入は比較的新しいですが、近年どんどん増加傾向にあります。
また事業の目的を幅広く設定できるのも特徴で、新しいサービスを始める施設もあります。

こんな人が向いてる!?

その会社の規模や文化によって異なることがかなりあるようですが、教育体制(研修やレクリエーションなど)が充実していたり、会社によっては自分の努力次第で昇給・昇格が早い会社などもあるみたいです。
自分にとって何を優先すべきかをしっかり考えて、その会社の特徴をよく調べて照らし合わせるのが良いでしょう。

★豆知識
新規事業所を増やしたりしている会社は、その立ち上げに関われたり、新人の育成を任されたりと、仕事の幅がかなり広くなることも。
また、事業所だけではなく、会社の運営に携われることもゼロではないみたいです。
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