介護ワークの読者のみなさんこんにちは。特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】と申します。

私は「はてなブログ」で介護の情報を発信しています。

今回は、介護に興味のある方、これから介護へ転職を考えている方へ向けて、介護の給与条件、昇給を中心に、「介護業態の特徴」、「どこに就職すれば良いのか」について、私のおススメと共に解説します。

本記事では、私の実際の源泉徴収票のスクリーンショットの画像を載せています。

最初に介護の業態を大きく分けますと・・・

  • 居宅系・・・グループホーム、訪問介護サービス、デイサービス
  • 施設系・・・介護老人保健施設、特別養護老人ホーム

まだまだ業態は他にもたくさんありますが、大きくはこの2つに分けられます。

ちなみに、私の介護歴の業態の経験は・・・

  • グループホーム2か所
  • 小規模多機能居宅介護2か所
  • 介護老人保健施設1か所
  • 特別養護老人ホーム3か所

合計8ヶ所経験しています。まあ転職回数が多い事。

しかし、この経験から私は介護職員の中でも、恐らく多くの施設・事業所を経験しているでしょう。そのため介護業態別の仕事内容の違いが分かります。

この様な経験を、これから私と同様、介護に転職する中高年50代の方を中心にむけて、お役に立ちたいと思いブログを書いています。

最初に、介護へ就職するなら私のおススメの業態を結論から申し上げますと「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設」の施設系一択です。

何故、施設系がおススメなのかというと・・・

  • 給料が高い
  • 設備が整っている
  • スキルが身に付く(身体介護技術、認知症など医療的な知識)

■逆に施設系のマイナス点

  • とにかくどこの施設も忙しい
  • 身体介助により体力を使う仕事が中心(腰痛持ちが多い)
  • 人間関係などの職場環境が悪い

こんな感じ。

私の場合、最初の勤め先の業態は、グループホームでした。

グループホームは正確に言えば「地域密着型」「認知症対応型」と言い、利用者は住まいと同じ市町村で認知症の方が利用できる施設です。割と介護度が低めで、自立(歩ける、自身でトイレに行ける等)されている方が多いです。

※1:ただ、後ほど記載しますが、
最初に給料を上げたいのなら特別養護老人ホームがおススメです。

しかし、後々の給料のアップを考えていくと、大手企業の子会社で多くの施設・事業所を抱える有料老人ホームならば、出世によって年収を上げていくことができます。

私が思うに、私同様、中高年なら出世を考えずともいいでしょうが、若い方は今後の生活を考えると出世により年収がアップしていく業態が良いでしょう。

【関連記事:業態別年収と仕事内容】
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介護の職業で収入が上がる3つの条件

①:特別養護老人ホームとグループホームの年収の差

グループホーム当時の給料は、月収が21万円の手取りが16万円ほどで、年収が270万円でした。

グループホーム時代の給料明細【年収:源泉徴収票】

この源泉徴収票は、私が介護業態で最初に勤めた平成27年(2015年)の金額です。年収2,728,940円。(黄色マーカー)

特別養護老人ホームの給料明細【年収:源泉徴収票】

引用:現役介護福祉士の給与明細を暴露!年収を【140万円】上げる具体的な方法 – 介護士しまぞーブログ

上記は平成30年(2018年)介護歴8年目の源泉徴収票です。

年間の給与、賞与の合計金額は4,131,629円でした

平成27年(2015年)の年収と比較すると、この3年で一気に140万円上がっています

この年収アップの要因・・・

  • 平成27年(2015年)は「グループホーム勤務」・・・年収270万円
  • 平成30年(2018年)は「特別養護老人ホーム勤務」・年収413万円

つまりグループホームから特別養護老人ホームへと、違う業態(居宅系から施設系)に転職して年収が140万円アップしたのです。

■なぜこのような施設系への転職によって年収がアップしたのかというと、大きな要因は【賞与】つまりボーナスです。

居宅系で働いていた頃の賞与は、年間で基本給の2か月程度がほとんどでした。
賞与年間:30万円

施設系では、4~5か月分は貰える施設があります。
賞与年間:75万円

この賞与の差が大きいでしょう。 更にこれから②で取り上げる各種手当が違ってきます。

②:給料を上げる手当

転職して年収を上げた要因を、大きく分けると以下の3つの手当が影響しています。

  • 夜勤手当
  • 資格手当
  • 処遇改善加算

それぞれ解説します。

夜勤手当の差

■特別養護老人ホームの夜勤手当はロング夜勤(17時から翌9時まで16時間労働)

