介護予防訪問入浴介護とは、要支援1・2の人を対象にした入浴介助サービスです。利用者の自宅に訪問して行われます。ポイントをまとめると以下の通りです。

  • 入浴介助に特化したサービスなので、介護未経験者でも挑戦しやすい
  • 無資格でもサービスを行うことが可能
  • 転職難易度も低めで、求人数も多いので転職しやすい

サービスの内容や求人情報を詳しく確認していきましょう。

介護予防訪問入浴介護とは?

介護予防訪問入浴介護とは、要支援1・2の方を対象にしたサービスです。入浴の介助を行うサービスのことで、浴槽を積んだ入浴車が利用者の居宅を訪問して、入浴の介助を行います

サービス対象となる要支援1・2の方は、手助けがあれば自立して生活ができる場合がほとんどです。ですので、介護予防訪問入浴介護のサービスは、あくまで入浴の補助であり、利用者が自分でできることは自分でやってもらいます。

要支援状態を維持することを目標にし、自立した生活を阻むことになるような、過度な介護サービスは行わない特徴があります。そのため、訪問する人員も看護職員1人と介護職員1人の2名のみです。

訪問入浴介護のサービスとしては、介護訪問入浴介護と呼ばれるものがありますが、こちらは要介護認定を受けている方に向けてのサービスで、看護職員1人と介護職員2人で行います。介護依存度の高い方に向けたサービスなので、介護予防訪問入浴介護よりもサービスの内容がより細かく、着替えなどの介護も行う点で異なります。

訪問入浴のサービスについては、こちらで紹介しています。

介護予防訪問入浴介護のサービスを行う施設で働くメリット

介護予防訪問入浴介護のサービスを行う施設で働くメリットとしては以下のようなものがあります。

利用者に寄り添うことができ感謝される

介護予防訪問入浴介護のサービスは、利用者の自宅に直接訪問してサービスを提供します。サービス提供時間は1時間程度ですが、この時間のすべてを一人の利用者に使うことができます。

入浴の補助だけでなく、入浴時間が気持ちよくなるように音楽をかけたりお話をしたりして、利用者一人に寄り添ったサービスを提供できます。利用者との絆も深くなりますから、利用者や家族の方の満足度も高くなり、感謝されるという喜びもあるのです。

初心者でも安心して活躍できる

介護予防訪問入浴介護のサービスは、入浴の介助のみを繰り返し行うことになります。入浴以外の業務をすることは一切ありません。

老人ホームなどの介護施設では、排せつや食事、リハビリの補助などさまざまな業務があるので、初心者がすべての業務を覚えるのは大変です。

一方、介護予防訪問入浴介護のサービスならば入浴の介助だけが業務になるので、すぐに仕事を覚えられます。しかも、看護職員と2人一組になって働くので、利用者の容体が悪化しても看護職員がしっかりとケアしてくれるので安心です。

早朝勤務や夜勤などが存在しない

介護予防訪問入浴介護のサービスは、日中の時間帯に利用者の自宅を回ることになります。ですから、早朝の勤務も夜勤もありません。

時間を決めてテキパキと利用者宅を回るので、残業もほとんどなく、生活ペースを崩すことなく、働けるメリットがあるのです。

介護予防訪問入浴介護の主な仕事内容

介護予防訪問入浴介護の主な仕事内容は、全身浴・部分浴、清拭、体温・血圧・脈拍等の測定、更衣の介護 の4つです。

これらの業務を看護職員と一緒に行います。所要時間は、利用者一人あたり45~60分程度です。入浴後は爪切り、軟膏や保湿クリームの塗布といったケアも必要に応じて行いますが、あくまで介護予防のサービスなので、自立を妨げる支援は行わないように注意する必要があります。

どんな転職先・求人があるの?

介護予防訪問入浴介護のサービスは、訪問入浴介護の施設で提供されています。訪問入浴介護の施設の求人を確認しておきましょう。(※2020/10現在の情報です。情報は変わる可能性があります。)

訪問入浴ケアのパートスタッフの求人

訪問入浴オペレーターが搬入した器材の設置などを用いた入浴準備・入浴介助を行う仕事です。利用者とコミュニケーションをとりながら、楽しい入浴の時間をつくり出します。女性限定の求人で、無資格でも応募可能です。1訪問につき1,470円が給与として支払われます。

訪問入浴ヘルパーの正社員求人

入浴介助(洗身、洗髪等)及び各報告書などの作成業務が仕事内容です。3人一組のチームで勤務となります。無資格でも応募可能で、月給 218,100円です。

最新の求人はこちらからご覧ください。

介護予防訪問入浴介護サービスで働くことの大変さ

介護予防訪問入浴介護サービスは体力面での大変さがあります。決められた時間内にサービスを行い、次の利用者のもとに向かわなくてはなりません。利用者に安らぎを提供しつつも、テキパキと動かなくてはならない大変さがあるのです。

また、看護職員と二人三脚で行うサービスなので、看護職員とうまく連携を取り合う力が必要とされる大変さもあるのです。

介護予防訪問入浴介護で働くには資格が必要?

介護予防訪問入浴介護は、入浴業務のみを行うサービスです。そのため、入浴業務の手順を徹底的に覚えれば良いので、資格は必要ありません。働きながら仕事を覚えていけば良いとしている施設も多く存在しています。

しかし、介護予防訪問入浴介護のサービスを受けるのは、手助けが必要な高齢者です。きちんと介助するために、ある程度の介護スキルはあった方が良いといえるでしょう。

数か月で取得可能な介護職員初任者研修の資格を取ると就職や仕事で活用できるでしょう。

介護予防訪問入浴介護に転職するのは難しい?

最近の介護業界は、在宅介護が推進されてきています。介護予防訪問入浴介護サービスは、在宅介護を支えるサービスなので、需要はかなり高いです。施設も増えてきているので、求人は一定数あり転職難易度は低めといえるでしょう。

訪問入浴介護の施設は、資格不要でも就職できますが、資格があったほうが給与や待遇がよくなるので、介護の入門資格である「介護職員初任者研修」の資格は取っておくと有利です。

介護職員初任者研修についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

介護職員初任者研修は最短1か月で取れますので、就職対策として取得しましょう。

おわりに:介護予防訪問入浴介護サービスは介護初心者でも行えるサービス

介護予防訪問入浴介護サービスは、要支援1・2の人を対象にしていて、入浴介助以外の業務はありません。ですので、介護職未経験であったり、無資格であったりする人でも施設の研修でできるようになるサービスです。

介護予防訪問入浴介護サービスは、訪問入浴介護施設で行われています。介護予防訪問入浴介護サービスを行いたいと考えた方は、ぜひ訪問入浴介護施設への転職・就職を目指してみましょう。

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