8,000円から10,000円/回程度

■グループホームの夜勤手当は3,000円/回程度

夜勤の回数は、1か月当たり4回から6回程度が一般的です。

そもそも夜勤の無い居宅系「訪問介護サービス」や「デイサービス」は、その分収入は低くなりますね。

【関連記事:夜勤に関して】
介護施設の夜勤は、ショートとロングどっちが良い?介護職へ転職する方に向けて! – 介護士しまぞーブログ

国家資格【介護福祉士】資格手当の差

私がグループホームに入職した当時は、就業期間が3年以上必要である国家資格の介護福祉士は取得していないので手当はありません。

特別養護老人ホームでは国家資格を取得して、月あたりの手当が1万円支給されていました。

あと、私の施設では介護福祉士の資格を取得すると基本給が2万円程度上がります。

【関連記事:介護福祉士資格】
介護職員が目指すべき,国家資格【介護福祉士】について徹底的に深掘り! – 介護士しまぞーブログ

介護処遇改善加算

■介護処遇改善加算とは

近年できた国からの職員への手当の制度と考えていいと思います。計算方法は複雑ではありますが、条件を満たせば厚生労働省の試算で月に一人当たり平均で3万7千円支給されています。

■特定処遇改善加算とは

また、更に2019年10月より、特定処遇改善加算が始まり、10年勤続の介護福祉士に月あたり8万円支給する、もしくは年収440万円の介護福祉士を作る制度が実施されています。

しかし、実際にその条件を満たす人全員に支給されるわけではなく、施設・事業所が受け取る処遇改善加算の報酬や申請の方法によって違いが出ています。

また、個人への支給金額も施設・事業所に任されている部分が多く、なかなかうまくいっていない制度なのが現状のようです。

【関連記事:特定処遇改善加算】
施設長必見!特定処遇改善加算をシュミレーションしたら上手く出来ました! – 介護士しまぞーブログ

③:大手企業の子会社で本部機能がある企業で出世する

注意※で記載しましたが、確かに夜勤がないデイサービスや訪問介護の居宅系は施設系よりも年収は低いでしょう。

施設系は役職が年収アップにつながらない

しかし、特別養護老人ホームなどの施設系、小さな単体での事業所は昇給が低いです。
ユニットリーダー、主任と出世しても手当が少ない為、一般企業の様に出世によって収入が増えていく業態では無いですね。

大手企業の子会社が運営するチェーン展開事業所での出世で年収が大幅アップ

大手企業が運営する子会社で、ある程度事業所の数があり、チェーン展開している法人であれば、本部機能があります。

そのような企業であれば、管理者からエリアマネージャー、本部の課長、部長と出世により年収が大幅にアップしていくようです。

ある大手介護法人での求人広告には、以前管理者クラスで年収500万円、本部の部長クラスで年収800万円と宣伝していたのを覚えています。

実際に私が居宅系の大手企業の子会社で働いていた当時、介護の経験年数が6年の同僚が3年目には管理者に抜擢されました。

その管理者も私同様、年収が270万円程度でしたが、管理者になったら年収が400万円にアップしたと当時喜んでいたのを覚えています。

同じ企業で学卒の職員が2年目には、施設長になっていました。

つまり、大手企業の子会社が運営する介護施設・事業所は、新卒が優遇され昇給するシステムがあるようです。

【関連記事:介護職が1000万円稼ぐ道】
介護職から年収1000万円稼ぐまでの3つの方法を紹介! – 介護士しまぞーブログ

転職する際には、上記のような条件で転職エージェントを利用し確認してみるのも良いかも。

まとめ:介護の職業で年収が上がる条件は3つ

今回の記事では年収が上がる条件を3つ挙げて紹介しました。まとめてみますと

  • 施設系の業態に就職すると収入が上がる
  • 夜勤手当、資格手当により収入が上がる
  • 大手企業の子会社が運営する介護事業所に就職すると出世により収入が上がる

みなさん読んで頂いてありがとうございました。また宜しくお願いします。

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